毎年1月〜3月にかけては、確定申告に向けて領収書などを整理する方が多いかと思う。
僕は2018年7月まで会社員だったが、以前からブログのアフィリエイト収入があったので確定申告は行っていた。
しかし、2018年7月末で会社を退職しフリーランスになったので、初めて通信費などの固定費も経費として計上する確定申告の準備を進めている。
方法は色々あるようだが、僕は「ドコモご利用料金証明書」を発行してもらい、確定申告に利用することにした。
この記事では、以下を紹介しようと思う。
- ドコモご利用料金証明書の入手方法
- どんな感じで届くのか
- 確定申告で利用する際の注意点
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ドコモの通信費を確定申告する場合に必要な書類
確定申告で経費を計上する場合、通常は領収書や請求書を添付し支払金額の証明に利用する。
しかし、ドコモなど大手キャリア、UQ mobileなど格安SIMの多くはWEB明細書に移行しており、紙の明細は有償対応となる。
僕もWEB明細を利用しており、毎月以下のようなPDFの明細をダウンロードして保存している。
確定申告では支払金額が分かればよいので、基本的にはこれでも確定申告は可能と思われる。
そう思い調べてみると、ドコモの場合は「支払証明書」または「ご利用料金証明書」という書類が発行してもらえることが分かった。
何が違うのかは「公式サイト」の引用となるが、以下のようになる。
書類名 | 内容 | 手数料 |
---|---|---|
支払証明書 | 月々のご利用料金のお支払い済みの金額を証明します | 1枚あたり400円 ※別途郵送料、収入印紙料が必要となることがあります |
ご利用料金証明書 | クレジットカードによるお支払いの場合など、月々のご利用金額を証明します。 | 無料 別途郵送料、収入印紙料が必要となることがあります |
僕はクレジットカードで支払いをしているので、ご利用料金証明書は無料で発行してもらえる。
より効力が強いのは支払証明書なのだろうが、手数料を払ってまで発行する必要はないだろうと判断した。
ドコモご利用料金証明書を入手するのは「電話のみ」
というわけで、ドコモご利用料金証明書を発行してもらうことにしたのだが、WEBからは申請できなかった。
「公式サイト」の記載を見ても、電話としか書かれていなかったので、電話することに。
音声ガイダンスに証明書発行というメニューはないため、「その他のご注文手続き・お問い合わせ」でオペレータに繋いでもらい、発行手続きをすすめた。
最終的に、NTTファイナンスに案内され発行手続きはあっさり完了した。
この時、ちゃんと伝えないといけないことは以下の3点。
- 明細を発行する「電話番号」
- 「ドコモ光」など電話番号がないものは、発行対象となるサービス名
- 発行対象期間。今回は2018年1月〜12月の「12ヶ月分」(確定申告の場合「12ヶ月分」がほとんどのはず)
僕は今回2回線の証明書を発行してもらった。
- 僕のメイン回線
- ドコモ光
また、ついでなのでWEBから手続き出来ないのか確認してみたが、
という回答だったので、WEBから手続きできないことは覚えておこう。
1週間程度でご利用料金証明書が郵送される
電話口では1週間〜2週間と案内されたが、1週間程度でご利用料金証明書が郵送された。
NTTドコモではなく、「NTTファイナンス」から郵送されるのでこの点は認識しておこう。
携帯(スマホ)のご利用料金証明書
ドコモ光のご利用料金証明書
明細の金額は「ドコモに支払った料金」、d払い(キャリア決済)利用時は二重計上に注意
無事明細を発行してもらい、一安心と思いきや一つ疑問が……。
そう、今回発行してもらった「ご利用料金証明書」は、あくまでもドコモに支払った料金を証明しているだけ。
支払い額=通信費
ではない。
通信費以外の支払いといえば、ドコモの場合例えば以下のようなものだ。
- オプションサービス(dビデオなど)
- 「d払い / ドコモケータイ払い」などスマホ決済、キャリア決済で購入したもの
毎月発行される、明細をみるとそれがわかる。
特に個人事業主(フリーランス)の場合、物品の購入も経費としていることが多いだろう。
- d払いで購入して、店舗で発行された領収書を計上
- ドコモへの支払い額をそのまま経費として計上
こういうことをすると、d払いの購入分は二重計上となってしまう。
僕も私的な購入(アイドルグループ「わーすた」のファンクラブ費用など)が含まれていたので、手間はかかるが通信費のみを計上するように1つ1つチェックした。
その後、税理士さんに書類を渡したのだが、
- 毎月発行されるWEB明細書
- ドコモご利用料金証明書
の両方を添付して、事情を伝えた上で確定申告をお願いしている。
終わりに
今回通信費を経費処理して、思ったことは以下の2点だった。
- 事業用の電話番号は分けるのが無難
- d払いなどキャリア決済は使わないのが無難
とはいえ、個人事業主の場合ここまで厳密に分けるのもなかなか難しい。
多少手間はかかるが、今回のように、
- ドコモご利用料金証明書を発行する
- 月々の明細をチェックし、d払いなど経費対象外の金額を減額する
これが無難なのかなと思った。
参考になればと思う。
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