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SIMフリーiPhone購入後の通信キャリアをどうする?設定が楽でお得なキャリアをピックアップ

SIMフリーiPhoneの魅力とおすすめのキャリア

Appleが販売するSIMフリーiPhoneは、「iPhone 5s」が最新モデルだった、2013年11月から日本で販売されている。

これらが特徴となるが、日本で販売されているモデルについては、ドコモなど大手キャリアが販売する「キャリア版」と違いはない

チー
2021年9月までに発売された、キャリア版iPhoneはSIMロックがかかっています。

なので誤解されがちだけど、SIMロック解除すればSIMフリー版とまったく同じものになります

SIMフリーiPhoneはキャリアのような分割払いではなく、一括払いが前提となるため、相対的に価格が高く見えてしまい、どちらかといえば「Appleファン」や「詳しい人」が購入する傾向にあった

しかし、2019年10月からは改正電気通信事業法の施行に伴い、全キャリア「分離プラン」が導入され、端末値引きが制限された。

どこで買っても同じならAppleで買おうかなぁ……。

そのように考える方も今後は増えるだろう。そして、SIMフリーiPhoneを購入すれば、通信キャリアの縛りもなくなる。

「ついでに格安SIMへ乗り換えてしまおう」と考える方も増えるだろう。

この記事では以下を紹介しようと思う。

  • SIMフリーiPhoneの販売状況
  • キャリア版、海外版SIMフリーiPhoneとの違い
  • 設定が楽な通信キャリア

この記事の掲載内容は、2021年12月18日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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SIMフリーiPhoneの販売状況

iPhoneの販売状況

2024年4月時点における、Appleや大手キャリアにおけるiPhoneの販売状況は以下の通り。

モデル名 発売年月 Apple 大手キャリア 格安SIM 実勢価格
iPhone XS 2018年9月 × × × 販売終了
iPhone XR 2018年10月 ×
※在庫限り
× 販売終了
iPhone 11 2019年9月 61,800円〜
iPhone 11 Pro 2019年9月 × × × 販売終了
iPhone SE(第2世代) 2020年4月 49,800円〜
iPhone 12 / 12 mini 2020年10月 69,800円〜
iPhone 12 Pro / Pro Max 2020年10月 ×
※在庫限り
× 販売終了
iPhone 13 / 13 mini 2021年9月 × 86,800円〜
iPhone 13 Pro / Pro Max 2021年9月 × 122,800円〜

iPhoneは「廉価版モデル」を提供しないかわりに、型落ちとなった「旧モデルiPhone」を値下げし、販売継続する形で価格重視ユーザーの要望に応えている

型落ち(旧モデル)iPhoneの狙い目を解説

近年は、発売から3年程度販売するのが「慣例」となっており、直近では2021年9月の「iPhone 13シリーズ」発表に伴い、以下のような変更が行われた。

iPhone 13・iPhone 13 Pro発表!

価格的には、2019年までは2年以上使えばキャリアで買う方が安く、SIMフリー版は高いという状況だった。

しかし、2019年10月の改正電気通信事業法の施行にともない、iPhoneを販売する全キャリアの販売方式は変わった。

各社名称はさまざまだが、4年契約の「リースプラン」とい位置付けで、2年後の端末返却を前提に値引きするというもの。

ドコモの販売価格を例に紹介すると、以下のような価格になる。

容量 価格
Apple docomo
定価 スマホおかえしプログラム
実質負担額
64GB 49,800円 57,024円 38,016円
128GB 55,800円 62,568円 41,712円
256GB 販売終了 75,240円 50,160円
  • 定価はキャリアの方が高く、2年で買い替えるなら安い
  • 2年以上使うなら、端末が手元に残るし、SIMフリー版の方が安い

このような構図になり、特にiPhoneは今や3年以上使う方も珍しくないため、キャリアで購入するメリットは薄いと思う

この時、1つ覚えておいて欲しいことがある。

チー
「SIMフリーiPhone」というと特別な存在に思えますが、キャリアが販売するiPhoneとまったく同じものなんです
分離プランで通信費は安くなるのか

日本国内版(Apple・キャリア)と海外版iPhoneに違いはあるのか?

