iPhoneは毎年9月に最新モデルが発売され、以下のような流れで売れていく。
- 発売直後は僕のようなiPhone好き・ガジェットオタクが飛びつくことで売れまくる
- その後は徐々に売上げを落としながら、高い人気をキープする
- 年度末(1月〜3月)の新生活商戦で旧モデル中心に売れる
ここでポイントになるのは、
iPhone最新モデルの発売、旧モデルの値下げは「9月」に行われる
ということだ。
つまり、最新モデル・値下げされた旧モデル、どちらを狙うにしても「9月〜10月」が一番お得と言える。
この記事では、2024年9月現在の「今」iPhoneを買うなら、どのモデルがおすすめかを、毎年iPhoneを買うiPhoneマニア目線で紹介しようと思う。
また、ただおすすめを紹介するのではなく、目的ごとに最適なiPhoneを紹介するので、要点だけ知りたい方は、下記リンクをタップして目的の情報だけ読んでくださいね。
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サクッと分かるタイプ別のおすすめiPhone
まず、最初に結論を書いておこうと思う。
※詳しい理由は後述
僕がタイプ別でおすすめするのは以下のモデル。
最新のハイスペックモデル
2024年9月現在の最新モデルは、iPhone 13シリーズ。
- ハイスペックで高価な「iPhone 13 Pro」
- 内部スペックはそのままで、カメラの性能を落とした「iPhone 13」
スペックの差異は少ないが、Proを選ぶ基準は以下の3点だろう。
- 最新のハイスペックモデルが欲しいかどうか
- カメラ機能のうち「望遠カメラ」を使うか
- 夜景など「夜の撮影」が多いかどうか
スペックは多少異なっても「サイズがほぼ同じ」というのもポイント。
iPhone 11までは「下位モデル」という印象が強かったが、iPhone 13はスペック重視の方でも満足できる仕上がりとなっている。
コスパの高いモデル
2024年9月現在コスパが高いと感じるモデルは、以下の2つ。
価格が安いのは「iPhone SE(第2世代)」。SIMフリーでも「税込5万円以下〜」と恐ろしくコスパが高い。価格重視ならこれで間違いない。
だが、基本は「iPhone 8」なので真新しさはない。なので、僕はiPhone 12をおすすめする。
価格が安い中古のiPhone
中古iPhoneは数多く販売されており人気もあるが、これは「iPhoneの価格が高い」ことに起因していた。
しかし、2024年現在としては、最安モデルとして5万円以下で購入できる「iPhone SE(第2世代)」があるので、中古を積極的に選ぶ理由は薄い。
- 49,800円(税込)と安い!
- プロセッサはiPhone 11 Proと同じ
- ストレージも最低64GBと十分
【機種変更】今使っているiPhone別おすすめモデル
機種変更については、モデル毎に解説記事を用意しているので、以下の記事を参考にして欲しい。
2024年9月時点でのiPhone販売状況
以降は、2024年9月時点のiPhone販売状況や、タイプ毎のおすすめなどを、他のモデルとの比較を通じて紹介しようと思う。
iPhoneの販売状況は、新モデル発売に伴う「毎年9月」に変わる。
直近では2021年9月に変わったのだが、簡単にまとめると以下のようになる。
モデル名 | 発売年月 | Apple | 大手キャリア | 格安SIM | 実勢価格 |
---|---|---|---|---|---|
iPhone XS | 2018年9月 | × | × | × | 販売終了 |
iPhone XR | 2018年10月 | × | △ ※在庫限り |
× | 販売終了 |
iPhone 11 | 2019年9月 | ○ | ○ | ○ | 61,800円〜 |
iPhone 11 Pro | 2019年9月 | × | × | × | 販売終了 |
iPhone SE(第2世代) | 2020年4月 | ○ | ○ | ○ | 49,800円〜 |
iPhone 12 / 12 mini | 2020年10月 | ○ | ○ | ○ | 69,800円〜 |
iPhone 12 Pro / Pro Max | 2020年10月 | × | △ ※在庫限り |
× | 販売終了 |
iPhone 13 / 13 mini | 2021年9月 | ○ | ○ | × | 86,800円〜 |
iPhone 13 Pro / Pro Max | 2021年9月 | ○ | ○ | × | 122,800円〜 |
iPhone SE(第2世代)からiPhone 12までは、「おおむね1万円刻み」で値段が上がる
というのが特徴。
この結果、販売する携帯キャリアにおいても以下のような棲み分けが完成する。
- 「Pro」系のハイスペックモデルは、大手キャリアのみ
- それ以外のモデルは、Y!mobileなどサブブランドでも販売
- 「iPhone SE(第2世代)」は格安SIMでも販売
ハイスペックな最新モデルを購入するなら「iPhone 13」
ハイスペックモデルとして候補に挙がるのは、以下の2モデル。
- 最新モデルの「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13」
- 販売終了となった、1世代前の最新モデル「iPhone 12 Pro」
2017年に発売した「iPhone X」以来、Appleは最上位モデルを1年で販売終了するスタイルとしている。
