2018年10月に発売し、安価なiPhoneとして3年間販売されていた「iPhone XR」。
同時に発表された「iPhone XS」と比較すると地味なモデルだったが、使いやすい「次世代iPhone」として、モデル末期は高い人気を誇った。
- カラーバリエーションが「6色」と豊富
- 生体認証が「Face ID」
- シングルカメラでポートレートモードに対応
しかし、2021年9月の「iPhone 13」シリーズ発売に伴い販売終了。
初期に購入した人は、3年ほど経つわけで、そろそろ機種変更を考える人が出てくる。
と悩むだろう。
この記事では、iPhone XRから機種変更する際の、オススメiPhoneを紹介しようと思う。
また、ただおすすめを紹介するのではなく、現在利用しているキャリアごとに最適なiPhoneを紹介するので、要点だけ知りたい方は、下記リンクをタップして目的の情報だけ読んでくださいね。
他モデルをお使いの方は、以下の記事をご覧ください。
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2024年時点のiPhone XRユーザーの傾向
2024年12月時点でiPhone XRを使っているのは、主に以下の方だろう。
- 大手キャリア(docomo・au・SoftBank)でiPhone XRを使っている
- AppleのSIMフリー版を購入し、格安SIMなど通信キャリアを自由に選んで使っている
3年間販売されていたので、購入時期はバラバラだろうが、2024年12月現在機種変更を考えている方は、購入当時「最新モデル」として購入している人が多いと思う。
iPhone XRはまだ頑張れる
iPhoneは製品寿命が長いため、3年前のモデルといわれてもそんなに古い気はしない。
最新OSの「iOS 15」は、2015年発売の「iPhone 6s」すらサポートしており、もっと古いiPhoneを使っている人も多いからだ。
なので、iPhone XRに今のところ不満がないなら、機種変更せずそのまま使い続けるもありだと思う。
我が家では、母が今でも使っている。
2018年モデルのiPhone XRが古くさくなるのは、最低あと2年先だろう。
iPhone XRユーザーが機種変更するなら「iPhone 12シリーズ」一択
それでも機種変更したい方に、オススメといえるのは「iPhone 12シリーズ」しかない。
iPhone 11では変化がないし、iPhone 13は最新モデルで高いわりに、進化に乏しいからだ。
近年でiPhoneが大きくかわったのは、2020年10月に発表された「iPhone 12シリーズ」。
- 5G対応
- iPhone 5sっぽい、フレームがエッジのある角張ったデザインに
- 全モデルが「有機EL」ディスプレイに
- ベゼルを削ってディスプレイがより広く
- プロセッサが進化
- 耐水性能が「水深6メートルで最大30分間」に進化
- MagSafe対応で、アクセサリの装着、ワイヤレス充電が便利に
- 同梱アクセサリは「USB-C-Lightningケーブル」のみに
5G対応がどうしても話題になるが、カメラがより進化したり、地味にスペックアップしている。
そして、実使用上もっとも大きな違いが、有機ELを採用したことで、画面サイズは変わらず、かなりコンパクトになっていることだ。
iPhone XR | iPhone 12 | |
---|---|---|
ディスプレイ | 液晶 | 有機EL |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ | |
高さ | 150.9 mm | 146.7 mm |
幅 | 75.7 mm | 71.5 mm |
厚さ | 8.3 mm | 7.4 mm |
重量 | 194 g | 162 g |
全体的にコンパクトになり、重量は「32グラム」も軽くなる。
スマホにはケース・フィルムなどを使える人が大多数なので、40グラム程度は増えるもの。
ケース・フィルムをつけても「200グラム」程度になる
このインパクトはかなり大きく、「軽さ」を実感できるだろう。
以下は、iPhone 11とiPhone 12 Proの比較だが、サイズ感はまったく同じなので参考にして欲しい。
画面サイズは変わらず・きれいになり、コンパクトで軽いのだからデメリットはゼロとすら思う。
画面サイズが小さくてもよいなら「iPhone 12 mini」
iPhone 12シリーズは、「mini」というコンパクトモデルも展開されている。
