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e-Tax確定申告は公的個人認証電子証明書の有効期限(3年)に注意。有効期限内でも転居すると再申請が必要です

先々週インフルエンザに感染し、予想外の休みが発生したため、毎年恒例行事となっている僕と母親の確定申告手続きを行っていた。

母親は年金所得と不動産所得、僕は給与所得とブログのアフィリエイト収入による雑所得と亡くなった父の持ち分を引き継いだ不動産所得があるため、毎年確定申告を行っている。

さらに言えば昨年は家を建てて住宅ローンを組んだため、住宅ローン控除申請を行う必要がある(給与所得者は初年度のみ確定申告が必要で、以後は年末調整で可能)。ここ数年はe-Taxによる電子申請で終わらせていたのだが、今年は電子申請の部分で色々困らされた、、、

毎年使い勝手の悪さから「e-Tax爆発しろ!」と思うのだが、慣れって恐ろしい物で毎年やってたら使い勝手が悪いなりに覚えてしまう。しかし、このe-Taxにはまだまだ罠があるのだ。

それは公的個人認証の有効期限。

この記事の掲載内容は、2020年12月26日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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2013年度e-Taxの大きな変化

e-Taxは官公庁系のシステムなので、基本はWindows+Internet Explorerでの使用が前提となる。Macも一応対応しているが、昨年度まではOS X 10.6(Snow Leopard)までしか対応していなかった。だが、今年はついにOS X 10.7(Lion)および10.8(Mountain Lion)に対応。一応試してみたら、10.9(Mavericks)でも動くようだった。

ちなみにMacでの対応というのは、電子申請に必要な公的個人認証サービスの「利用者クライアントソフト」の対応有無を差す。電子申請をしないのであれば、推奨動作環境からは外れるが、OSがMacでもブラウザがGoogle Chromeでもやれないことはない。

また、入力画面は昨年度までは紙の申告書類をそのまま再現したような画面だったが、ある程度ウィザード方式で入力するように変わっている(昨年度までと同じ方式でも入力は可能)。

まっ、一応ユーザーインターフェースの改善は進んでいるようだ。相変わらず使いにくいですがw

e-Tax電子申請の罠

e-Tax歴は3年くらいだが、電子申請を行う場合最低限以下の3つが必要になる。

  • ICカードリーダー
  • 住基カード
  • 公的個人認証サービスの電子証明書

1つ目は家電量販店などで購入すればいい。

2つ目と3つ目は市役所などでの手続きが必要。
今回は、ICカードリーダーと公的個人認証サービスの電子証明書に罠があった。

まずICカードリーダーだが、折角Macでも行けるようになったので喜んで使おうとしたら、リーダーがMac非対応。結果として、例年通りMac上のWindows 7で申告を行うことになった。

もう一つは電子証明書。
これの有効期限は3年なのだが、まず母親は有効期限が切れていた。僕は家を建てた関係で住所が変わったため、失効。結果としてどちらも電子申請が使えなくなってしまった。

再交付のためには市役所に行く必要があり、さらに手数料が必要。面倒くさい、面倒くさすぎる、、、

非常に分かりにくい「公的個人認証サービスの電子証明書」

この電子証明書は本当にわかりづらい。住基カードの有効期限は10年なのに、こちらは3年。しかも、手続きには毎回500円の手数料がかかる。さらに言えば、僕の場合一度はe-Tax上で正常に電子申請が受付られた。

その後、住宅ローン控除の書類のみ税務署へ持参か郵送という流れになるが、提出後1週間ほどして、

エラーになっているようで確定申告が完了できていないようです。
電子証明書の取得後住所が変わったからだと思うので、再取得するか紙で出し直して欲しい。

という電話が、、、
電子証明書取得の手続きは市役所に行かないとできない。住民票の変更はちゃんとしてるんだから、その辺り連動していないのかよと思うし、そもそもエラーになるならe-Taxで申請した時に言えよと、、、

結果、市役所に行くほうが面倒なので、紙書類で税務署に再提出することに、、、

昨年度までの確定申告

なお、申請そのものに関して補足すると、基本入力する内容はあまり変わらないので、特にサラリーマン向けだと昨年まで書いた記事が参考になると思うので、参照いただけたら。サラリーマンは会社が年末調整という形で申告を全て代行してくれるため税金に対する意識って希薄になりがちだ。毎年繰り返しになるが、所得や控除など課税の仕組みがある程度理解できるし、一度くらいはやってみることをお勧めする。

で、僕も今年はやったが住宅ローン控除の申請などは、同じように昨年家を建てたブロガー友達がまとめてくれているので、こちらを参照すれば参考になると思う。

ちなみに僕は、ハウスメーカー(ダイワハウス)が確定申告相談の場を設けてくれたので、住宅ローン控除申請の部分だけ書き方を教わって、後はe-Taxで自分で入力して終わらせた。

慣れたら1時間程できるようになってしまうという、無駄スキルw

終わりに

最終的に確定申告はe-Taxの画面を使って入力し、紙で出力し提出した。うちは税務署も自転車で10分もあればいけるし、郵送料もかからなければ、電子証明書取得の手数料もかからない。
これがベストと判断。もう電子申請はやるまいと、固く決意したw

で、これならMacでも確定申告はできることになる。繰り返しになるが、ネックになるのは公的個人認証サービスのクライアントソフトなので、電子申請やらないならいらないんですね。

いいんだか、悪いんだかw
紙の方効率いいなんて、お役所系の仕事はほんと昭和ですね、、、

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