Windows 10無償アップデートの衝撃と企業に与える影響とは。2015年はMicrosoftに注目!

先日発表されたWindowsの次期バージョンである「Windows 10」の詳細。
既に各所でニュースになっているが、Windows 7以降からのアップグレードが無償となるなど、大転換があるようだ。

僕は自宅ではMac、スマホもiPhoneとがっつりApple製品で固めているが、会社ではWindowsを使っているし、MacにもずっとWindowsを入れている。何だかんだ言ってWindowsの方が使いやすい面もあるし、減ったとは言え今でもPCのOSと言えばWindowsなので、Windowsが使えないというのは色々困ることになるからだ。

しかし、この無償アップグレードは今後のWinodwsを占う大きな変化だと思う。

Windows XPのサポート終了とWindows 7

昨年10年以上続いていたWinodows XPのサポートが終了し、色んな意味で混乱したことは記憶に新しい。だが、長すぎたWindows XPのサポートに付随する弊害はまだ続いている。Windows 7のサポート終了も迫っているのだ。

Windows XPの移行先として多くの企業ユーザーが選択したのは、Windows 7。僕もとある個人診療所のXP移行作業をお手伝いしたが、

ここもWinodws 7だったし、企業ユーザーの8割くらいはWindows 7に移行した印象がある。理由としては、OSとしての安定性もあるが、Windows XPで動いていた業務アプリケーションの多くが、Window 7を推奨環境としたことが非常に大きかったと思う。

しかし、実はWindows 7のサポート期限も2020年に迫っている。つい先日メインストリームサポートも終了し、以後はセキュリティパッチしか提供されなくなる。この前苦労してPCを刷新したのに、また買い替えないといけないのか!と苦悩する経営者や、情報システム部門の人も多いことだろう。

「Windows 10」の存在はこれをいくつか解消するかもしれない。

アップグレードが進まないWindows

Windowsの難点。
それはOSのアップグレードがなかなか進まない事だ。Macは2年前からOSのアップグレードを無償化したが、その甲斐あって最新OSの利用比率が高いと言われる。最新版への移行が円滑になることは、サポートがやりやすくなるなどメーカーとしてはメリットが大きい。まあ、今のOS Xは安かろう悪かろうで、バグが多くてユーザーとしては苦労もしているが、、、

Windowsは逆に最新OSの利用比率は低い。
今だとWindows 7の比率が一番高いだろう。何故かと言えば、OSのアップグレードにお金がかかることとが1つ。もう1つは、Microsoftの最新版は危険と多くの人が思っている事だ。WindowsやOfficeは1つ飛ばしでアップグレードする人が多く、実際それは正しい。

大きな機能追加をOSのアップグレードでしか、Microsoftが提供しておらず、しかも初物の新機能は大抵使い勝手が悪い。それが洗練されるのが次期バージョンというのを繰り返しているのだから仕方がない。

Windows 10へのアップデート無償と1年限定の意味

ただ、Windows 10ではそれが変わるようだ。機能追加なども行われ、今風にどんどん最新技術が搭載されるOSがWidows 10。そういう意味では、今後XP・Vistaみたいなメジャーバージョンという概念がWindowsではなくなってしまうのかもしれない。

さらに、Windows 7以降からのアップデートも無償化されるという。ただ、これには注意点があってリリースから1年限定ということだ。

この1年っていうのもかなり作為的だなと思う。
オフィシャルな理由としては、メーカーへの配慮だろう。WindowsはMacと違い多くのメーカーが製品を販売していて、アップデートに伴うハードの動作検証などはメーカーが背負う作業となる。長々と負担は強いませんよ〜というMicrosoftの配慮。

もう1つは「さっさとアップデートしないと損ですよ」というメッセージ。実際、この対応で特に個人ユーザーの移行はかなり進むだろう。
ただ、企業ユーザーは違う。無償化しても期限を切らなければギリギリまでアップデートしない企業が多い。期限を切らないと意味がない。そして、その機会を逃した企業に待っているのは、2020年のWindows 7サポート終了と、それに伴うハードウェアの再リプレース。

どっちが得かって話だ。
最新OSにアップデートすればサポート期限も当然延長される。普通の判断なら、無償のうちにアップデートしようと思うだろうし、自宅などでWindows 10を使うユーザーが増えたら、利用者部門の抵抗も減る。

Microsoftは今までOSのアップデートでもかなり儲けていたのに、それを放棄するのだからここにはかなり強い意思が込められていると思ってよいと思う。

終わりに

Microsoftと言えばちょっと前まで、時代遅れの象徴的な会社となっていた。それでも、MS-Officeという絶対的なアプリケーションがあるため、潰れることはないが、少なくとも僕は業務用途以外にMicrosoft製品に対する価値は見いだせなくなっていた。

だが、スティーブ・バルマーの後を継いだサトヤ・ナデラ氏はなかなか戦略的な経営者のようだ。Surfaceにしてもかなりよくなったし、Office365もかなり魅力的なサービスになった。今年から来年はMicrosoft製品から目が離せない気がする。

とりあえずWindows 10は早速導入するだろうし、次期Mac版Officeのリリースに合わせて、Office365も導入するので、Microsoft製品が一気にアップデートされそうだ。

しかし、Mac版Officeの最新版って2015年中とか言われていたが、いつ出るんだろうか、、、。今のOfficeはほんとイケていなくて、最新版を心待ちにしているのだが。

新機能よりとにかくWindows版とUIと操作製と機能を合わせる、これだけでいいんですけどね。

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