こんにちは。ぽんイケ(@Pon_ike002)です。
docomoには主回線のデータ量をシェアして利用できる「データプラン」という契約プランがありました。
しかし2024年12月現在では新規受付を終了しており、代わりに「データプラス」が新しくスタートしています。
「データプラス」はdocomoでギガプランを契約している方なら、利用できる非常にお得なデータ通信専用プランです。
「プラス」と名のつくとおり、このプランは主回線(ドコモのギガプラン)の「オプションサービス」という位置付け。
しかし、よく内容を確認していないと、勘違いしてしまうようなこともいくつかあります。
- データプラスってそもそもなに?
- データプランでMNPする時は注意が必要だったけど、データプラスでは?
- データプラスについて知っておいた方が良い注意点は?
そこで本記事では、docomoの「データプラス」に関して、基本情報から細かい注意点までを元携帯ショップ店員のぽんイケが解説しました。
記事を読むことで「docomoのデータプラス」がしっかりと理解できるようになっているので。ぜひ最後までお読みください。
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ドコモのデータプラスとは
データプラスとは、ドコモが提供する「データ通信専用の料金プラン」です。電話番号による音声通話は利用できません。利用料金は月々1,100円(税込)。
4G回線の「データプラス」と5G回線の「5Gデータプラス」の2種類があります。
主回線となる「ドコモのギガプラン」があれば契約可能で、主回線で使用できるデータ容量をシェアして利用できます。
「データプラス」「5Gデータプラス」対象のギガプランや利用できるデータ量に関しては、以下の通りです。
対象ギガプラン | ギガプラン データ容量 |
データプラス 利用可能データ量 |
---|---|---|
5Gギガホ プレミア | 無制限 | 30GB |
5Gギガライト | 7GB | 7GB |
ギガホ プレミア | 60GB | 30GB |
ギガライト | 7GB | 7GB |
5Gギガホ (新規受付終了) |
無制限 | 30GB |
ギガホ (新規受付終了) |
60GB | 30GB |
4Gプランでも、ペアにする端末が5G対応していれば「5Gデータプラス」を選べるという点はかなり優秀と思います。
2台目のタブレットやスマホをお持ちの方なら、是非使ってみて欲しいプランです!
- 余ったスマホをお子様用として
- SNSやゲームアプリのサブアカウントが作りに
- 余ったタブレットをカーナビ用として
データプラスのメリット・デメリットから見るおすすめポイント
データプラスは元携帯ショップ店員としても、おすすめできるプランです。ここでは、データプラスメリット・デメリットについて紹介します。
データプラスのメリット・デメリットは以下の通りです。
- ギガプランのデータ量を月額1,100円(税込)でシェアできる
- 「5Gデータプラス」でもペアにするプランとして4Gプラン選択可能
- ギガプラン契約が必須
- データ量上限が30GB
ギガプランにデータ容量無制限のプランがあるので、データプラスの上限が30GBと聞くと、損をした気がするかもしれません。
しかし、+1,100円(税込)で、SIMカードがもう1枚持てると考えたら、実はかなりコスパが高いです。
プラン | データ容量 | 料金 |
---|---|---|
データプラス (docomo) |
30GB | 1,100円(税込) |
シングルタイプ (mineo) |
20GB | 1,925円(税込) |
20GBプラン (IIJmio) |
20GB | 1,958円(税込) |
上記の通り、格安SIMのプランと比べてデータ量が多いにも関わらず、料金は約1,000円安くなっています。
データプラスは、ギガプラン契約がある方のみが選択できるプランなので、積極的に活用していきましょう!
