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テレ東音楽祭をみて感じた、昔と今のモーニング娘。の比較から見える課題

後藤真希が芸能活動再開後、初のテレビ出演かつ、モーニング娘。OGとしての出演と言う事で一部で話題になっていた「テレ東音楽祭(初)」。テレ東が生んだスターであるモーニング娘。だし、元娘。ヲタとしては見なきゃいかんなと、珍しく録画なんてして今日見てみた。

僕がモーニング娘。にはまったのは2000年末の話。あれから15年近く経って、またこの姿を見ることできるとはと驚きもしたし感動もした。で、最後には現モーニング娘。(モーニング娘。’14)も歌っていたのだが、何となく課題も見えてきた感じもした。

この記事の掲載内容は、2020年12月26日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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モーニング娘。OGの本物感

今回はOGとして、中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、後藤真希、石川梨華、吉澤ひとみの8名が出演していた。この中でやはり変わらぬ輝きを持っているなと思ったのは、後藤真希。もう28歳になるというのに、すげーかわいいw

他のメンバー(特に石川梨華)が歳とったなぁと思わざるを得なかった中、ツインテールがこれほど似合う28歳なんてそういないだろう。何言ってるかイマイチ分からない、ポワーンとしたしゃべり方も相変わらずで、元気そうでよかったなぁと思った。芸能活動休止前ってホント色々ありすぎたので、、、

そして、歌った曲はモーニング娘。OGが3曲、現モーニング娘(モーニング娘。’14)が1曲。

モーニングコーヒー(1998)

まあ、何が驚くかって今回出演したOGは、オリジナルメンバーの比率が一番高く、しかも石黒彩が普通に居ることに驚く。福田明日香を除く4人での「モーニングコーヒー」なんて、一生見ることはないと思ってたよw

そして、この曲はもはやレジェンドといって言い曲で、曲調とか振り付けとかわりとどうでもよく、古いヲタにとっては「なーっち!ヲイ!」ってコールを”全力で”入れる曲。テレビでそれはさすがにないと思っていたが、遠くの方でヲタのコールが、、、。観覧客は女性中心だったが、何とか入り込んだヲタが頑張っていた模様w

LOVEマシーン(1999)

後藤真希のデビュー曲であり、モーニング娘。がスター街道を上り詰めるきっかけとなった曲であり、今でもモーニング娘。の代名詞と言える楽曲。

  • 飯田圭織の「ディア~!」
  • 後藤真希の「DISCO!」
  • 石黒彩の「明るぅい!」
  • 中澤裕子の「み・だ・ら~」
  • 安倍なつみの「オールオブザナーイ!」

と、モーニング娘。にあまり興味が無かった人でも、知ってる人は多そうなパート。この立て続けに放たれる本物感はやはり凄い(みんな歳とったけど)。特に石黒彩の「明るぅい!」って、当時つんく♂がかなりこだわった部分として有名で、このリズム感って今のモーニング娘。に繋がったものだと思うんですよね。

そして、最後の「LOVEマシーン」のパートが保田圭だったのだが(全般的に矢口真里パートは保田圭が担当)、とりあえず矢口早く戻ってこいよ、、、これだけは心残りです、、、

恋愛レボリューション21(2000)

安倍なつみ、後藤真希ツートップ体制で、「LOVEマシーン」から始まったダンス☆マン編曲による、ダンスとユニゾンを中心とした初期モーニング娘。の集大成とも言える楽曲。そして、モーニング娘。としては最後のミリオンセラー楽曲でもある。

当時としては結構ダンスが激しく難しい楽曲と思っていたが、今見るとそれほどとは思わない。特にダンススキル面では現モーニング娘。の方がレベル高いんだろうなと改めて思った(後藤真希以外)。だが、そこはさすがOGの皆さんという感じで、圧倒的な貫禄があった。

お揃いの振り付け&ユニゾンで歌うなんていうのは、今としては大して珍しくも凄くもないが、個々のタレント力が高いとこれほど強いものなんだなぁと思った。なんかガーッと押し寄せてくる感じが、画面を通じても伝わってくる。

まあ当時から10年以上経って、それぞれ様々な活動を行う中での再結集。いわゆるオールスター状態なのだから当然と言えばそうだが、さすがだなと思った。

そして、録画だったので、その後AKB48を少し見たのだが、正直同じような印象を持った。やってる事は大した事がないように見えるが、まゆゆ・たかみな・こじはる・ゆきりん・さしこ、、、様々なフィールドで活躍している人が、AKB48としてテレビに出演したら一同に介している。それだけで、絵になってしまうみたいな。

そして、とりあえず矢口早く、、、

Password is 0(2014)

「恋愛レボリューション21」から、モーニング娘。’14に選手交代して「Password is 0」を披露。
楽曲的には当然新しいのだが、前の曲と比較したらサウンド的に寂しくなった感じが否めない。そして、当たり前だが若いよね。大人から子供に変わった感じw

ただ、その印象は単純に見た目だけじゃなくて、パフォーマンスに対しても持たざるを得なかった。現モーニング娘。の代名詞とされるフォーメンションダンスって、どうしても引きの絵が多くなる。ライブで見ればほとんどそんなことは思わないが、テレビで見ると弱い。これはもう圧倒的に弱い。

別に同じ振り付け&ユニゾンがいいというわけじゃないが、メンバー個々のタレント力の差がそのまま現れている感じがした。この差を埋めるためには、メンバー1人1人がタレント力を高めて、1つのソロパートに全力投入。その積み重ねなんだろうなと思う。別に現メンバーができてないとは思わないが、特にテレビ向けのアピールが足りない印象は否めなかった。

ただ、そんな中でも今のエース格メンバー鞘師里保がソロパートをキレイに決めて、嬉しかったのか良い笑顔が出ていたのが印象的。悔しいがちょっとかわいかったw

ここの映像は収録だったっぽいので、こわーい先輩達も見ていたかもしれない、いつもとは違うプレッシャーがある中、よく頑張ったw
そして、こういうものを積み重ねて行けば、きっと黄金期のモーニング娘。を超える存在になれるに違いない。逆に言えば、その時こそフォーメンションダンスを卒業する時なのかもしれない。そんな事を思った。

終わりに

今回のテレビ出演見て、昔のメンバーは凄い、今はダメだなんて言う気は全くなくて、純粋に昔と今が共演するって凄いことだし、ものすごく珍しい絵だから楽しい。

これは歴史の長さとメンバーの加入と卒業を繰り返してきたからこそ出来る事で、現在星の数ほどあるアイドルグループでは絶対出来ない事だ。ある意味モーニング娘。ならではの強みとも言える。

こういうのが再び脚光を浴びるようになったのは、今のモーニング娘。が頑張ってくれているお陰だなぁと心から思う。なんか色んな意味で、最近モーニング娘。が凄く面白い。

Zetima
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2000年頃からのハロプロファンですが、一時期遠ざかり2014年以降再び年に2回程度のペースでライブを見に行っています

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2001年頃からのモーニング娘。ファンです

2001年からモーヲタテキストサイトを運営していたので、当時の記事を徐々に移行しています。

最古の記事は2001年秋ツアーのライブレポートです。

チー
痛すぎるアイドルヲタクの歴史です……。

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2児の父親でありながらアイドルヲタクという、残念な大人ですが、記事を書き続けていることには、それなりの理由があるんです。
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