こんにちは!坂井(@sakaimi)です。
今回は、Vitantonio(ビタントニオ)のバラエティサンドベーカーのレビューです。
ホットサンドはもちろん、鉄板を交換することでワッフルやたい焼きなどいろんなものが作れる調理家電です。
以前よりホットサンドメーカーがほしいと考えていたのですが、思い切って一番高い機種を買ったところこれが大当たり。
朝食に悩む事がなくなり、何より好き嫌いの多い我が家の3歳児がホットサンド大好きになりました。苦手な野菜が挟まっていても、ホットサンドならもりもり食べるほどに。
個人的にも大満足のバラエティサンドベーカー、我が家での使い方やメリットデメリットなどをご紹介します。
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Vitantonio(ビタントニオ) バラエティサンドベーカー「VWH-110-W」スペック
- 電源:AC100V 50/60Hz
- 外形寸法:約251(W)X243(D)X107(H)mm
- コードの長さ:約1.4m
- 本体重量:およそ2.5kg
買ったきっかけ
「いつかティファニーで朝食を」という漫画をご存知でしょうか。お母さんの手作りによる充実した朝食を毎日食べて育った主人公が、満足する朝食を求めて彼氏と別れたりする漫画です。
(…と、ざっくりとした紹介ですが、わたしは漫画のストーリーを人に伝えるのが上手じゃないのでこれ以上の説明はさておき、ビタントニオの話を進めます。)
この漫画を読み、「丁寧な朝食って大事…すてき…意識高い…」と、すっかり影響を受けたわたし。マンネリ化した朝食から脱出したくて、すぐさまホットサンドメーカーを買うことにしました。
比較していく中で、鉄板交換式のホットサンドメーカーを知る
ひとくちにホットサンドメーカーといっても、
- コンロの火にあぶって作るフライパン式
- 卓上で使える電気式
など、様々なメーカーから様々なタイプが発売されています。その中で、頭ひとつ飛び抜けて高価なVitantonioというメーカーの『VWH-110』というものを見つけました。
鉄板を差し替えて様々なメニューが作れることから、ホットサンドメーカーではなくバラエティサンドベーカー(機種により「ワッフル&ホットサンドベーカー」)などと名付けられています。
ワッフルもいいなぁ…たい焼きも家で焼けると楽しそうだなぁ…。
ここから、すごーく悩みました。
- すぐ飽きないか
- 目的をホットサンドに絞ればもっと安くなるのに、高価格のものを買うべきなのか
- Vitantonioは海外のメーカーなので、壊れやすかったりしないか心配
- 周りに使ってる人がいないから使い勝手など話を聞けない
似たような調理家電でホームベーカリーを所持していますが、これは友人から使用感などをたくさん聞けたので、買うことに不安はなかったんですよね。
そういうわけで、買い物を失敗したくないなぁ…と思うわたしは、これを買うかどうか3〜4ヶ月近く悩みました。
結局買いました
で、悩んだ末に買いました。やっぱり欲しかったし、最悪使わなくなっても誰かもらってくれる…と信じて。
結論から言うと、この選択は大正解でした。最上位機種にしてよかったです。
良い点
- コードを本体に巻き付け、立てて収納できる
- 熱量が強く、サッと火が通り調理時間が短縮できる
- 付属の鉄板が1枚多い
熱量の違いは大きいです。特に朝使うなら、少しでも早く出来上がる方がいいですよね。
ビタントニオの場合、上位2機種が熱量が強く、下の機種と比べて焼き時間が1〜2分短いです。
悪い点
- 通電スイッチがない
- フタ側の鉄板にひいた油や蒸気から発生した水が本体から漏れやすい
- 温度の調整ができない
通電スイッチがないので、スイッチつきのタップを経由して電気をひいてます。これがないとコンセントをいちいち抜き差ししないとスイッチが切れないので、スイッチつきのコンセントタップを併用した方が安全です。
温度の調整ができないのは全機種共通でした。ただ、温度の調整が出来ないことでわたし自身不便を感じたことはありません。なのでこの点は個人により感じ方はそれぞれだと思います。
手順と焼き時間
焼く手順
とってもシンプルです。ワッフルの場合はこんな感じ。
- コンセントを差し込み、通電開始(特別なスイッチなどはありません)。
- 通電が始まると右側の赤いランプが点灯します。鉄板が調理可能温度まで温まったことを知らせる左側の緑のランプが点灯するまで蓋は閉じたまま。
- 蓋をあけて、鉄板に油をひく。
- ワッフルのたねを流し込み、蓋を閉じる。
- 4分ほどでワッフルの出来上がり。
これだけです。温度調節が出来ないことを悪い点で挙げましたが、誰でも簡単に焼けることを追求すれば温度調節が出来ないのは当然のことかもしれません。それくらい、シンプルです。
焼き時間
付属している鉄板だけの紹介になりますが、
- ワッフル:3〜4分
- たい焼き(ポワソン):4〜5分
- ホットサンド:4〜5分
だいたいこれくらいです。一度で2つ焼けるので、4人家族でも全員分揃えるのに10分弱くらいでしょうか。忙しい朝でも何とか確保できる時間だと思います。
どの鉄板をよく使う?
