スマホの容量(ギガ)が足りない!
スマートフォンが長寿命化した結果、3年以上使うような方も珍しくない。
しかし、2015年辺りに販売されていたスマホは、ストレージ(ROM・ギガ)が「16GB」と少ないモデルが多い。
iPhoneで言えば「iPhone 6s」に該当するのだが、多くの方が容量不足に悩んでいる。
そんな意見は確かにあるが、スマホが便利になりすぎて自宅でパソコンを使う人が減ったし、何より「USBで繋いでバックアップ」みたいな操作そのものが面倒くさい。
- 自宅のWi-Fiに直接ワイヤレスで接続できる
- SDカードスロット、USBポート(USBハードディスク接続可能)搭載
- モバイルバッテリー内蔵で、コンセントなしで動作可能
使いこなすにはちょっと知識が必要だが、、使いこなせれば便利なガジェット!
RAVPowerモバイルバッテリー内蔵Wi-Fiルーター「FileHub RP-WD009」を紹介しようと思う。
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「RAVPower FileHub RP-WD009」の概要
「RAVPower FileHub RP-WD009」の製品概要は以下の通り。
寸法 | 約11.3 x 7.6 x 2.5mm |
---|---|
重量 | 約199.4g |
バッテリー容量 | 6700mAh |
ポート | USB-C × 1 USB-A × 1 イーサーネット(LAN) SDカードスロット |
出力 | 5V / 1.5 A, 7.5W(最大) |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.1 1ac / 802,11n |
Wi-Fiスピード | 733Mbps(300Mbps@2.4GHZ、 433Mbps @ 5GHz) |
バッテリー駆動時間 | スタンバイ時 最大14.5時間(2.4GHz)/最大8.7時間(5GHz) |
価格 | 6,999円 |
- ファイルハブ機能
- Wi-Fiルーター機能
- モバイルバッテリー機能
これらを内蔵した「コンパクトなWi-Fiルーター」という感じだ。
Wi-Fiルーターと言えば、大きく分ければ2種類ある。
- 主に「格安SIM」で利用する、SIMカードを挿入するモバイルWi-Fiルーター
- ADSL・光回線を接続、ACアダプタから給電し自宅で利用するWi-Fiルーター
「RAVPower FileHub RP-WD009」は、機能的には後者、使い勝手は前者という「ハイブリッド型Wi-Fiルーター」という感じの製品。
手のひらに乗せられるコンパクトさで、ポケットには入らないが、カバンに入れて持ち歩く分には問題ないレベルだ。
冒頭で「使いこなすにはちょっと知識が必要」と記載した理由はここにあり、スペックだけ見ても何に使うのがよいかパッと思い浮かばない。
用途はいろいろあるのだが、僕は以下の2機能をピックアップして紹介しようと思う。
- ファイルのバックアップ機能
- Wi-Fi接続機能
「RAVPower FileHub RP-WD009」の開封レポート
簡単な開封レポートを。
RAVPower製品ではお馴染み、緑と白色のパッケージ。
開封すると以下が入っていた。
- 本体
- 本体充電用USB-Cケーブル
- 説明書
- 保証書
RAVPower製品は、品質の高さもさることながら、30ヶ月というかなり長い製品保証があることが魅力の1つ。
製品の外観をチェック。
Wi-Fiルーターなのでパッと見た感じ、これといった特徴は感じない。
バッテリーを内蔵しているが、PSEマーク(電気用品安全法)を取得しているため安心して利用できる。
右側面には電源ボタン、左側面にはWi-Fiのモード切替・コピーボタン・SDカードスロットがある。
そして上部にはルーターらしい端子が配備されている。
- USB-A
- イーサーネット(LAN)
- USB-C(充電用)
「iPhone XS Max」と比較するとこんな感じで、厚みはあるがコンパクト。
これに6700mAhのバッテリーも搭載しているのだから驚く。
手のひらに乗せてもコンパクト。マットな質感なので指紋なども目立たない作りになっていた。
電源ONすると、LEDが点灯する。Wi-Fiの周波数によって変わるのだが、基本的にデフォルト(2.4GHzモード)のままで使うことをおすすめする(理由は後述)。
何に使う?使って分かったおすすめの使い方2選
RAVPower「FileHub RP-WD009」は大きく分けて3つの機能がある。
