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加寿屋(KASUYA) 倉敷店-大阪以外では縁の薄い「かすうどん」を食べてみた

岡山県は瀬戸内海を挟んで香川県のお隣。
瀬戸大橋とJR瀬戸大橋線もあり、テレビ局なども一緒で、文化的交流は比較的多いと思う。そんなこともあり、岡山県においてもうどんと言えば、ほぼ「讃岐うどん」を指す。

そんな岡山というか、倉敷に2年ほど前から「かすうどん」という看板を掲げた加寿屋(KASUYA)というお店がオープンしている。出来た頃から気になってはいたが、近所には「丸亀製麺」や「うどんおよべ」などメジャーなお店があり、足を運ぶ事はなかった。

なのだが、しばらく前にようやく行く機会を作れたので、紹介してみる。これがなかなか美味しかったのです。

この記事の掲載内容は、2020年12月27日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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加寿屋(KASUYA)の「かすうどん」とは

まあ、まず「かす」うどんって名前が気になりますよね。

「かす」と言われたら、「天かす」か「酒粕」くらいが思い浮かぶが、どちらもわざわざ看板に掲げるようなメインのトッピングとは思えない。この「かす」とは「あぶらかす」のことで、牛の小腸(ホルモン)を細かく刻み、油でじっくりと揚げ、水分や余分な脂分を飛ばしたものなのだそうだ。

大阪府南部、南河内の辺りで一般的なのだそうだが、ここは岡山。そんなの知るわけが無いw
そんなわけで、加寿屋(KASUYA)は大阪府南部と奈良県を中心にチェーン展開しているお店だったのだが、そんな中に何故か「倉敷店」が、、、

岡山市にもない、関西圏西部で一番大きな街だと思う姫路市にもない。なぜ、一気に倉敷までやってきたのかはさっぱり分からないのだが、とにかく倉敷店が存在し、結構長い間続いている。

加寿屋(KASUYA)の雰囲気

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赤い看板が目を引く外観。
この派手さがなんか「大阪」って感じがする(大阪人の方すみません、、、)。

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入り口には何故かビリケンさんw

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行ったのは倉敷店で、ランチタイム前のためまだお客さんはいなかった。広さはうどん屋さんとしては普通だと思う。

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店内にはサイン色紙がずらり。といっても、吉本中心だがw

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メニューを見れば「かす」が何なのかはよく分かる。

「かすうどん」を食らう!

初めて行ったお店だったので、ベーシックにかすうどん(600円)を注文。

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まあ、見た目は至って普通のうどんって感じですね。

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これが目玉とも言える「かす」。こうして見るといわゆる「ホルモン」だってことがよく分かる。
そして、この味がなかなかいい感じ。「ホルモン」と言えば脂っこいイメージがあるが、そういう感じはなく、スルメイカのように歯ごたえと味わいがあって美味しいのだ。

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うどんは讃岐うどんのように「つるつる、しこしこ」では無く、ちょっと柔らかい大阪方式。
今やうどんと言えば讃岐うどんを指すようになってしまったが、こういううどんをたまに食べると新鮮だし、美味しい。

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ちなみにランチタイムは、おにぎりが2個まで無料でもらえる。
うどんだけだとランチとしてはちょっともの足りないかもしれないが、おにぎり2個食べたら満腹だ。

終わりに

名前から正直そんなに美味しそうには感じていなかった「かすうどん」だが、とても美味しくて気に入ってしまった。

ちなみに、食べてて思ったがうどんだけど夜に食べたくなるような感じがする。そのせいか、夜は居酒屋みたいな感じで営業しているようで、時間も早朝5時までとかなり遅くまで営業している。締めのラーメンならぬ締めのうどんって感じになるのだろう。

今度は是非夜に行ってみたいなぁと思ったお店だった。