Apple Store

iPhoneは同じ製品(iPhone 11など)でも、国よって対応するLTEバンド・周波数が異なるため、販売国によって「モデル番号」を分けている

日本に関して言うと、iPhone 7」以来、長らく日本専売モデルが存在したのだが、2019年9月発売の「iPhone 11」以降は専売モデルではなくなった

つまり、日本で販売されているモデルは、キャリアで買おうとAppleで買おうと同じもの。

ざっくり、区分けすると以下のような感じだ。

モデル名 日本で販売されるモデル
日本専売モデル グローバル版
iPhone 6sまで ×
iPhone 7〜iPhone XS・XR ×
iPhone 11以降 ×

日本専売モデルが登場したのは、「Apple Pay」がFeliCa方式に対応したことと深い関係があると思われるが、公式には発表されていない。

日本専売モデルを日本で買う分には特にデメリットはないのだが、海外版を購入する場合、「技適マーク」がないため厳密な意味で日本国内での利用は電波法違反になるという難点があった。

iPhone 11・iPhone 11 Proはグローバル版のため、中国版以外は技適マークに対応しています

海外版SIMフリーiPhoneは「カメラのシャッター音が消せる」が、対応するLTEバンドに注意

海外版SIMフリーiPhone

そして、iPhone 5の頃まで「ドコモ回線が使える」と、一部の人達がもてはやした「海外版SIMフリーiPhone」。

日本国内でも普通に販売されるようになった今、為替相場によっては日本より安く買えることが注目されがちだが、海外版SIMフリーiPhone最大のメリットは「カメラのシャッター音が消せること」

海外版SIMフリーをかうならiPadがおすすめ

日本においては盗撮防止などを目的に、「メーカーの自主規制」として、シャッター音はマナーモードであっても必ず鳴る。

しかし、そのような制度がない海外において、シャッター音はボリュームと同じく調整可能となっている

また、iPhone XS以降は、「eSIM」によるデュアルSIMにも対応したが、中国・香港版のみSIMカード2枚挿しによるデュアルSIMに対応している

個人と会社の回線でデュアルSIM

これらのメリットを重視し、わざわざ海外版を輸入する人も一定数はいる。

最新モデル「iPhone 12シリーズ」に関していえば、中国版も日本で使えるLTEバンドは全てサポートしているため、日本国内での利用に支障は無い

また、海外のApple Storeで購入するならAppleCare+など延長保証にも加入可能だが、輸入すると保証面が弱いという欠点もある

チー
海外版SIMフリーiPhoneは、基本的に「自己責任」での導入のなので、初心者にはおすすめしません

SIMフリーiPhone購入後、通信キャリアを乗り換える方に伝えたい「大事なこと」

iPhone XRコーラル

以降は、SIMフリーiPhoneの購入を機に、通信キャリアを乗り換えようと考えている方向けの情報。

SIMフリーiPhone購入を機に通信キャリアを乗り換えようと思う方に、1つ知っておいて欲しいことがある

チー
ドコモ・au・SoftBankを使っていると気づかないけど、SIMカードを挿したら、すぐに通信できるキャリアばかりじゃありません

ドコモ・au・SoftBankはSIMをさせば、SIMフリー版もすぐ使える(APN設定不要)