【裏技】実はデータプラス回線はMNPできる
普通に使ってもお得な「データプラス」ですが、実はちょっとした裏技があります。
実は、データプラス回線の番号をMNPすることは可能なんです。
この意味がすぐにわかる方は、玄人ですね(笑)
しかしMNPするためには、いったん音声プランに変更しなければいけません。
携帯ショップ店員の間では有名な話ですが、実はデータ通信専用の回線を音声プランに変えられるのはドコモだけです。
- ドコモショップ店頭で手続き
- 電話で手続き
0120-800-000(午前9時〜午後8時まで)
総務省の指導や法改正により、以前よりもMNPでの特典が減ったとはいえ、MNP契約がもっともお得なのは2024年現在でも変わりません。
データプラスのその他の注意点
データプラスは月額1,100円(税込)でデータ量をシェアして利用できる、使いやすいプランですが、いくつか知っておきたい注意点があります。
ここからは、データプラスを利用する上での注意点を詳しく解説します。
データプラスに関する注意点は以下の5つです。
- 音声回線の契約が必須
- 1つの音声回線契約に対して契約できるのは1回線のみ
- 「みんなドコモ割」にはカウントされない
- データプラスで使えるデータ上限は30GB
- データプラスが紐付いている音声回線をMNPする場合はやや面倒
1.音声回線の契約が必須
データプラスは単独での契約が不可となっています。契約のためには、ペアとなる音声契約プランが必要になるので、注意しましょう。
ペア対象となる音声契約プランは、以下の通りです。
- 5Gギガホ プレミア
- 5Gギガライト
- ギガホ プレミア
- ギガライト
- 5Gギガホ
(新規受付終了) - ギガホ
(新規受付終了)
上記いずれかのギガプランの契約がある方なら、問題なくデータプラスを契約できます。
月額1,100円(税込)と、かなりお得感の強い内容なので、ぜひ活用してみてください。
2.1つの音声契約に対して契約できるのは1回線のみ
ペアになった主回線のデータ容量を月額1,100円(税込)でシェアできるのが、データプラスの一番の強みです。
しかし、1つの音声契約に対して契約できるデータプラス回線は1つのみとなっています。
もし複数台スマホを安く運用したいということであれば、ahamoがおすすめです。
3.「みんなドコモ割」にはカウントされない
ドコモには回線契約数に応じて月額料金に割引が入る「みんなドコモ割」という割引があります。
1回線 | 2回線 | 3回線 | |
---|---|---|---|
割引 | – | -550円 | -1,100円 |
しかし残念ながら「データプラス」は、回線数のカウントとしても、割引対象としても対象外です。
4.データプラスで使えるデータ上限は30GB
ペアにするプランの中には、データ量無制限のプランもありますが、データプラスで使えるデータ量の上限は30GBです。
対象ギガプラン | ギガプラン データ容量 |
データプラス 利用可能データ量 |
---|---|---|
5Gギガホ プレミア | 無制限 | 30GB |
5Gギガライト | 7GB | 7GB |
ギガホ プレミア | 60GB | 30GB |
ギガライト | 7GB | 7GB |
5Gギガホ (新規受付終了) |
無制限 | 30GB |
ギガホ (新規受付終了) |
60GB | 30GB |
無制限プランをペアにして、データプラスでも無制限で運用しようと考えている方は注意しましょう。
とはいえ、サブ端末のデータ回線として30GB使用できるのはなかなか大きいデータ量です。
「データ通信専用」と割り切って使うのであれば、十分実用的な範囲と言えます。
5.データプラスが紐付いている音声回線をMNPする場合はやや面倒
データプラス回線とペアになっている音声回線の方をMNPで他社に転出させたい場合は、そのままではMNPできないので注意しましょう。
具体的には、以下のどちらかの手続きを行う必要があります。
- データプラス回線を音声プランに変更する
- データプラス回線を解約する
通常ならWebからでもMNP予約番号の発行が可能ですが、データプラス回線が紐付いている場合はエラーが発生し、予約番号発行が行えません。
メイン回線のデータ量をシェアするプランは他キャリアにもありますが、その場合もドコモと同様にメイン回線の解約やMNPとなると、少し面倒な手続きがプラスされます。
また、ごく稀にデータプラスなどのシェアプランの存在を忘れている方がゃいます。
請求や契約内容はWeb上からでも確認可能なので、定期的に内容を確認しておくのがベストです。
さいごに
データプラスは月額1,100円(税込)という、非常にリーズナブルな価格でサブのデータ通信端末を運用できるプランです。
スマホやタブレット・ルーターを複数台持っている方には、是非活用してみてください。
もしも低価格な音声プランを利用したい場合は、データプラス回線をいったん音声プランに変更した後にMNPするか、ahamoにプラン変更するのがおすすめです。
データプラスやahamoなどのお得なプランを活用して、docomoをお得&便利に使っていきましょう!
ドコモでスマホを買うならオンラインショップがおすすめ
購入手続きはオンラインショップで行うのがおすすめです。
利用するメリットは、以下のようなものがあります。
- 24時間受付可能
- 2,750円以上の購入で送料無料
- 全手続きで事務手数料が「完全無料」
- キャンペーンが多い
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
ドコモ最新キャンペーンページで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください!
注目の料金プラン「ahamo」・「5Gギガホプレミア」
2021年3月以降、料金プランが大きく変わります。ほとんどの方はプラン変更する価値があるので理解しておきましょう。
「ahamo」が目立っていますが、1,000円値下げされて、テザリング込みで「データ通信無制限」の「5Gギガホプレミア」はヘビーユーザー要チェックプランです
元携帯ショップ店員の僕も驚くようなプランで、各社同種のプランを出しましたが、以下の記事で詳しく解説しています