2015年夏モデルと合わせて発表された、docomoの新サービス「フォトコレクションプラス」。
月額利用料308円(税込)で月1回まで、フォトブック1冊またはL判プリント30枚が送料無料で作成できるという、子育て家庭には魅力的なサービスと感じていた。
とはいえ、余りに安いという印象も有り、正直ちょっと品質を疑っていたので、折角初回無料期間(31日間)があるので、両方使ってみることにした。
結果から、言えばやはり値段なりの品質であり画質だったので、それを理解した上で使うならいいのではないかと思った。
実際に届いたフォトブックや写真を紹介しようと思う。
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「フォトコレクションプラス」のサービス概要
サービス概要は以下をご覧いただきたい。
サービス内容としてシンプルなもので、
- 月額利用料308円(税込)
- 月1回まで、フォトブック1冊またはL判プリント30枚作成できる
- 月1回ならが送料無料
というサービス。
開始当初はAndroidアプリしか提供されていなかったが、2017年8月現在はiOSアプリも提供されているため、スマートフォンを利用するユーザーなら誰でも使える。
専用アプリの使い勝手は?
このサービスフォトブックを作るにしても、L版プリントするにしても、基本的にはアプリ上から全ての操作を行う。大まかな流れは、
- スマートフォン上にある写真を、docomoのフォトコレクションというクラウドサービスにアップロードする
- アプリ上でプリントする写真を決める
- フォトブックなら順番やページ毎のコメントなどを記入する
- オーダーする(申込み確認はメッセージRで届く)
- 1週間程度でフォトブックまたは写真がゆうメールで届く
というものだ。スマートフォンの操作ができる人なら、それほど悩む事はないと思う。
だが、docomoのフォトコレクションにアップロードするというのがが案外曲者で、アップロードしたはずなのにアプリ上ではいつまで経っても表示されないなどの問題が発生した(数時間待つと反映された)。
まあ、docomoオリジナルのクラウドサービスなので、Googleとかのサービスより信頼性は低いくらいは認識しておいた方がよいかと思う。
実際到着したフォトブックやL版写真はどうか?
以降は、実際到着したフォトブックやL版プリントの写真を紹介しようと思う。
ゆうメールで届く封筒はこんな感じ。
フォトコレクションプラスの無料「フォトブック」
これがフォトブック。
まあパッと見た感じはそんなに悪くない。大きさはCDサイズ。
タイトルなどテキストは任意で設定可能。
ただ、手に取ってみるとなんとも言えない感覚。いわゆるフォト用紙(光沢紙)ではないため、写真はマットな感じで美しいという感じではない。
これは多くのフォトブックでも同じ。
それにしても紙の質感含めて 全体的に安っぽいと感じる。
まあフォトブックとして残せるというのはいいと思うんですけどね。
最後のページには、ご丁寧にサービス名がプリントされる。要らないとまでは言わないが、ここに凝るならもうちょっと他のところにと思ってしまう、、、
この安っぽさの根底にあるのは、フォトブックの仕様にあると思う。
無料で作れるフォトブックは全24ページ、写真は21枚というもの。
要するに薄っぺらいのだ。
もちろんお金を払えばページ数は増やせるが、普通は無料の範囲でオーダーするので、利用者のほとんどはこの形だろう。
毎月作るものだからこんなものという理解もできるが、同種のサービスとしてノハナというものがある。
ノハナは無料。
docomoのフォトコレクションプラスは月額308円(税込)。ノハナのフォトブックは頼んだ人のものを見たことはあるが、品質的にはあまり変わらないと思う(流石にノハナに負けてるとは言わない)。
だったら、ノハナでいいかなと思ってしまう。
フォトコレクションプラスの「L版写真プリント」
というわけで、フォトブックは正直微妙だったので、今度はL版プリントをやってみた。
こちらは、30枚まで無料。
ゆうメールの封筒は前述のものと同じで、中はこんな感じ。
写真が30枚あるので、フォトブックの時と比べて明らかに分厚いし重いと感じた。
で、実際の写真だがこれまたなんとも言えない質感だった。
カメラのキタムラなどでやる一般的な写真プリントと比べたら、明らかに質は落ちる。
具体的には、恐らく安い紙を使っているせいか、光沢感が微妙で紙も薄っぺらい。
言ってしまえば、家庭用のインクジェットプリンターで少し安いフォト用紙に印刷したような感じだ。
ただ、家庭用のインクジェットプリンターで30枚印刷したら、インクと用紙代合わせて300円では収まらないだろう。そう言う意味では安いと思う。
終わりに
というわけで、フォトコレクションプラスというサービスは、月額308円(税込)と安いが、安いなりのサービスである事は分かった。
サービス内容的にフォトブックの印刷がメインだが、「フォトブックとL版プリントのどちらがよいか?」と問われたら、僕は迷わずL版プリントで利用するのがお勧めと答える。
30枚印刷したL版を、アルバムで管理する方がよいと思う。
また、フォトコレクションプラスは送付先を任意の住所に出来るため、例えば遠方に住む両親や祖父母に、子供の写真を定期的に送るみたいなシーンには向いている。
一昔前はデータ通信付きのデジタルフォトフレームが流行ったが、こういう用途なら断然プリントした写真の方が喜ばれる。
いずれにせよ子育て世帯向けのサービスだとは思うが、利用用途が明確であれば、使えるサービスだと思う。逆に高品質なものを期待するなら、やめた方がよいと感じた。
2016年から開始した子育て応援プログラムに加入すると、1年間無料なので、子育て家庭は同プログラムに加入の上で、試してみるのが良いかと思う。
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