- ファイルハブ機能
- Wi-Fiルーター機能
- モバイルバッテリー機能
なのだが、それだけ聞いてもイマイチ利用用途が思い浮かばない方もいると思う。
なので僕がおすすめする使い方をピックアップして紹介しようと思う。
「iPhone 6s 16GB」の容量不足に悩む方は「ファイルのバックアップ機能」
1つ目が「ファイルのバックアップ機能」だ。
特に、「iPhone 6s 16GB」を使っている方におすすめしたいのだが、写真などが増えてストレージ不足に悩んでいると思う。
- 不要なデータを消す
- パソコンに写真をバックアップする
- Lightning端子に接続出来る、USBメモリなどにバックアップする
基本はバックアップするしかないのだが、パソコンにしてもUSBメモリにしても、有線で接続するというのは面倒くさい。
しかし、「RAVPower FileHub RP-WD009」はSDカードスロットやUSB-Aポートを搭載している。
ハードディスクを接続することもでき、Wi-Fiルーター機能があるので、自宅で接続したら、アプリ経由で不要なファイルを簡単に移動できる。
カテゴリ: ユーティリティ, 写真/ビデオ
販売元: Shenzhen NearbyExpress Technology Development Company Limited – Shenzhen NearbyExpress Technology Development Company Limited(サイズ: 156.5 MB)
ワイヤレスであれば、何かをしながらでもできるし、何より手軽だ。
バックアップするファイルは写真と動画が多いだろうが、DLNAメディアサーバー機能を搭載しているため、専用アプリ経由で再生もできる。
プチセキュリティ対策としての「Wi-Fi接続機能(ブリッジモード)」
2つ目は「Wi-Fi接続機能」だ。
といっても、スマホから接続出来る「アクセスポイント」として使えるという意味ではない。
RAVPower「FileHub RP-WD009」自身が、別のWi-Fiアクセスポイントに接続できる機能
「ブリッジモード」に近いものだが、例えばこんなシーンで便利だ。
カフェなどオープンなWi-Fi接続時のクッション
カフェなどお店のWi-Fiに接続すると、パソコンの共有フォルダが見えてしまっているなんてことはないだろうか?
同じアクセスポイントに接続すれば、仕組み上そうなってしまうのだが、「RAVPower FileHub RP-WD009」を接続させることで、それを防ぐことができる。
まあ、完璧な仕組みではないのだが、ダイレクトに見えちゃうよりはマシだと思う。
また、僕は「岡山ブログカレッジ」などイベント運営を行っているが、こんなことを言われることがある。
そんな時参加者にもそれを教えることになるのだが、お店の秘密を教えるような行為なので、なるべく遠慮している。
だが、「RAVPower FileHub RP-WD009」をお店のWi-Fiに接続し、参加者には「RP-WD009」の接続情報を周知すれば、解決できるかもしれない。
使用時の注意点は「2.4GHz帯」のみで使うのが無難
「RAVPower FileHub RP-WD009」を使う上で、1つだけ注意して欲しいのがWi-Fiの周波数だ。
- 2.4GHz(デフォルト)
- 5GHz
- 2.4GHzと5GHzの同時利用
この3モードで利用でき、本体側面のボタンを3秒間長押しするごとに切り替えが可能となっている。
ただ、先ほど紹介した「Wi-Fi接続機能(ブリッジモード)」は2.4GHzでないと動作しないなど、利用する周波数によって一定の制限がある。
また、コンパクトな製品なので、持ち歩くこともあるだろうが、5GHzは屋内での利用が前提となる。
なので、「RAVPower FileHub RP-WD009」を使うなら「2.4GHz帯のみ」での利用をお勧めする。
終わりに
Wi-Fiルーターと言えば、光回線などを自宅で接続し、アクセスポイント化するのが一般的だ。
基本は自宅で使うわけだが、モバイルバッテリーを内蔵することで、使い方が大きく広がることに驚いた。
RAVPower製品は、主にモバイルバッテリーや充電器の販売を行うメーカーだ。
モバイルバッテリー内蔵扇風機が2019年夏は流行っているが、バッテリーが安価になったことで今までなかったアイデア製品が増えているように感じる。
「RAVPower FileHub RP-WD009」はそんなアイデア製品と感じたので、是非一度使ってみて欲しい。