スマートホームにしたい!
スマートスピーカー「Google Nest Mini」を購入してから、ずっと考えていました。
ただ、スマートホームと聞くと、新しく家電を買い換えないといけないと思う人も多いですよね。
わたしも同じくスマートスピーカーを購入したは良いものの、家電を買い換えるのは大変だなと考えていました。
そんなときに見つけたのが、今回紹介するORVIBO「Magic Cube CT-10」。
家電毎のリモコンを1つに集約できるアイテムです。
そしてORVIBO「Magic Cube CT-10」は、Amazon AlexaやGoogle Homeなどのスマートスピーカーと接続可能。
つまり、家電を買い替えることなく、スマートホーム化できる商品です。
正直、「ちゃんと使えるのかなぁ……。」と不安に思っていましたが、今では手放せないマストアイテムに!
この記事では、ORVIBO「Magic Cube CT-10」レビューとして、実際に使ってみた感想を紹介します。
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ORVIBO「Magic Cube CT-10」のスペック概要
ORVIBO「Magic Cube CT-10」は、普通の家電がスマホで操作できるスマートリモコンです。
▼ORVIBO「Magic Cube CT-10」の概要は、以下のとおり。
対応機器 | 8,000種類以上 |
---|---|
電源 | 5V/1A microUSB給電(ケーブルのみ同梱) |
サイズ | 53x53x54mm |
重量 | 約103g |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 b/g/n(2.4Ghz帯) |
赤外線周波数 | 20~60Khz |
赤外線到達距離 | 8m以上 |
赤外線放射角度 | 360度 |
赤外線透過率 | 93% |
特記事項 |
|
特筆すべき点としては、スマートスピーカーと連携できること。
スマートスピーカーとスマートリモコンを連携すると、声で家電が操作できるようになります。
他にも、ORVIBO「Magic Cube CT-10」には、複数の家電を一括操作できる機能を搭載。
スマートリモコンに変更することで、どれだけ生活に変化があるか気になるところ。
開封レポート
簡単に開封レポートをします。
パッケージは、本体の写真がプリントされています。側面と背面には英語で商品の説明が記載されているコンパクトな箱でした。
同梱品は以下の通り。
- 本体
- 電源コード
- 取扱説明書類(日本語対応)
同梱品は、必要最低限といったところ。
本体を詳しくみていきます。
デザインはシンプル。
ドイツiFデザインアワード2017・台湾ゴールデンピンデザインアワード2016 各賞受賞してるそう。
わたしは、このデザインが可愛いくてお気に入りです。
スマートリモコンの中でもデザインはスタイリッシュだと思います。
サイズは、手のひらにおさまるくらい。
重さも軽く、少しおもちゃのようでした。
背面には、microUSBがあります。microUSBを接続すれば、電源がONになります。
インターフェイスやボタンはなくシンプルな設計
ボタンの代わりに、オートメーションという、本体を押すと一括操作ができる機能があります。
- クリック
- ダブルクリック
の2通り設定できます。
説明書は、日本語対応。初期設定のみの簡易なもの。詳しい使い方は書かれていません。
調べたところ、ホームページには、詳しい説明書がPDFでダウンロード可能でした。
- リモコン設定
- シーン機能設定
- GoogleHome設定
など、細かく説明してあります。
また、サポートブログもあります。
ORVIBO「Magic Cube CT-10」の設定は少し難しいので、ホームページ/
サポートブログを見ることをおすすめします。
ORVIBO「Magic Cube CT-10」を使った感想
ORVIBO「Magic Cube CT-10」を使ってみて良いと思ったポイントこちら。
- スマホで操作が可能
- 外出先から操作が可能
- 家電の一括操作が可能
- 音声アシスタント対応でスマートスピーカーと接続し、音声で操作できる
スマホで家電の操作が可能
ORVIBO「Magic Cube CT-10」のメイン機能は、スマホでの家電操作。
iPhone・Androidどちらにも対応しているアプリ「HomeMate」から、家電の操作が可能です。
ちなみに、ORVIBO「Magic Cube CT-10」に対応している家電は、8,000種類以上、市販の赤外線機器のほぼ95%に対応しているそう。
そして、学習機能により登録されていないリモコンも使えます。
まずは、「HomeMate」でマジックキューブの初期設定を済ませます。
アカウント登録、ネットワーク接続ができたら、ホームのマジックキューブを選択します。
右下の+ボタンを押します。
一覧が表示されたら、登録したい種類のアイコンを選びます。
わたしは、試しにエアコンのリモコン設定をします。
ちなみに、家のエアコン(富士通ゼネラル)はプリセットがありました。
3つのボタンを押して、エアコンが正しく反応がするか試します。
うまく反応すると、デバイスの登録終了です。
と以前は思っていましたが、今はエアコンを付けたい時・プロジェクターを起動させたい時に、スマホを使えば一瞬です。
アプリは、直感的なデザインをしているので、簡単に操作が可能。
家電それぞれにある、リモコンをひとまとめにできるので、探す手間も置き場所も必要なくなります。
外出先から操作可能
ORVIBO「Magic Cube CT-10」は、初期設定でWi-Fi経由でインターネットにに接続するので、設定後はアプリで外出先から操作可能です。
家に帰る直前に冷房を付けて部屋を涼しくしておくこともできますし、地味に嬉しい機能です。
