こんにちは!坂井(@sakaimi)です。
札幌はまだまだ寒くて、親子で暖房に寄り添う日々です。
さて今回は、アロマディフューザーに関する記事です。
本来はアロマオイルの香りを楽しむ器具ですが、加湿など機能性の高いものやインテリアをぐっと引き立てるおしゃれなデザインのものが多数発売されています。
しかし、種類が多すぎて逆にどれを選べばわからない…という方もいるのではないでしょうか?わたし自身がそうでした。アロマオイルは効能を参考に選べるのに、アロマディフューザーはどれを選べばいいのやら…。
今回、Seneo社よりアロマディフューザーのレビュー依頼をいただき、実際に使ってみました。アロマテラピーが気になる方、アロマディフューザー選びに迷っている方には、ぜひこのの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
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Seneoアロマディフューザーの特徴
今回、Seneo社より紹介のあったアロマディフューザーはこちらです。販売価格2,899円です。
楽天やアマゾンをのぞいたところ、似たような卓上型・加湿機能つきだと価格帯は1,000円〜5,000円ほどのようです。なのでSeneo社のこちらは中間から少し高めの価格ですね。
簡単に特徴をあげますと、
- 超音波式で蒸気が熱くなく、子どもが触っても安全
- アロマ対応(アロマオイルを入れて香りを楽しめる)
- 自動シャットオフ機能があり、空焚きを防ぐ
- LEDライトで7色14通りの発色を楽しめる
…と、アロマディフューザーとしてはもちろん、小型の加湿器としても十分に役割を果たしてくれそうです。
アロマテラピーについて
Seneoのアロマディフューザーについて詳しく紹介する前に、アロマテラピーについて簡単に説明します。
アロマテラピーは、植物の香りやさまざまな働きの力をかりて、心や身体のトラブルを穏やかに回復し、健康増進や美容に役立てていこうとする自然療法です。
(日本アロマ環境協会公式サイトより引用)
ちなみに、「アロマセラピー」という言葉が使われることもありますが、「アロマテラピー」「アロマセラピー」はいずれも同じ意味で、日本語に直した時の表記の違いです。
アロマテラピーの紀元は遡ると西暦10世紀頃と言われています。日本では1996年に日本アロマテラピー協会が設立されことをきっかけにアロマテラピーが知られるようになり、現在では女性を中心に流行しています。
女性にありがちなホルモンバランスの乱れやマタニティブルー(産後うつ)にも効果を得られるとして、贈り物でもおなじみです。わたし自身も、妊娠〜出産のタイミングで友人からアロマオイルをいただく機会が多々あり、流行を実感しました。
しかし、アロマオイルの使い方をまったく知らないため、いつか使おうと思ったままそれらは引き出しの奥へ…。しばらくして、せっかくいただいたのにこれじゃ失礼だと、使ってみることにしました。
アロマディフューザーって何?その特徴とは
まず、アロマオイルの香りを楽しむためにはその香りを蒸発させる器具が必要です。「アロマディフューザー」とはその器具の名前です。
アロマディフューザーとは…
語源はディフューズ(diffuse)という英語で、「拡散する」「広める」という意味。アロマオイルやエッセンシャルオイルの微粒子を霧と共に拡散させる器具。
以前はアロマポットという火を使ってオイルを蒸発させ香りを楽しむ器具がありましたが、火を使う危険性を含むことから敬遠され、代わりにアロマディフューザーが使われるようになりました。
一般的なアロマディフューザーの特徴
- 電気式なので、火を使わない
- 火を使わないので、焦げ臭さが無い
- 触っても熱くない設計
- 加湿のほか、タイマーやライトの色替えなど様々な機能が搭載されているものもある
加湿機能があれば、読書やパソコンを利用する際に手元で香りを楽しみ、さらに加湿まで出来て一石二鳥ですよね。こういうのがいいな〜。というわけで、アロマディフューザー購入に向けて少しずつ気持ちが高ぶっていきました。
アロマディフューザーの種類が多くて選びきれない
さっそくアロマディフューザーを楽天やAmazonなどで検索してみたところ、多数のメーカーから様々な機種が発売されていました。手元で楽しむ小型タイプから、業務用40畳向けまで!何となく使ってみたい程度のわたしにはどれを選んでいいのか判断がつきません。
そして、アロマディフューザーはインテリアにこだわる人向けなのか、おしゃれなデザインのものが多いです。家具屋さんやおしゃれな雑貨屋さんによく置いてあるような、どれも素敵なものばかり。
確かに、せっかく家に置くものだからおしゃれにこだわりたいですよね。その気持ちはわたしにも十分あるんですが、我が家は転勤族のため引っ越しが多く、特定のテイストのインテリアにしか合わないものはあまり買えないのです。
次に引っ越す家が全室和室の土壁かもしれないし、洋室であっても壁紙が白なのか黒なのかもわからないし…。なので、アロマディフューザーを買うなら、なるべくシンプルなものを探したかったんです。
いくつか比較はしたんですが、
メーカー | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
A社 | 外側がアルミ素材でおしゃれな円柱形 | 13,824円 |
B社 | 木目調でぼてっとした円柱形 | 3,500円 |
