数日前からTwitter中心で少し話題になったアプリ紹介動画がある。iPhone用Twitter投稿アプリ「Twitee Lite」の動画だ。
このアプリの開発者@fmoooonさん(通称:ふみくん)は現在岡山県在住の学生で色々情報交換をしている友達。初めて会ったのは去年5月に名古屋であったApple-Style7周年オフ会で、それをきっかけにその頃初会合を行った岡山ブロガー集会に引き込んだ。その時からiPhoneアプリを作ると言っていて、半年以上の開発期間を経てようやく出来上がったアプリ。
一応アプリの紹介もするが、そちらは専門家にお任せするとして、どちらかと言うと彼の人となりなんかも含めた裏話的なものを、当サイトでは紹介しようと思う。
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「Twitee Lite」紹介動画
語るよりもこの動画をまずは見てみて欲しい。
この動画も開発者の自作。この懲りっぷりとセンスに驚いた人も多いだろうが、僕は逆にあまり驚かなかった。それは去年11月にアプリのロゴを先行で見ていたから。
デザインの知識はないって言ってたのにこのセンスに驚いた。僕にはデザインセンスが皆無なだけに、ちょっとした嫉妬心すら覚えたものだw
なので、紹介動画もロゴと同じくクオリティは高いと思ってて、その期待を裏切らないできだった!
アプリの紹介
「Twitee Lite」はLiteの名の通り機能制限版だ。後日「Twitee」としてリリースする事になると思われる。で、名前を見ればTwitterアプリというのは何となく分かるだろうが、このアプリのポイントは投稿に特化していること。
タイムライン?リスト?
知るか!
というある意味思いっきりのいい割り切り、一応他のTwitterアプリと連携する機能なんかもあるが、基本ツイート専用と思った方がいい。逆に文字入力という部分では色々革新的な機能が搭載されている。ポイントは、
- 操作エリアが画面下半分に限定される(=手の小さい人でも打ちやすい)
- カーソル移動、選択がやりやすい
- 半角カタカナが入力しやすい
こんなところかと思う。
起動
アプリをダウンロードしたら、Twitterアカウントへのアクセスが求められる。基本的にiPhoneでTwitterアカウントの設定を行っていたら特別な設定は必要無く、すぐに使える。
ただ、僕はこの起動に少し手間取った。Twitterのアカウント名だけは設定していたが、パスワードを設定しておらず認証が通っていなかった。こういう場合、画面が一瞬表示されてアプリが落ちてしまう。
ここは改善が必要な部分だとは思うが、もし同じ現象に出会った人がいれば、環境設定→Twitter→アカウントでパスワードが正しく設定されているかを確認した方がいい。
操作エリアが画面下半分に限定される
特にiPhone 5を使っていると思うが、やはり画面上部は押しにくい。僕は男にしては手が小さい方だし、女性も同じような事を思う人は多いと思う。
そして、iPhoneに限らずAndroidなどのスマホ全般に共通するが、文字入力で一番不満に感じるのは入力じゃなくて、修正する時。カーソル移動、範囲選択、これって慣れてもやりにくい。ただ、この「Twitee」ではそれらの操作も画面下半分を触るだけで可能としている。
実にマニアック。だが、iPhoneを長年使って初めて感じる不満だったりもする。痒いところに手が届くというのは、まさにこういう事をいうんじゃなかろうか。
カーソル移動、選択がやりやすい
このアプリの画面を見たら、どうしても気になるのは画面中央部のスライダーと左右にあるボタン(スワイプフラワーと命名されているそうだ)だと思う。
このスライダーは文字入力のカーソル移動や範囲選択を行う時に使用する。左右のボタンはそのカーソル移動のスピード調整だ。この左右にあるボタンの活用は若干癖があるが、デフォルトでも違和感のないスピードでカーソルが動くので問題ないと思う。
半角カナ、括弧の入力
Twitterって半角カタカナを事が結構ある。そんな時も、
まず全角で入力して、画面中央部のボタンを押せば半角カタカナに!
括弧付きの文字を打つのも地味に面倒だったりするが、
これまた画面中央部の括弧ボタンを押して、まずは括弧を入力する。そうすると自動で括弧内にカーソルが移動しているので入力して、確定すると括弧から外れる。ほんとに、地味だけど嬉しい機能。
投稿
画面中央部左右にあるボタンを下にスライドするだけ。
そうすると、、、
投稿された!何ともスマートというか、ちょっとした快感もある。
補足
ちなみに自分のツイートはスワイプするとみることが出来る。
ただ、この機能はほんとついで。その先に環境設定画面などもあるが、現状はあまり気にしなくても良いかと思う。
より詳しい操作方法を紹介しているサイト
主に操作面は以下のサイトでより詳しく紹介されているので、よろしければ参照いただきたい。
しかし、反響の多さに本当に驚く。
あったらいいなを形にする
開発中のアプリを初めて見たのは確か9月くらいだったと思う。パッと見た瞬間、文字入力以外何をするアプリなのかよく分からなかった。ただ、開発者のふみくんはこのアプリの事を熱く語った。内容は聞いていくうちに理解できたし、触ればすぐわかったのだが、印象的だったのはふみくんの表情。もう目がキラキラしてて、熱意に満ちてるんですね。
こういう若者を久々に見た。なんていうと自分がおっさんっぽくて嫌なんだが、アプリ開発を初めてからのふみくんはそれくらい熱い男になった。
あと、これは一番大事な事かもしれないが、このアプリは自分が「こういうの欲しい」と思ったのが開発のきっかけで、それをより多くの人が使うとなった場合、どういう機能が必要かということをよく考えているということ。彼はまだ学生。荒削りな面はあるだろうが、自分だけでなくユーザーの事を一生懸命考えて作っている事にドキっとなった。
僕も仕事はシステム開発。ユーザービリティとか開発する喜びなんて、日々の仕事の中で時々忘れそうになってしまう事もあるが、原点を思い出させてもらった気がした。そして、そんな彼の挑戦を応援したいと思った。
まとめ
そんなわけで、開発者@fmoooonさんの紹介等踏まえつつ、「Twitee Lite」を紹介してみた。
場末のブログではあるが、このエントリーを見て「Twitee Lite」を使った方は、是非本人に感想を伝えてあげて欲しい。色々注目を受けているがこのアプリは処女作。おそらく、不具合等も比較的多いんじゃないかと思う。それでも、「クソアプリ」とかって叩くのではなく、批判も含めて意見として直接伝えてあげて欲しい。
是非皆さんの手でこれから成長していくであろう1人のデベロッパーを、温かい目で育ててあげて欲しいと心から願う。
彼がアプリ開発をしているとは知りませんでした。
なかなか面白そうなので、早速使ってみます。(^_^)/
そうなんですよ。
かなり話題になってるので、是非使って感想を伝えてあげてください!