重量は「133グラム」とさらに軽く、手のひらに収まるコンパクトさが魅力。
コンパクトなiPhoneといえば、4.7インチの「iPhone SE(第2世代)」が思い浮かぶが、実はiPhone 12 miniの方がコンパクト
ディスプレイが大きいので誤解されるが、iPhone 12 miniの方がコンパクト。
コンパクトさを重視するなら「iPhone 12 mini」
というのは覚えておいて欲しい(笑)
iPhone 12よりも、平均1万円程度安いのも魅力だ。
ただ、コンパクトな分、バッテリー駆動時間は短くなるし欠点もあるので、利用スタイルによって判断して欲しい。
契約種別毎のおすすめ購入方法
2024年12月時点のiPhone XRユーザーは大きく分けると、以下のパターンだろう。
- 大手キャリア(docomo・au・SoftBank)でiPhone XRを使っている
- AppleのSIMフリー版を購入し、格安SIMなど通信キャリアを自由に選んで使っている
タイプ別で、おすすめの購入方法と対象機種を紹介しようと思う。
大手キャリア・サブブランドユーザーは「キャリアで購入」
iPhone 12は数多くのキャリアで販売されていることが、最大の特徴といえる。
従来「最新モデルのiPhone」は、大手キャリア(docomo・au・SoftBank)でしか販売されないものだった。
ところが、iPhone 12シリーズはサブブランドとはいえ、「Y!mobile」や「UQ mobile」でも販売されている。
このため、利用しているキャリアで購入できる可能性が高いので、素直に機種変更で購入するのが第一の選択肢になるだろう。
また、iPhone 12は「5G」対応モデルなので、従来の4G(LTE)からは「契約変更」が必要となる。
この時、5G対応機種への機種変更なら無償だが、AppleなどでSIMフリー版を購入すると、5Gを使う場合「3,300円」の事務手数料が発生するので気をつけて欲しい。
格安SIMユーザー、3年以上使う・下取りに出さないなら「SIMフリー」
格安SIMを使っている場合は、SIMフリー版を購入しよう。
また、大手キャリアについては2024年12月現在「4年契約の残価設定プラン」が主流となっている。
見かけ上の価格は安いのだが、下取りが前提になっていることに注意が必要。
- 3年以上使うつもり
- 古いiPhoneは家族に譲るなど、下取りに出す気はない
このようなケースなら、SIMフリー版を購入する方がよいだろう。
SIMフリー版について、とくにドコモユーザーからは、
という質問はよく受けるが、ドコモ版と同じようにSIMカードを差し替えるだけで使える。
これを機会に購入してみてはいかがだろうか。
安く買う方法は下取りの活用(Appleの下取りがおすすめ)
iPhoneを機種変更する場合、地味に大きいのが今使っているiPhoneの下取り。
Androidと最大の差別化ポイントともいえる、リセール価値の高さは、2024年現在も健在。
iPhone XRの下取り価格を、Apple公式・大手キャリアで比較すると以下のようになる。
Apple | ドコモ | au | SoftBank | |
---|---|---|---|---|
iPhone XR | 最大25,000 円 | 12,200〜26,400 円 | 14,850〜20,900 円 | 19,200 円 |
還元方法 | ギフト券・ポイント・PayPay | |||
還元回数 | 一括 |
金額だけみると魅力は薄いが、実はかなり使いやすいいのがAppleの下取りプログラム「Apple Trade In」。
キャリアの買取は基本的に、端末購入時や購入履歴のある端末に限定されるなど、条件が多い。
しかし、Appleの場合はそのような条件もなく、キャリアの買取と同じく、本体だけ返送すれば、サクッと下取りが完了する(=Lightningケーブルや充電器の返却は不要)。
Apple StoreでSIMフリー版を購入し同時申込みした場合を除き、Appleストアギフト券での還元となるが、iPhoneケース・ケーブルなどのアクセサリ購入に使えばよいかと思う。
終わりに
というわけで、iPhone XRの機種変更候補を紹介してみた。
「iPhone 13シリーズ」発売後は、とても分かりやすい構図になったと思う。
参考にしていただければ。
この記事でおすすめした機種変更候補のiPhone
この記事でおすすめした、iPhone XRからの機種変更候補としておすすめのiPhoneを紹介します。
▼おすすめは「iPhone 12シリーズ」