ロボット掃除機使ってますか?
- 共働き
- 子育て
世帯での利用率は高いのではないかと思う。
我が家はまさにそのケースに合致するが、ルンバに代表されるロボット掃除機は購入していなかった。
厳密に言うと、買っていないだけで、使っていないわけではなく、近所にある実家にルンバがあるので時々借りて使っていた。
そんな我が家に、あまり聞き覚えのないロボット掃除機君がやってきた。名付けて、
ネイトくん
正式名称は、ネイトロボティクスのロボット掃除機『Botvac D5 Connected BV-D502』というが、今回レビュー依頼をいただいたので紹介しようと思う。
長期利用レビューとして、何本か記事を公開予定だが、この記事では概要と、簡単な利用レポートを掲載する。
これがなかなか、愛嬌のある子なのですw
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ネイトロボティクス『Botvac D5 Connected BV-D502』とは
ネイトくんこと『Botvac』はネイトロボティクス社(Neato Robotics, Inc.)が販売する、ロボット掃除機の名称だ。
Botvac(ボットバック)が機種名で、ロボッド掃除機の代表格であるアイロボット社の『ルンバ』に対応するわけだが、ボットバックという名前より、社名の『ネイト』が通称になっているようだ。
ちなみに、僕は今回レビュー依頼をいただき、はじめて存在を知った。
2024年10月時点では、以下のモデルが販売されている。
- Botvac D3 Connected
- Botvac D5 Connected
- Botvac D57 Connected
- Botvac Connected
今回紹介する『Botvac D5 Connected BV-D502』は上位モデルに該当する。
このモデルの目玉機能は、以下の4点
- Neatoモバイルアプリ/Wi-Fi接続
- LaserSmart マッピング & ナビゲーション
- カバレッジマップ対応
- スマートホーム対応
単語だけ言われても何のことかと思うかもしれない。
簡単に解説する。
Neatoモバイルアプリ/Wi-Fi接続
ロボット掃除機が一般的になり始めた頃、家電製品という位置付けだった。
しかし、2018年現在はどちらかと言えば、スマートフォンなどのガジェットの一種とも見られている。
- Wi-Fiに対応しネットワーク接続を有する
- スマホアプリで操作可能
- 外出先からリモート操作可能
といった辺りだ。
カテゴリ: ライフスタイル, ユーティリティ
販売元: Neato Robotics Inc – NEATO ROBOTICS, INC(サイズ: 52.2 MB)
LaserSmart マッピング & ナビゲーション
前述の通り、実家にあるルンバを時々使っていたので、ロボット掃除機の利用そのものは初めてではない。
だが、
ロボット掃除機=ルンバ
だったので、ランダムに動くのがロボット掃除機と思っていた節がある。
ところが、Botvacはレーザーで最適な動作を計算しながら、掃除をする。このことによるメリットは、
掃除が早く終わる
ということだ。
僕が使っていたルンバは、2014年に購入した『ルンバ880』なので、4年前のモデルと単純比較するのはナンセンスかもしれないが、
ルンバ880 | Botvac D5 Connected | |
---|---|---|
掃除時間 | 60分 | 30分 |
というくらいかなり違っていた。
カバレッジマップ対応
掃除が早くおわると嬉しいが、逆に、
本当にちゃんと掃除したの?