家に帰ったら快適な室温にしておきたいタイプなので、帰宅時にエアコンを付けたりしています。
家電の一括操作が可能
ORVIBO「Magic Cube CT-10」はアプリ「HomeMate」を使うと、スマホで家電を操作できるようになります。
さらに、同時に複数家電の一括操作も可能です。
アプリ「HomeMate」に、「シーン」という家電を一括操作できる機能が付いていて、用途にあった家電の組み合わせを作成できます。
わたしは、ORVIBO「Magic Cube CT-10」に接続しているデバイスが、エアコンとプロジェクターしかないので、シーンの設定はしていません。
ただ、例えばテレビ、エアコン、シーリングライトなどを接続している場合、全家電の電源を付けるようなシーンを作成(「帰宅」などの名前を付ける)します。
そして、アプリ上の「帰宅ボタン」を押せば、テレビ、エアコン、シーリングライトの電源をワンタップでONにできます。
1つ1つ操作しなくてよいので楽ですよね。
ルーティンが決まっている人は、シーンを作成し家電を一括操作することで生活が便利になると思います。
カスタマイズも自由度が高いので、自分の生活にあったシーン作成可能です。
音声アシスタント対応でスマートスピーカーと接続し、音声で操作できる
最後が、スマートスピーカーを使って音声で家電を操作できるという機能。
これが、わたしが購入を決意した最大の理由です。
以下の音声アシスタントにに対応しています。
- Amazon Alexa
- Google Home
- Siri
わたしは、以前から「Google Nest Mini」というGoogle Home対応のスマートスピーカーを持っていました。
「スピーカーとタイマーにしか使ってない。どうにかして活用したい。」と思いながら、ずっと宝の持ち腐れ状態だったんです。
その後、スマートリモコンとスマートスピーカーを使えば、音声で家電の操作が可能になことを知り、即決で購入。
ORVIBO「Magic Cube CT-10」を単体で使うのも便利ですが、「Google Home」と連携するとさらに便利になりました。
「Google Home」と連携するには、Google Homeアプリ上でリンク設定が必要になります。
まずは、Google Home アプリのホーム画面にある設定ボタンを押します。
追加と管理の画面が出てくると、「デバイスのセットアップ」を選びます。
セットアップ画面が開くと、「セットアップ済みデバイスのリンク」を選択。
デバイスの追加画面で「HomeMate」を選択し、ログインが終わるとリンクが登録されます。
この設定が完了すると、「Google Home」で「Magic Cube CT-10」を使えるようになります。
今では、
「OK,Google. エアコン付けて。」
と言うだけで、エアコンが自動でつくようになったので、「HomeMate」アプリを開くことさえなくなりました(笑)
シーンも音声で操作することができるので、「ただいま」と声をかけるだけで、テレビやエアコン、電気を同時につけることが可能です。
一言で、多数の家電を操作できる点もありがたいですね。
ORVIBO「Magic Cube CT-10」のここがイマイチ
ORVIBO「Magic Cube CT-10」に大満足をしていますが、イマイチな点もありました。
気になったのは以下の3点です。
- リモコンが反応するまで少しラグがある
- アプリがわかりにくい
- Siriで操作できるのはシーン・セキュリティのみ
リモコンが反応するまで少しラグがある
ORVIBO「Magic Cube CT-10」のデメリットをしいて言えば、リモコンが反応するまで少しラグがあります。
スマートスピーカーを使ってエアコンを付けると、エアコンが反応するまで数秒タイムラグがあるので、
と不安になります(笑)
インターネット・「Magic Cube CT-10」を経由するので、当たり前と言えばそうなんですが、リモコンを使うより、ほんの少しだけ遅いことは理解しておきましょう。
といっても、1秒ほどのズレなので、そこまで気にすることはありません。
アプリがわかりにくい
ORVIBO「Magic Cube CT-10」を操作するアプリ「HomeMate」は、使いづらいと感じることが何度かありました。
前述した通り基本的には、直感でわかるデザインをしているので、簡単に操作が可能です。
ただ、以下の機能については、アプリの説明が少なく設定が難しかったです。
- Siriのショートカット
- オートメーション
- シーン作成方法
はじめての人は、正直わかりにくと思います。
今後のアップデートを期待したいです!
Siriで操作できるのはシーン・セキュリティのみ
ORVIBO「Magic Cube CT-10」はSiriでも音声操作が可能です。
しかし、Siriは設定したシーンとセキュリティの音声操作のみです。
「声で動くなら良いじゃん!」と思う人もいるかと思いますが、エアコンの温度を変えるなど、その場に応じた音声操作はできません。
そう考えると、設定温度や電源のON/OFFも操作できる、Amazon Alexa・Google Homeの方が便利です。
実際に、わたしはSiriは全く使用しておらず、全て「Google Nest mini(Google Home)」を使っています。
おわりに
ORVIBO「Magic Cube CT-10」を実際に使ってみて、以下のような人にオススメだと感じました。
- スマートホームに興味がある人
- スマホで家電を操作したい人
- デザインにもこだわりたい人
スマートホームに興味がある人なら、5,000円以下と安価なこともあり、一度試してみて欲しい製品です。
デザイン性も高く、インテリアとしても問題ありません。
コスパよく、スマートホームを試してみたい人は、第一歩としてORVIBO「Magic Cube CT-10」を使ってみてください。