こんにちは、プロフェッショナル世界遺産ガイドの三重野です。
「2019年9月に書いたファーストインプレッション記事」から、3ヶ月が経ちました。
2019ラグビーW杯は、南アフリカの優勝で幕を閉じました。
日本は、ベスト8!
素晴らしい激闘をありがとうございました!!
広島での試合こそありませんでしたが、宮島にも世界中から多くのラグビーW杯観戦の皆様が来島されたようです。
この間、「多言語翻訳機Langogo」をさらに使い込んできたので、第2弾レビューとして以下を紹介しようと思います。
- 多言語翻訳機Langogoを3ヶ月間じっくり使い込んだ感想
- 世界遺産宮島・厳島神社でのレビューの続編
104言語に対応し「高精度な翻訳」を「即時」に実現する世界初のAI搭載音声翻訳機、果たしてその実力はいかに……!?
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進化し続ける音声翻訳機「オンラインアップデート機能」が改善
ファーストインプレッション記事では、「勝手に始まる強制アップデート」をイマイチな点として指摘しました。
イラッとしたシステムアップデートでしたが、いつの間にか「今は行いま…」が選択できるようになったんです!
つまり、アップデートのタイミングが選べるようになったわけで、やっと普通に使えるようになりました。
頻繁なオンラインアップデートで確実に安定し、賢くなっています。
しかも、アップデート時の通信は「eSIM」を内蔵しているため2年間は無料です!
クーポンコード | 63C37PBE |
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利用期限 | 2019年12月31日まで |
内容 | 4,536円割引き(割引後25,704円) |
スマート翻訳機「Tern Touch」と使い比べてわかった、「単語の区切り方」による翻訳結果の違い
実は、スマート翻訳機「Tern Touch」のレビューを同時期にしていました。
両機種を比較して感じたのですが、ちょっとした単語の区切り方でも、翻訳結果がかなり変わります。
どちらが良いとか、翻訳結果が正しいという話ではありませんが、使い込んでいくと、改めて日本語の奥深さを感じましたね。
「多言語翻訳機Langogo(ランゴーゴー)」使いこなしポイント
また、実際に使い込んで行くなかで、「使いこなすコツ」も見えてきました。
翻訳機全般に言えることかもしれませんが、以下の3点がポイントです。
- きちんと「主語」をつけて話す
- 言葉使いを丁寧に、単語毎に「間」を開け、はっきり話しかけること
- 専用機なので、スマホの二刀流ができる
きちんと「主語」をつけて話す
日本語の特徴として、特に会話で多い主語を省くことによる、「あいまいさ」があります。
日常生活で意識することは少ないですが、音声翻訳機を使う場面では、これが重要です。
きちんと「主語」をつけて話す方が、翻訳精度は上がります
翻訳データベース(Google,Microsoft,Nuanceなど)にも、それぞれ一長一短があり、意味不明な翻訳になることもありますが、主語をつけて話す方が翻訳精度が高いようです。
言葉使いを丁寧に、単語毎に「間」を開け、ハッキリ話しかけること
日常会話は普通に翻訳してくれます。
ただ、話し方にも依存するので、「丁寧な日本語の喋り方」を意識しましょう。
また、単語毎に「間」をあけて、ハッキリと話しかけることもポイントです。
細かいことですが、ちょっとした「日本語の喋り方」次第で、流ちょうに翻訳してくれます。
僕は宮島で観光船ガイドの仕事をしています。
仕事場は、「船」や「桟橋」、そして厳島神社境内である「海の上」です。
- 船の専門用語
- 厳島神社ならではの表現の翻訳
など、文脈から判断して、ガイドシーンに合わせて賢く翻訳するのはハードルが高いようです。
このあたりは相当な知識と経験のある通訳者でも難しいのですが……。
しかし、これも近い将来、AI翻訳で可能になるハズです。
短期間でもドンドン進化していくので、数年先を考えるとどこまで進化するのだろうと思います。
人間のガイドなんて、よほど魅力が無い限り、いらなくなりそうです……。
ぼんやりしていられませんね(笑)
専用機なので、スマホとの二刀流ができる
「多言語翻訳機Langogo(ランゴーゴー)」は、音声翻訳専用機です。
使いこなしとはちょっと違うのですが、専用機ならではの魅力があります。
音声翻訳っぽいことは、スマホアプリでは、無料で出来るかもしれません、でも、所詮アプリです。仕事で使うのであれば、やはり専用機の方が安心感があります。
例えば電話や各種通知による「割り込み」です。
仕事中に電話がかかってきたら、もうお手上げです!(笑)
翻訳はLangogo、スマホには行きたい場所の地図や写真、という二刀流。
また、電話しながら翻訳もしたい、というシーンもあると思います。
スマホで調べ物をしながら、翻訳機で会話するみたいなことは、普通にありえます。
スマホと翻訳機の二刀流は、間違いなく最強のアシスタントになってくれることでしょう。
「多言語翻訳機Langogo(ランゴーゴー)」のやっぱりイマイチな点
前回のレビューでイマイチな点として以下の2点を上げました。
- バッテリーの持ちは悪い
- システムアップデートが勝手に始まる(しかも頻繁)
その後、冒頭に記載したようにシステムアップデートの問題は解決しましたが、3ヶ月ほど使い込んでみてやっぱりイマイチと感じたのは以下の3点です。
- バッテリーの持ちは良くない
- eSIMが繋がらなくなった
- 日本語マニュアルがない
バッテリーの持ちは良くない
バッテリー持ちについては、第1回のレビューで指摘したとおりです。
目玉機能と言える「eSIM」による通信機能ですが、Wi-Fi環境に比べ、eSIM通信時は特にバッテリー消費が多くなるようです。
電源ONのままだと、eSIMを使い高頻度で通信しているようです。通信料は無料ですが、いざ使おうと思った時に、バッテリーが切れていたりしました。
しばらく使わない時は、こまめに電源OFF!
ココ、重要です!!
eSIMが繋がらなくなった
また、ある日、突然半日くらいeSIMが繋がらなくなりました。原因は不明のままです。
その間、スマホのテザリングでしのぎましたがやはり不便でした。
日本語マニュアルがない
日本語マニュアルは、未だに提供されていないようです。
やはり、最初から高い完成度を求める人にはおすすめしにくいままです。
本機に日本語マニュアルは必須と思います。
終わりに
初回レビューは辛口になりましたが、改善アップデートもあり、評価もグッと上がりました。
ドンドン進化していくというのは、今の時代らしい製品だと思います。
家電量販店に専用コーナーが出来るほど、翻訳機市場は活性化してきています。
競合機種もどんどん出てきます。機能も、まだまだ進化していきそうです。
自分には一体どれが良いのか、機種選びの参考にして頂けたらうれしいです。
さて、令和元年も、はや師走です。
令和二年初詣は、ぜひ宮島・厳島神社へ
ナイトクルーズ御笠丸でお待ちしています(笑)
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利用期限 | 2019年12月31日まで |
内容 | 4,536円割引き(割引後25,704円) |