C社 | ガンダムのハロにそっくりで貯水タンクが小さめ | 1,899円 |
…と、少し挙げただけでも様々なタイプのものがあり、わたしにはどれがぴったりなのか決められませんでした。
そうして悩んでいたところ、家電メーカーのSeneo社よりアロマディフューザーのレビュー依頼が!何というタイミング。今後のアロマディフューザー選びの参考になるかもしれないと思い、参加させていただくことにしました。
開封レポート
開封レポートです。
箱や本体、付属品とすべてシンプル。
中には本体の他に、電源ケーブル(長さ170cm)、計量カップ(150ml)、説明書が入っていました。
本体底に電源ケーブルの差し口があり、写真のようにケーブルをきちんと固定できるようになっています。意図せず抜けることがなさそう。
なんと、説明書が英語表記のみ。しかし、google翻訳などを使えば十分理解できるくらい操作が簡単なので、今のところ説明書は一度しか読んでいません。
使い方
事前準備
- 本体底に電源ケーブルを差してからコードを電源差し口近くのツメに引っ掛けます。
- フタを少しひねって開けて、中に水を100ml、続いてアロマオイル(または精油)を3滴たらします。
- フタを閉めます。
貯水タンクには100ml以上の水を入れないよう、ラインが書かれています。
電源を入れるには
本体正面から見て右側のMISTボタンを一度押します。これで緑色のランプが点灯し、電源がオンになります。この時点で3時間運転となるため、連続運転させたい場合はMISTボタンをもう一度押して、ランプが赤色になることを確認します。電源を入れたり連続運転にした時点では本体のライトは点灯しません。
ライトの調整
本体左側のLIGHTボタンを一度押すと、本体内部のライトがつきます。ライトの色は全14色で、ぼんやりと色が変わり続けます。特定の色にしたい場合はLIGHTボタンを必要数押します。ライトの色は、
- 緑
- 青
- 赤
- 黄
- 紫
- 青緑
- 白
…の、7色それぞれに濃淡の違いを含めた全14色です。
しかし、発色が強いのと色味が個人的に好みでないため、LIGHTボタンはふだんまったく使いません。ここは好みが分かれるところだと思います。
香りの広がり方と加湿力は
電源を入れて間もなく、本体てっぺんの穴からミストが吹き出します。しっかりと加湿されている事が実感できますね。
そして、近くに湿度計を置いて確認したところ5分ほどで湿度が40%まであがりました。快適に過ごす湿度としては十分ですね。
アロマオイルの香りもふんわりと広がり、鼻にくるきつさは感じません。また、水が切れる最後まで香りが持続していたように思います。
説明書には「水が無くなると電源が切れます」と書いてあったので、試しに水を入れずに電源ボタンを押してみたところ、反応がありませんでした。空焚き防止のセンサーが貯水タンクについてあるようです。小型でシンプルなアロマディフューザーですが、ここまでの機能が備わっているとは予想していませんでした。
100mlの貯水で3時間10〜15分くらいは持つので、電源が3時間で切れる機能がついているのはなかなか理にかなってます。どちらにしろ水がなくなれば電源は切れるので、貯水タンク限界まで動かしたい場合は連続運転モードでいいかと思います。
デザインもシンプルで、どの部屋にも似合う
デザイン性を求めるならば物足りないかもしれませんが、洋室・和室問わずあちこちの部屋で使いたい、我が家のように転居が多いためインテリアに振り回されることなく長く使いたい、という希望があるならこれくらいの外見のもので十分ではないでしょうか。
悪い点や気になるところは無いの?
ここまでは良い点ばかり挙げてきましたが、さすがにこれだけじゃレビューとしてはおもしろくないですよね〜。というわけで、気になった点を挙げます。
本体に印刷されたロゴがわたし好みじゃない
好みが分かれるところだと思いますが、個人的にはあまり好みのフォントでは無く、さらに理想を言えばロゴがここまで分かりやすい場所じゃなければもっとデザイン性が高かったのではないでしょうか。
説明書に日本語版が欲しかった
同梱された説明書は英語表記のみ。ならばSeneo社のウェブサイトなどで英語以外の説明書が閲覧できないかと探しましたが、公式サイトが見つからず。日本版アマゾンで販売されている商品なので、紙一枚でも日本語版の説明書が同梱されているとより親切かなぁと思いました。
本体フタがもう少し開けやすいと良い
本体のフタが滑りやすい素材なので、貯水タンクに水が残る状態でフタをひねって開ける時にすべりそうで少し怖いです。でも簡単に開くので慎重に扱えばそこまで問題ではないです。
これくらいの小さい部分が強いて言えば気になったくらいで、基本的にはアロマディフューザーとしても加湿器としても合格点ではないかなぁと思います。
終わりに
香りが無くてもいい時は水だけ入れて加湿器としても使える上に、加湿力もしっかりとあります。空焚き防止機能なども備わっていて、外見のシンプルさを良い意味で裏切ってくれる、とても便利なものだと感じました。これくらいのデザインなら、贈り物として選んでもよさそうだな〜と思います。
また、アロマディフューザーを使って自分の好きな香りにほんのり包まれることの心地よさを初めて実感できました。今後も他のアロマオイルなど試しながら、お気に入りの香りを見つけたいです。
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