岡山は香川県との関わりが深いこともあり、比較的うどん屋が多い。
だが、セルフ形式の安価なうどん屋は、はなまるうどんや丸亀製麺の登場までそれほど多くなく、普通のうどん屋さんが多かった。そんな時代から有名な「永楽うどん」というお店が、倉敷市白楽町にある。
近くには倉敷市役所があり、ランチタイムには行列が出来るようなお店なのだが、このお店の特徴は味がよいのはもちろん、ボリュームがあるうどんを提供する割に、300円からと非常にリーズナブルな事が特徴。
実はこのお店僕が小学生の頃の同級生のお母さんが開いているお店で、その頃にはよく来た事があった。当時から人気のお店で、確か200円くらいで素うどんが食べられた記憶があるのだが、先日久々に訪ねたので紹介してみる。
多分、行ったのは20年振りくらいだと思う。
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お店の外観
JR倉敷駅前から、中央通りを国道2号線方面に走っていたらお店がある。
駐車場が5台程度しか無く、お昼時は人の行列と車の行列があるので、ランチタイムに行くと場所は分かり易い。ただ、サラリーマンが多く回転も速いため、12時過ぎから人が増えるものの、12時半くらいには捌けてしまう。
僕は当日このお店の近辺に用事があり、平日12時過ぎに行った時行列だったが、用事を終えた12時半くらいには並ばなくても入れる程度には空いていた。
メニューは300円〜450円と安価
※店内は撮影禁止との事だったので、写真はありません
店内に入ると、1人で食べに来たサラリーマンがほとんどで、家族ずれがちらほらという感じ。テーブル席が4つと、最大で10人程度座れそうなカウンター席があり、お客が無言でうどんをすすっている。
メニューはこんな感じ。
メニュー名 | 値段 |
---|---|
素うどん | 300円 |
玉子うどん | 350円 |
天ぷらうどん | 350円 |
ざるうどん | 350円 |
肉うどん | 450円 |
この店内の構成も、メニューも多分20年くらい前から変わっていない。
値段は流石に昔ほど安くないが、それでもセルフじゃないお店で、300円からというのはかなり安いと思う。
20年振りに対面の「天ぷらうどん」
確か昔来ていた頃、一番食べたのが天ぷらうどんだったので、今回は天ぷらうどんをオーダー。うどんの写真だけは撮影させてもらった。
これが天ぷらうどん。
素うどんとの価格差がわずか「50円」という事もあり、乗っている天ぷらはかき揚げ。これも昔と変わらない。
手打ち感たっぷりの、若干不均等なうどん。ただ、一般的なうどんに比べるとかなり太く分厚い。
そして、どんぷりはそれほど大きくないのだが、ギリギリまで入っている上、その中でうどんの割合が非常に高い。値段のわりにボリュームが多いのが大きな特徴だ。
うどんの出汁は、西日本らしく出汁の味が強い薄味。誰が食べても美味しいと感じる味付けだ。
終わりに
このお店ボリュームはあるのだが、天ぷらやおにぎりなどのサイドメニューは一切無いし、「大盛り」みたいな設定も無い。なので、うどん1品ではちょっともの足りないという人も多いのだろう、そういう人が何をするのかと言えば、うどんを2つ注文しているw
僕が行ったのは暑い時期なので、まずついたら「ざるうどん」をオーダー。それが食べ終わる頃に「素うどん」とか「天ぷらうどん」をオーダーしている。2つ注文しても700円なので、それほど高くない。
こういうオーダーをする人が多いというのも、老舗店という感じがする。
今やうどん屋と言えばセルフ店が主流だが、たまには昔ながらのうどん屋に行ってみたいと言う人には、お勧めだ。