以前ダイソンが発売した「Dyson Digital Slim DC62」というコードレス掃除機に興味がある、という記事を書いたことがある。
この記事を書いた時、読者の方から以下のような意見をいただいた。
- 案外重いから、1度実物を触ってから判断した方がよいよ
- コードレスのハンディ掃除機ならマキタのが、コストパフォーマンス抜群だよ!
で、実際触ってみると、性能は抜群で重さも気になるほどではないが確かに結構重い。そして、一番ネックになるのはやはり価格。7万円ほどするわけでどうしたもんかと思っていたが、もう1つ教えてもらったマキタの掃除機をネットで見てびっくり。
なんと1万弱くらいで販売されているのだ。
掃除機は手軽に使える事の方が重要なので、これを昨年末くらいに購入したのだが、教えてもらった通り抜群のコストパフォーマンス。これはかなりお勧めと思うので紹介してみる。
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「マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100DW」の外観
普通の箱。
部品も非常にシンプルな構成で、これだけ。
充電電池は本体の後ろの辺りにはめ込む。
デザインは特別いいわけじゃないが、シンプルなので室内においてもそれほど違和感は感じない。
充電電池は専用の充電機を使う。
電池はこんなので、
ガチョーンとはめ込んで充電する。
開封から使えるまでにかかる時間はせいぜい10分。とてもシンプルな構成だが、割り切ってる分逆に使いやすい。これはトグルタイプでスイッチを押している間だけ吸引を行う。お陰で電池も良く持つ。
3ヶ月程使用してみての感想
僕は普通の掃除機がどうしても好きじゃなかった。
あのでかいやつをゴロゴロと引き釣り回すのが面倒で、結果クイックルワイパーとかに頼ることが多かったのだが、これを買ってからは掃除機を使う事の方が多くなった。
使いたい時にサッと出して、すぐに掃除が出来る。コードレスだから家全体に掃除機をかけたとしてもそれほど時間はかからない。何より掃除機に関しては嫁任せにしていた僕が、週末くらいは自分で掃除機をかけるようになったし、気になる時は朝出勤前とかでも使える。
吸引力とかは通常の掃除機や「Dyson Digital Slim DC62」の方が強いと思うが、週に1回しか掃除機をかけないのと、少しずつでも毎日かけるのだと、後者の方が色んな意味で楽だ。手軽に使える事のでかさを実感した。
そして、何と言っても価格。
これが1万弱で買えるのだから驚きだ。
「マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100DW」のメリットデメリット
僕が感じたメリットデメリットをまとめると、以下のような感じだ。
デメリットは安い分仕方ないと思う部分がほとんど。全体的には大満足だ。
メリット
- 値段が1万弱と安い
- 軽い
- コードレスタイプなので気軽に使える
- 吸引力は強力という程ではないが、普通に使う分には十分
- 吸引力が強力すぎない分、音もそこまで大きくない
- 普段使う時はバッテリー着脱式である事が面倒に感じるが、逆に言えば交換可能なので長く使えそう
デメリット
- デザインはあまり良くない
- 吸引力はそれほど強くない
- 今回購入したのは紙パックでなく、内部にゴミがたまるカプセルタイプだが、ゴミ捨てはちょっと面倒
- 充電には専用の充電機を使うため、充電する時いちいち着脱する必要がある。
終わりに
家電でこれは便利やわ~って思うのって、最近は大抵高価な物が多い。掃除機で言えばルンバとかも凄く便利だろうと思うが、マキタの掃除機の魅力は何と言ってもコストパフォーマンス。
この値段なら例えば一戸建てで1階と2階用に分けるとか、車用にするとか色んな用途が出てくる。最近ジェネリック家電なんて言葉を聞くようになったが、マキタの掃除機はまさにそんな感じかもしれない。
お掃除好きならもっと掃除がしやすくなる意味で、お掃除嫌いはハードルを下げる意味で、どちらにもお勧めできる、素敵家電だと思う!