深夜・早朝のPC作業に適したライトが欲しい
会社員をやめてフリーランスとなり、1年が経過した2019年9月。
生活リズムもようやく完成してきた感じだが、「フリーランスあるある」なのが、深夜・早朝でも空き時間があれば、仕事をしてしまうこと……。
僕に関して言えば、会社員時代から午前4時〜5時に起きて、子どもを起こす6時半まで仕事をすることが多く、それは今も変わらないが深夜・早朝作業に適したライトがないのが悩みだった。
僕の「自宅オフィス(?)」は、リビングの一角にある。
なので当然シーリングライトがあるのだが、「明るすぎる」という問題があった……。
- 一人で使うには「明るすぎる」
- 深夜・早朝のPC作業で明るすぎると、気が散る
- かといって、暗闇で液晶ディスプレイのバックライトだけで仕事したら、目が悪くなりそう……
結果、僕の作業エリアだけで使う「LED電球」を設置していたのだが、正直これでも明るすぎると思っていた。
そんな時に、BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」のレビュー依頼をいただいたので、早速試してみた。
早速紹介しようと思う。
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BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」の概要
BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」の製品概要は以下の通り。
寸法 | 38cm x 47cm x 32cm |
---|---|
重量 | 4.3kg |
消費電力 | 18 W(最大) |
光源 | デュアルカラー LED |
色温度 | 2700~6000K |
バリエーション |
|
価格 | 24,800円 |
LEDデスクライトは数多くの製品が発売されているが、BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」の最大の特徴は「自動化」にあると思う。
- 目を守るために、最適な明るさを「自動調整」
- 人感センサーを搭載し、人の存在によって「自動電源ON・OFF」
LEDデスクライトは5,000円程度から購入できるなか、「24,800円」という価格はかなり高く感じるのだが、センサー満載で「いろいろ自動でやってくれる」というのがポイント。
僕の場合、「明かりをつけるのは、壁のスイッチを押す」とすり込まれている。
「デスクライトのスイッチをわざわざONにする」というのは面倒に感じるわけで、慣れるかもしれないが、それが理由で結局使わなくなる可能性も高い。
その点、BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」は自動なので、付け忘れも消し忘れもない。
BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED(クランプタイプ)」の開封レポート
簡単な開封レポートを。
BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」はスタンドタイプとクランプタイプの2種類があるのだが、今回は「クランプタイプ」を紹介する。
設置方法に違いがあるだけで、基本性能に違いはない。
デスクライトなのでそれなりに大型ということもあり、パッケージはしっかりしている。
開封すると以下が入っていた。
- 本体
- ACアダプタ
- 設置用のクランプ
- 説明書(日本語対応)
- 保証書
製品の外観をチェック。
ホワイト基調で光源がLEDということで、スタイリッシュなデスクライトだ。
今回は「クランプタイプ」を紹介するので、クランプが付属している。
僕が学生時代は「蛍光灯」だったので、かなり大きかったが、「今はこんなにコンパクトなのか……。」と驚いてしまう。
設置後の状態
デスクライトなので、設置しないとイメージもつかめないだろう。
僕のデスクに設置してみた。
これが昼間。
これが夜間(早朝)。
僕は基本的にPCで作業しているのだが、頭上にライトが来るような感じにした。
- PC作業時に手元が明るい
- 液晶ディスプレイに反射しない
- 紙の資料が読みやすい
そうなることを期待した配置だったが、期待通りだった。
分かりやすく、真っ暗な夜間に撮影した写真で比較してみる。
これが通常の電球(60W)を使った時。
こちらは、電球を使わずBenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」のみを使ったとき。
前者は部屋全体が明るいのに対して、後者はライトがあるPC周辺だけ明るくなることは分かると思う。
2万円の高級LEDデスクライトの価値は「自動化」
冒頭で記載した通り、LEDデスクライトは5,000円程度でも購入できる。
対して、BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」は「24,800円」とかなり高い。
僕は安価なLEDデスクライトを持っていないが、家電量販店などで見て比較した感じ、LEDライトとしての性能に差はないと思う。
- 調光機能はあるか
- 調色機能はあるか
- 最大照度はどれくらいか
LEDライトとしての比較要素は正直これくらいしかなく、「高級なライトだから目にいい」というわけでもでもない。
違いは「使い勝手の部分」しかない。
ユニークな機能としては、USB-A端子が搭載されており、ここから充電できたりする(5WなのでiPhoneを想定している模様)。
ただ「充電機能が便利なので、このデスクライトを買おう」とはならないと思う。これらはあくまでも「おまけ」だ。
では、BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」の価値はどこにあるかと言えば、「自動化」だと思う。
- 周りの明るさに応じて、最適な明るさにしてくれる
- リングの状態を確認することで、明るさが十分か判断できる
- 人感センサーで電源ON・OFFを自動化できる
必要かどうかは使う人によるのだが、センサーが充実しており、特別な操作をしなくても「いい感じ」にしてくれるのが最大の魅力だ。
逆に言えば、「センサー類が充実しているから高い」ともいえるわけで、これらの機能が不要・興味ないという方は、安価なモデルを選ぶ方が幸せになれると思う。
欠点は操作ボタンがおしゃれ過ぎて、分かりづらい
- 席に座るとライトがつく
- 席を外して一定期間経過するとライトが消える
- 明るさなどは自動調整
つまり、本体を触ることが極めて少ないので、「操作」が分かりづらいと感じるのが欠点だろうか。
例えば、電源ON・OFFはこんな感じでライトにかざせば操作できる。
これくらいはよいのだが、調光・調色の操作は直感的とはいえないと感じた。
調光はスタンド上部のリングを左右に回せばよいのだが、調色は「リングをなぞる」ような動きで、正直何度も操作に失敗したし、お世辞にも使いやすいとはいえない。
操作するなら電源ON・OFFだけ
と割り切った方がよいと思うが、もうちょっと分かりやすくして欲しかったとは思った。
デスクライトの適度な明るさで仕事をすると「集中力が増し作業効率UP」
冒頭に記載したが、僕は夜間・早朝の作業時に、シーリングライトやLED電球では「明るすぎる」と感じていた。
なので、デスクライトの導入を検討し実際使ってみたのだが、デスクの周辺だけが明るいと「集中力が増す」ことは実感できた。
- ノイズキャンセリング機能付きのイヤホン
- デスクライト
この2つがあると、特に早朝など「限られた時間でやりたこと」がある場合、集中して作業できるので役に立つ(僕の場合、子どもが起きてくるまでの1〜2時間が勝負)。
なのだが、周りから見ると「暗闇で作業している」ように見えるようで、朝起きた妻が「暗いでしょ」とシーリングライトを付けてしまうというオチもあるのだが……(笑)
終わりに
学生時代以来使ったことがなかったデスクライト。
実際、BenQ「親子デスクライト Wit MindDuo LED」も、親子で本を読んだり、勉強するシーンを想定しているようだ。
「PC作業中心で必要なのか?」と半信半疑で使った面はあるのだが、役に立つのは夜間・早朝に限定されるものの、あると便利な製品だと思う。
今や、「仕事」と言えば、紙を書くよりPCを触る人の方が多い時代なので、PCを快適に利用できるようにデスクライトを使ってみるのはいかがだろうか。