という疑念も湧く。
特に僕の場合、ルンバと比較して倍くらい速い速度で掃除が終わっただけに、パッと見た感じホコリなどは吸い取られていると分かっていても、その印象は強かった。
『カバレッジマップ』という機能があり、掃除が終わったタイミングで、掃除した範囲を表示してくれる。
これはとても分かりやすくていい機能だと感じた。
スマートホーム対応
- Amazon Echo(Alexa)
- Google Home
などスマートスピーカーが2017年後半から盛り上がっているが、Botvacもスマートスピーカーでの操作に対応している。
ただし、残念ながら日本では使えない……。
- 米国(英語)
- 英国(英語)
- ドイツ(ドイツ語)
の対応のみで、公式サイトを見る限り、Alexaの場合、日本と日本語対応していないようだ。
開封レポート
簡単に開封レポートを。
これがパッケージ。
開封すると本体がドーンと登場する。
さらに、付属品たちが登場。
- 本体
- 統合充電台と電源コード
- 二重らせんコンボブラシ&超高性能フィルター&サイドブラシ
- 磁気テープ (2M)
- ブラシ & フィルタークリーニングツール
- 取扱説明書(日本語対応)
となる。
磁気テープって何だろうとおもったが、立ち入り禁止エリアを設定するためのアイテムだった。
裏側はこんな感じだ。
タイヤが結構大きいなと感じた。
ダストボックスはこんな感じ。
特徴的な充電台。
金属部分が接触すると充電されるような構造となっていた。
セットアップ
ただのロボット掃除機として、手動で電源ONして起動することももちろん可能だが、Botvac D5 ConnectedはWi-Fi&スマホアプリ対応が目玉なので、取扱説明書でもスマホアプリからセットアップを行うように案内されている。
なので、早速やってみた。
カテゴリ: ライフスタイル, ユーティリティ
販売元: Neato Robotics Inc – NEATO ROBOTICS, INC(サイズ: 52.2 MB)
基本的な流れは、マニュアルに従ってやっていけばよいのだが、
1つだけ注意点がある。それは、
Wi-Fiは2.4GHzしか対応していない
ということだ。
最新規格の「IEEE802.11ac」は5GHz帯を使っているため、接続出来ないことは注意して欲しい。
セットアップが完了して、アプリから接続すると、
アップデートしてください
とか言ってくる辺りが、今風だなと思った。
だが、ロボット掃除機って基本的には、以下のような使い方。
- 充電器に常時いる
- 掃除する
- 充電器に戻る
なので、出かけたあとに「スイッチ押し忘れた!」なんて時も、アプリから簡単に掃除の指示がだせるのは非常に便利だ。
実際に使った感想
繰り返しになるが、ロボット掃除機を使うのは初めてではない。
なので、便利さはそれなりに理解しているわけだが、ルンバ880と比較して感動したことが2つある。
- 運転状況を通知してくれる
- 掃除が早い
この2つだ。
運転状況を通知してくれる
掃除の開始は、以下の2パターン
- 本体のスイッチをON
- アプリから起動
個人的にはアプリから起動が楽だと思う。
アプリでは、現在位置なども見られるが、一番便利だなと思ったのが、
異常発生や掃除の終了を通知してくれる
ということ。
1度カーペットに引っかかって動けなくなったことがあったが、その際異常発生を通知してきた。
大抵は外出中の話だが、帰ってきてそれを知るガッカリ感と比較して、最初から分かっていたら、実に大らかな気持ちで接することができるw
また、正常終了時ももちろん通知してくれて、その際には、
この範囲を掃除したよという『カバレッジマップ』も通知する
これを外出先でもみられるのに感動したし、何より、
マップの正確さに驚いた
これは実際通知されたマップだが、
自宅の間取りほぼそのままで、モノがあるなどの事情で掃除できなかった部分は、きっちりカバーエリアから外れている。
これはちょっと驚きの機能だった。
掃除時間が早い
これはそのままの意味だが、掃除が非常に早い。
僕が時々使っていたルンバ880と比較すると、同じ部屋を掃除しても、
ルンバ880 | Botvac D5 Connected | |
---|---|---|
掃除時間 | 60分 | 30分 |
という感じで2倍ほどの差がある。
これを単純比較するのはナンセンスとは思うが、理由の1つとして、掃除に対するスタンスの違いがあるように感じた。
- ルンバは指定範囲を、バッテリーが続く限り徹底的に掃除する
- Botvacは指定範囲を、なるべく効率良く、最速で掃除する
という感じだ。
だからといって、Botvacがちゃんと掃除していないかというと、そんなことはないのだが、動きを見ているとそれは感じる。
特に自宅にいる時掃除すると、騒音もそうだが「早く終わらないかな〜」と思うことは多いので、早く終わるに越したことはないと思う。
Botvacのイマイチなところ
逆にネイトくんこと『Botvac』のイマイチなところは何かと言えば、
充電台に戻るのが少し苦手な感じ
というところだろうか。
ネイトくんが我が家に来てから、基本的に仕事に行く時掃除を仕掛けてから出かけるのだが、
帰ってくるとこの状態、、、
惜しい(笑)
色々位置は変えるのだが、どうも『お家に帰るのは苦手』なようだ。
ただ、それも少し愛らしい感じで、妻は「ちょっとかわいい」と言っていた(笑)
終わりに
ネイトくんが我が家にやってきて、まだ1週間弱なのだが、ロボット掃除機のある生活は確実に便利だった。
そして、今風なネットワーク接続機能で、スマートフォン制御を可能にすると、ロボット掃除機ってさらに便利になるんだなと驚いた。
第2弾レポートは、数ヶ月使ってみて分かったことや、本当に必要な機能を紹介しようと思う。