今回紹介するバラエティサンドベーカーには、3枚の鉄板が付属しています。(これ以外の機種は、付属する鉄板の枚数が2枚のものもあります)
- ワッフル
- ホットサンド
- たい焼き(ポワソン)
どれもよく使いますが、強いて言えばワッフル型をよく使います。ホットケーキミックスでただ焼くだけなのに、外はサクッ、中はふわっ、のワッフルに仕上がります。
また、娘用にひじきのみじん切り(鉄分を採らせたい)や、野菜フレークなどを混ぜたりと、いろんなワッフルを試しています。
仕上がりが雑でも、焼きたてのおいしさは損なわれない
我が家はホームベーカリーで食パンを焼くのですが、焼き型が縦に長いのでVitantonioのホットサンド型だとどうしてもはみ出します。きれいに作るなら、正方形のパンじゃないとだめなんです。
でも、面倒なのでわたしは長方形のパンを無理矢理半分に折り三角にして焼いています。
見た目は雑なんですが、焼きたてあつあつのホットサンドなので見た目が帳消しにされる…気がします。おいしいし、いいや〜って。今のところ家族から何も言われません(言わないだけ?)。
きちんとしたかたちのホットサンドを作るならば、パンを正方形に切ることをおすすめします!
ちなみに、耳も含めて焼いちゃうのも我が家流です。耳がサクサクしておいしいんですよ〜。
おすすめの応用使い
いろいろ使ってみた中で、おすすめの応用使いを紹介します。
ワッフル型でお餅を挟む(焼き時間:5分ほど)
モッフル(お餅のワッフル)が出来ます。市販の切り餅で大丈夫です。挟んで5分くらいで丸いモッフルが出来上がります。
我が家では、ソース、マヨネーズ、かつおぶしなどを乗せてお好み焼き風の味付けにしています。お餅はやっぱり腹持ちが良いですね〜。
ホットサンド型で焼きおにぎり(焼き時間:3〜5分(※カリカリが好き、などの好みによる))
我が家ではこちらのレシピで焼きおにぎりを作り、朝食用に冷凍保存しています。
ホットサンド型を使う前はコンロの魚焼きグリルを使っていましたが、ホイルに油を塗る作業が面倒で面倒で、そのうち焼きおにぎりを作ること自体億劫になりつつありました。
ホットサンド型だと鉄板に油を塗るだけでいいのでとても楽です。
あると便利な小道具
調理の際にこれがあるとはかどります。
- 鉄板に油をひくためのハケや油ひき
- 粗熱を取るための網
こういうやつですね〜。いずれも100円均一などでも手に入るので、おすすめです。
朝食は変わった?
バラエティサンドベーカーを買ってから、朝食に対する意識が変わりました。
- 朝食の用意が楽しくなった
- 朝食の選択肢が増えた
朝食ってマンネリになりがちですよね。わたしだけなら毎日同じものが続いてもいいんですが、それを夫や娘に強いるのはよくないなぁ…と思っていました。
それが、バラエティサンドベーカーの登場により、簡単に用意できる朝食に選択肢が増えました。わたしにとっては朝食に悩むことが無くなり、とても助かっています。
ちなみに、ホットサンドは朝多めに仕込んでわたしのお昼ごはんに持っていくこともあります。朝食以外にも活用しまくりです!
娘は好き嫌いが多いので、ホットサンドの中にチーズと一緒に苦手な野菜を仕込んで食べさせることも多いです。サクサク食感が気に入ったのかホットサンドになると食べる量も増えるので、娘の朝食のことを考えても買った価値はあったなーと思います。
今ではたい焼き型やワッフル型を使って、おやつを娘と一緒に作ることもあります。
終わりに
調理家電って「あると便利、でも無くてもいい(何とかなる)」ものが多いです。今回紹介したビタントニオもその部類になりますが、実際に使ってみて、
- 家族に好き嫌いのある子どもがいる
- お手軽に、ちょっと凝った朝食を作りたい
- 鉄板に流し込むだけでおやつ作りが出来る手軽さ(子どもと一緒に楽しめる)
これらをカバーしてくれることはとても貴重だし助かるな〜と思いました。買って3ヶ月近くが経ちますが、まだまだ現役で使っていますし、いまだに「買ってよかったな〜」と噛み締めることが多いです。
独身の方にもお子様がいるご家庭にもおすすめしたい調理家電です。少しでも気になる方、ぜひご検討ください。
手軽に楽しく作る朝食、良いですよ!