2024年9月現在は、iPhone 12 Proもまだまだ流通しているが、時間の経過と共に減っていくので、実質的にはiPhone 13シリーズのみが候補になっていくる。
この中で、僕がおすすめしたいのは、「iPhone 13」だ。
2019年モデルの「iPhone 11シリーズ」までは、基本的に上位モデルの「Pro」をおすすめしていた。
最大の理由は、誰もが常に目にする「ディスプレイ」の違いが大きかったため。
- iPhone 11 Proは有機EL(OLED)
- iPhone 11は液晶(LCD)
文字にすればこれだけの話で、何が違うのかと思うだろうが、ベゼルの幅が全く違っていた。
上記画像はiPhone XRとiPhone XSの比較だが、黒い縁がiPhone XRの方が広い。
また、解像度も劣っており、比べればわかる程度の違いだが、「スペックの劣る下位モデル」という印象はぬぐえなかった。
しかし、iPhone 12以降はこの弱点が解消。
Proと同様の有機ELを搭載し、さらにコンパクトな「mini」を展開した。
欧米人に比べて、日本人は手が小さいため、「コンパクトモデル」の人気は高い。
ついついハイスペックな「Pro」に目が行きがちだが、「無印iPhone」の魅力が大幅に増している。
コスパの高いモデルを買うなら、「iPhone SE(第2世代)」が筆頭。次点は「iPhone 12」
続いて、コスパの高いモデル。
これは発売から1年以上経過し、旧モデルとして値下げされたモデルが対象となるのが通常。
- とにかく安価な「iPhone SE(第2世代)」
- 値下げされた「iPhone 12」
この2モデルが軸になるだろう。
コスパの高さでいえば、「iPhone SE(第2世代)」の魅力は圧倒的。
正直僕が詳しく解説しなくても、価格の安さ一点で「買い」といえる。
「進化」を体感したいなら「iPhone 12」
iPhone SE(第2世代)の数少ない欠点をあげれば、画面が4.7インチと「今時」にしては小さいことと、代わり映えがしないことだ。
近年のiPhoneは高いので、機種変更ペースは「3年に1回程度」となっている。
そんな方におすすめしたいのは、2020年モデルとなる「iPhone 12」
「底値のiPhone 11ではないのか?」と思うだろうが、iPhone 12は数年ぶりの大規模リニューアルモデルで、スペックがかなり向上している。
- 5G対応
- iPhone 5sっぽい、フレームがエッジのある角張ったデザインに
- 有機EL(OLDE)ディスプレイ採用
- プロセッサが進化(A13→A14)
- 耐水性能が「水深6メートルで最大30分間」に進化
- MagSafe対応で、アクセサリの装着、ワイヤレス充電が便利に
とくに大きいのは5G対応と、有機EL(OLED)ディスプレイの採用。
「5Gなんてまだエリアも狭いし意味ないよ」と思う方も多いだろうが、旧モデル狙いの方は同じモデルを長く使う傾向が強いので、数年使ううちに5Gが普及してくる可能性が高い。
そうなったときに買い替えるくらいなら、対応モデルを購入する方がよいと思う。
また、普段の利用時に違いを実感できるのが有機ELを採用していること。
iPhone 11は液晶なので、有機ELの方が「黒の没入感」に優れている。とくに動画をよく見るかたで、長く使うなら有機ELモデルの方がよいだろう。
中古は強くおすすめしない
iPhoneは一時期ほどは勢いがなくなったものの、日本では断トツ人気No.1のスマホ。
それを支えているのは「リーセル価格の高さ」で、中古市場で人気なのも実はiPhone。
この理由はブランド力もあるが、2015年辺りからiPhoneの価格が高くなったことに起因する。
7万円〜15万円
くらいの価格帯なので、安価なiPhoneとして中古が選ばれていた。
しかし、これも2020年4月のiPhone SE(第2世代)の登場で流れが変わり、iPhone 12シリーズの登場でラインアップが完成した。
以下の表は2024年9月現在、Apple Storeで販売されているiPhoneの最低価格。
モデル名 | 発売年 | ストレージ | 価格(税込) |
---|---|---|---|
iPhone 13 Pro | 2021年 | 128GB | 122,800円〜 |
iPhone 13 | 2021年 | 128GB | 86,800円〜 |
iPhone 12 | 2020年 | 64GB | 69,800円〜 |
iPhone 11 | 2019年 | 64GB | 61,800円〜 |
iPhone SE 第2世代 | 2020年 | 64GB | 49,800円〜 |
注目はiPhone 12以下のモデル
4万円台から始まり、1万円足すごとに徐々にスペックが上がっていく構成。
「なるほど、このラインアップが作りたかったのか」と納得した。
必要なモデルも選びやすく、Androidのミドルクラスと比較しても価格負けしない。
逆にいえば、積極的に中古を選ぶ理由はなくなった。
中古でもiPhoneは2万円程度するので、プラス1万円程度で新品が買えると分かれば、新品を選ぶ人も多いからだ。
【機種変更】今使っているiPhone別おすすめモデル
機種変更については、モデル毎に解説記事を用意しているので、以下の記事を参考にして欲しい。
終わりに
以上が、今購入するiPhoneのおすすめモデルとなる。
比較的高スペックなモデルをオススメしているが、せっかく新しいスマホを買うなら、「生活をより便利にして欲しい」と思うからだ。
僕はスマホ好きなので、どうせ買うなら「進化」を体感して欲しいと思っている。
その他にも、iPhoneは年々進化しているのでせっかくなら新機能も体験して欲しい!