大手キャリアのiPhoneはSIMをさせばすぐ使える

大手キャリア(ドコモ・au・SoftBank)のSIMカードを挿してiPhoneを使う場合、SIMを挿してしばらく待てば勝手に通信できるようになる

これが「当たり前」と思っている方が多いが、これはiPhoneを公式に販売するキャリアだからできることだ。

いわゆる「格安SIM」で利用する場合は、「通信設定プロファイル」というものをインストールする必要がある

手順そのものは大した手間ではないのだが、大手キャリアと比較すると「面倒な作業」であることには変わりない。

また、よくある事象として、SIMカードを差し替えたとき、元々のプロファイル設定が残っていて、通信できないなんてことがあるので、色々ややこしい面がある。

その点、大手キャリアはiPhone本体に通信設定情報(APN情報)が組み込まれており、SIMを挿せばすぐに使えるようになる。

iPhoneのAPN設定はプロファイルで

Y!mobile・UQ mobileなど「サブブランド」も一部モデルはプロファイルインストール不要

Y!mobileもSIMをさせば基本はすぐに使える

APN設定不要で使ええるという特徴は、「大手キャリアに許された特権」ともいえたのだが、例外と言える格安SIMがある。

「サブブランド」と呼ばれる、以下の格安SIMだ。

これらの業者は格安SIMに分類されるが、グループ会社のメリットを活かし、iPhone SE(第2世代)を公式に販売している

ただ、サブブランドでも実は対応が分かれている。

Y!mobileは自身が販売しないモデルも、プロファイルインストール不要

比較して一覧にまとめると以下のようになる。

モデル名 プロファイル設定の要否
Y!mobile UQ mobile
iPhone 5s ×
iPhone 6 ×
iPhone 6s
iPhone SE(第1世代)
iPhone 7
iPhone 8
iPhone X
iPhone XS
iPhone XR
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 12
iPhone 12 Pro
iPhone 13
iPhone 13 Pro
iPhone SE(第2世代) ×

iPhone 13」も、プロファイルインストール不要で使えるのがポイント。

ここは同じサブブランドでも「UQ mobile」との大きな違いだろう。

チー
優遇されているサブブランドの中でも、Y!mobileは特別な対応をしているみたい
Y!mobileのSIMをさす

格安SIMは基本的に通信設定プロファイルのインストールが必要

BIGLOBEのアンテナピクトが立つ

そして、残る格安SIMについては、基本的にすべて「通信設定プロファイル」のインストールが必要となる

一部例外はあるが、その点は認識しておいた方がよいだろう。

iPhoneのAPN設定はプロファイルで

SIMフリーiPhoneでおすすめのキャリアは「Y!mobile」

Y!mobile

前置きが長くなったが、ここまでの内容を踏まえて、SIMフリーiPhoneを利用する場合、おすすめのキャリアを紹介しようと思う。

チー
総合力で「Y!mobile」が一番のおすすめ!

Y!mobileをおすすめするポイントは、Apple本体とも強い関係を構築していることがあげられる

Apple Storeでの購入時にSIMが無料でもらえる

Apple StoreでSIMフリーiPhoneを購入するとき、実はY!mobileのSIMを無料でもらうことができる。

ワイモバイル SIMスターターキット」と呼ばれるものだ。

契約事務手数料が「無料」になるのでメリットも大きい。

ただ、SIMフリー版を購入する方は、ネットで通信契約が普通にできる方が多いと思うので、「SIMスターターキット」より各種キャンペーンを活用した方がお得だと思う。

チー
SIMのみ契約でお得な契約方法などを解説しているので、以下の記事もチェックしてみてください
Y!mobile最新キャンペーン情報ゆりちぇるアイキャッチ
\ 3,300円分の契約事務手数料が無料 /

Y!mobileオンラインストアをチェック

終わりに

憧れのSIMフリー

SIMフリーiPhoneを買う

というのは、はじめての時みんな緊張する。

キャリアで購入する場合「分割払い」が多いため、心理的ハードルが下がるが、Apple Storeでは「一括払い」が基本なので金額の高さにビビってしまう……。

しかし、このハードルを乗り越えて、「SIMフリーの自由さ」を体感すると大抵はリピート購入するイメージが強い。

チー
SIMロック解除すれば同じだけど、「一手間がない」というのが快適!

この記事では、SIMフリーiPhoneを使う場合の通信キャリアとして、「Y!mobile」をおすすめしたが、せっかくのSIMフリーなので、いろんなSIMを使って「自由さ」を体験して欲しい

iPhoneの最新モデルの「iPhone 13」と「iPhone 13 Pro」は、価格が高いです。

2019年モデルの「iPhone 11」は、2度目の値下げが実施され今が底値ですが、高コスパモデルとしては「iPhone 12」をオススメします。

iPhone 12は5G対応し、ディスプレイも有機ELになってキレイなので、長く使うならiPhone 11よりオススメです!
買い方のポイント
チー
一番大事なのは、オンラインショップで購入することです
今はとにかくスマホが高いので、少しでも節約しましょうね。
iPhone 12 Pro・12 mini長期利用レビュー
型落ち(旧モデル)iPhoneの狙い目を解説

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