2020年9月18日に発売された、「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」。
前モデル「Series 5」と比較して進化しているが、ある意味一番の目玉は「ソロループ」と呼ばれる、バックルもクラスプもない新バンド。
ただ、サイズ調整できないので、サイズが合わないと使いづらい。
僕は発表直後にオーダーし、Series 6を9月22日に入手したのだが、よく分からないので、余裕を持って「サイズ7」にしたら緩すぎた……。
このため、ダメ元で「バンドのみ交換」が可能かAppleに聞いてみたら、「本体を含めた全ての交換のみ可能」という案内。
この時既に「Series 6の納期は8週間」ほどだったので、別のバンドでごまかすことにしたのだが、同じ人が多かったのか、その後「バンドのみ交換が可能」となった。
というわけで、Apple Watchのバンドのみ交換手続きを行ったので、その時のことを紹介しようと思う。
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Apple Storeでの購入は、受け取りから14日以内なら返品可能
まず、大前提の話として、昔からApple Storeでの購入は、受け取りから14日以内なら返品可能。
Mac・iPhone・iPadも同様なので、実はお試し利用が可能な仕組みになっている。
ただ、返品・交換に関しては、購入した製品丸ごと返送することが条件だった。
Apple Watchに関していえば、以前は本体とバンドが同じ化粧箱に入っていたが、「Apple Watch Series 4」以降は、本体とバンドは分かれて梱包されている。
このため理論上バンドのみの交換も可能と思われたが、サイズ調節可能なので大多数の方は、回避することができた。
しかし、サイズ調節できない「ソロループ」の登場で、バンドのみ交換できないことに対する要望が増えることになる。
Apple Watchの発売後2ヶ月程度は品薄傾向が続く
例年9月にiPhoneとセットで発表されるApple Watchは、新型iPhoneと共に購入されることが多い
このため、iPhoneと同じく9月の発売から2ヶ月程度は品薄傾向が続く。
「本体ごと交換すればいいじゃないか」という意見はあるのだが、一度返品し再オーダーしたら、次に手に入るのが2ヶ月後となると、ちゅうちょする方も多いだろう。
2020年9月末頃から「バンドのみ交換」が可能に
2020年9月22日に受け取った「ソロループ」は大きすぎたので、その日にダメ元でApple Storeに確認したら、バンドのみ交換はNGで本体毎交換ならOKという回答だった。
なので、サイズが合わないバンドはメルカリなどで売却し、ちょうどいいバンドを別途オーダーしようかと思っていたのだが……。
その後、ネット上で「バンドのみ交換可能になった」という情報が流れ始める。
このため、2020年9月27日に改めて電話すると、今度は「バンドのみ交換が可能です」という回答だった。
つまり、2020年9月末頃に対応方針が変わったということだろう。
Apple Watchバンド交換の流れ
以降は、バンド交換の流れを簡単に紹介しようと思う。
Apple Storeでバンド交換を申し出る
まず、とにかく申請しないと話は始まらない。
注意点としては、初期不良ではないため、サポートではなく、Apple Storeのカスタマーサポートに連絡すること。
返品依頼受付・返品方法の案内メールが送信される
受付にあたって、「W」から始まる申込番号、名前、交換理由などを伝えると、あっさり交換手続きをしてくれる。
この時、質問されたのは「交換品の発送に時間がかかるため、代替品のバンドは必要ですか?」ということ。
対象は以下のみで、この中からは自由に選択できるとのことだった。
- カクタス スポーツバンド
- サーフブルー スポーツバンド
僕は「ブルーアルミニウムケース」で購入していたので、渋めの色がよいかと思い「カクタス」を選択した。
電話を切った後、数時間後に3通のメールが届いた。
1つ目が、「返品依頼受付のお知らせメール」。
2つ目が、「カクタススポーツバンドの注文メール」。
3つ目が、「返品方法のご案内メール」。
最も重要なのは3つ目で、このメールには返品するバンドの発送に必要な、情報が記載されている。
ヤマト運輸(クロネコヤマト)の営業所で、送り状を印刷しバンドを返送する
返送するバンドを梱包し、ヤマト運輸(クロネコヤマト)の営業所に足を運ぶ。
ヤマト運輸で「ネコピット」と呼ばれる専用端末を操作して、送り状を印刷するのだが、この時必要なのが「返品方法のご案内メール」に記載されている予約番号と予約パスワード。
番号を打ち込むと、宛名が自動的に設定されるので、基本は「次へ」を押せば問題ない。
終わったら送り状が印刷されるので、店員さんに返送品と共に渡せば完了だ。
【任意】代替品のバンド(スポーツバンド)が発送される
受付完了と並行して、希望した場合は「代替品のバンド」が発送される。
僕の場合は、交換受付当日に発送メールが届き、翌日には配達された。
届いたのはこれ。
てっきり「リフレッシュ品」など、バンド単品で届くとおもっていたが、なんと「新品」のスポーツバンドだった。
なので普通に開封の儀ができてしまう(笑)
交換品のバンドが発送される(代替品は受け取り時に返送)
9月28日発送、9月30日に到着したが、その後受領確認メールと、交換品の受付確認メールがほぼ同時に届いた。
つまり、仮オーダーとして入っているが、交換品の発送は、返品したバンドをAppleが受領後になるようだ。
この後の、手続きについてはこの記事を書いている2020年10月2日現在も届いていないため、届き次第追記しようと思う。
ちなみに、交換品は「2〜3週間」、通常オーダーは「6〜8週間」の納期なので、通常オーダーよりは優先的に対応しているようだ。
また、代替品を借りていた場合、交換品の受け取りと同時に返送することになるらしい。
終わりに
バンドのみの交換に対応してくれて、Apple最高という気はない。
Series 4の頃から、梱包だけ同じで、中身は本体と別という形式になっていたのに、セット販売を前提としていたからだ。
そもそもからいえば、買い替え需要が増えた今、本体のみ購入できてもよいと思う。
ただ、顧客からの要望(クレーム)が増えた結果、ルールを柔軟に変更するあたりは、信者と言われるだろうが「さすがApple」と思った。
Apple Watchの購入時に、バンドのサイズが合わない場合は、Appleに相談してみて欲しい。
と覚えておきましょう!
Apple Watch Series 6を購入する
Apple Watch Series 6は販売終了しました
2024年11月現在は後継モデルとして「Apple Watch Series 7」が販売されています。Amazon・家電量販店・大手キャリアなど幅広く販売されていますが、在庫・納期面で一番おすすめは、Appleでの購入です。
Apple Watchはどこで買うのが安いのか?
店舗 | タイプ | 定価(税込) | 値引き | 実質価格 |
---|---|---|---|---|
Apple Store | GPS | 48,800円 | - | 48,800円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | - | 60,800円 | |
Amazon | GPS | 48,800円 | 1,464ポイント | 47,336円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | 1,824ポイント | 58,976円 | |
ビックカメラ.com | GPS | 48,800円 | 1,464ポイント | 47,336円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | 1,824ポイント | 58,976円 |
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