この記事でおすすめしたiPhone
この記事でおすすめしたiPhoneをまとめて紹介します。
SIMフリーも候補になると思いますが、注意点もあるので気になる方は以下の記事をご覧ください。
最新のハイスペックモデル
2024年9月現在の最新モデルは、iPhone 13シリーズ。
- ハイスペックで高価な「iPhone 13 Pro」
- 内部スペックはそのままで、カメラの性能を落とした「iPhone 13」
スペックの差異は少ないが、Proを選ぶ基準は以下の3点だろう。
- 最新のハイスペックモデルが欲しいかどうか
- カメラ機能のうち「望遠カメラ」を使うか
- 夜景など「夜の撮影」が多いかどうか
スペックは多少異なっても「サイズがほぼ同じ」というのもポイント。
iPhone 11までは「下位モデル」という印象が強かったが、iPhone 13はスペック重視の方でも満足できる仕上がりとなっている。
コスパの高いモデル
2024年9月現在コスパが高いと感じるモデルは、以下の2つ。
価格が安いのは「iPhone SE(第2世代)」。SIMフリーでも「税込5万円以下〜」と恐ろしくコスパが高い。価格重視ならこれで間違いない。
だが、基本は「iPhone 8」なので真新しさはない。なので、僕はiPhone 12をおすすめする。
価格が安い中古のiPhone
中古iPhoneは数多く販売されており人気もあるが、これは「iPhoneの価格が高い」ことに起因していた。
しかし、2024年現在としては、最安モデルとして5万円以下で購入できる「iPhone SE(第2世代)」があるので、中古を積極的に選ぶ理由は薄い。
- 49,800円(税込)と安い!
- プロセッサはiPhone 11 Proと同じ
- ストレージも最低64GBと十分
【機種変更】今使っているiPhone別おすすめモデル
機種変更については、モデル毎に解説記事を用意しているので、以下の記事を参考にして欲しい。
今一番コスパの高いモデルは「iPhone 12」
iPhoneの最新モデルの「iPhone 13」と「iPhone 13 Pro」は、価格が高いです。
2019年モデルの「iPhone 11」は、2度目の値下げが実施され今が底値ですが、高コスパモデルとしては「iPhone 12」をオススメします。
- 契約事務手数料が無料の、オンラインショップを活用する
- ストレージは「128GB」を推奨
- カラーはトレンドに左右されず、「好み」で選ぶ
今はとにかくスマホが高いので、少しでも節約しましょうね。
ドコモでiPhoneを買うならオンラインショップがおすすめ
購入手続きはオンラインショップで行うのがおすすめです。
利用するメリットは、以下のようなものがあります。
- 24時間受付可能
- 2,750円以上の購入で送料無料
- 全手続きで事務手数料が「完全無料」
- キャンペーンが多い
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
ドコモ最新キャンペーンページで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください!
注目の料金プラン「ahamo」・「5Gギガホプレミア」
2021年3月以降、料金プランが大きく変わります。ほとんどの方はプラン変更する価値があるので理解しておきましょう。
「ahamo」が目立っていますが、1,000円値下げされて、テザリング込みで「データ通信無制限」の「5Gギガホプレミア」はヘビーユーザー要チェックプランです
元携帯ショップ店員の僕も驚くようなプランで、各社同種のプランを出しましたが、以下の記事で詳しく解説しています
iPhoneを格安SIMで使うなら、Y!mobileがおすすめ
iPhoneで格安SIMを使うなら、Y!mobileは大半のモデルが「通信設定プロファイル」のインストール不要で便利です。
- 格安SIMなのに、通信品質がソフトバンク回線と同等で混雑しない
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2024年9月現在、オンラインストアはお得なキャンペーンが豊富なので、是非最新キャンペーン紹介記事も参考にしてくださいね!
通話をあまり使わないなら、UQ mobileも視野に入れてみよう
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UQ mobileとY!mobileの違いを、通話料金・データ通信・キャンペーンの観点から徹底比較し、それぞれに向いている人について解説しているので、以下の記事も合わせてご覧ください。
歴代iPhoneのレビュー記事
iPhoneは旧モデルになっても、3年程販売されるので参考になると思います!
2011年発売のiPhone 4S以来、iPhoneを毎年購入している管理人が、これまで書いて来たiPhone関連レビューを、iPhoneカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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