Apple Watchは初代モデルが2015年4月に発売し、2024年12月時点では、以下のモデルが販売されている。
- Apple Watch Series 3
- Apple Watch SE
- Apple Watch Series 7
ウェアラブル端末ということで、モデル毎での劇的な進化は乏しく、iPhoneを毎年買うようなファンでも、Apple Watchを毎年買う人は珍しい。
1度購入すれば最低2年は使うと考えた場合、「最新モデル」を選択する人も多いようだ。
僕は、はじめて購入する場合、値段の安いSEをおすすめしているが、この記事では最新モデル(Apple Watch Series 7)を購入する場合のおすすめを紹介しようと思う。
結論を先に書いておくと、
「45mmケースGPS版」の購入がおすすめ!
と思っている。
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2024年12月時点の最新モデルは「Apple Watch Series 7」
2024年12月時点のApple Watch最新モデルは「Apple Watch Series 7」。
そして、Series 5以降で何が変わったのかといえば、プロセッサの進化は当然として、大きく3点。
- 常時表示Retinaディスプレイ搭載
- コンパスを搭載
- Cellular版は海外での緊急通報機能に対応
- 血中酸素濃度の測定機能
僕が近年のApple Watchで重視しているのは、転倒検出機能など「命を守る機能」。
- とりあえず体験するなら「SE」
- 命を守る機能を重視するなら「Series 7」
というような選び方になると思う。
Series 5以降の目玉機能は「常時表示ディスプレイ」
では、SEになくて、上位モデルSeries 7にある機能は何なのか?
常時表示Retinaディスプレイ搭載
僕はこの1点で感動してしまう(笑)
僕は2015年4月の第1世代Apple Watchが発売して以来、ほぼ毎年機種変更しながら、Apple Watchは毎日身につけて使っている。
- バッテリー駆動時間が短い(理想は充電なしで3日持って欲しい)
- iPhoneとセットでないと使えない
- 価格が案外高い
なんて不満はあったが、価格以外は世代を重ねる毎に改善されていた。しかし、いつまで経っても実現しなかったのが「常時表示ディスプレイ」。
Apple Watchは文字通り「時計」だ。
見たいときにすぐ確認できないと意味がないのだが、バッテリー駆動時間を延ばすために、基本はスリープしており、腕を傾けるとディスプレイがオンになる。
5年も使えばさすがになれたが、やはり不便であることには変わりない。
だからこそ「常時表示ディスプレイ」は待望の機能だった。
ちなみに、Series 7においては、省電力モード時の視認性が高まっており、機能的な進化はとぼしいが、使い勝手が向上している。
「41mmケース」と「45mmケース」はどちらがおすすめ?
「Apple Watch Series 4以降」最大の特徴は、本体サイズはほぼそのままで画面が大きくなったこと。
項目 | Series 7 | Series 4〜6・SE | Series 3まで |
---|---|---|---|
コンパクトタイプ | 41mmケース 904平方ミリメートル |
40mmケース 759平方ミリメートル |
38mmケース 563平方ミリメートル |
大型タイプ | 45mmケース 1143平方ミリメートル |
44mmケース 977平方ミリメートル |
42mmケース 740平方ミリメートル |
厚み | 10.7mm | 10.7mm | 11.4mm |
画面がより大きくなっている
とはいえ、小さな画面なので、Apple Watchの画面で文字を打ったりすることは少ない。
視認性はやくなったが、操作性はそこまでかわらない
ということは留意しておくべきだろう。
「GPS版」と「GPS+Cellular版」はどちらがおすすめ?
「Apple Watch Series 7とSE」は、2モデル展開となっている。
- GPS版
- GPS+Cellular版
GPS+Cellular版は「eSIM」による、Apple Watch単体でのモバイルデータ通信や通話に対応する。
しかし、欠点もある。
ユーザーが増えている「格安SIM」ではY!mobileなどのサブブランドも含めて利用不可で、大手キャリアでしか契約できないことだ。
そして、ドコモなどの大手キャリアは、Apple Watch用の通信サービスをオプションサービスとして展開してる。
キャリア | サービス名 | 月額利用料(税込) | 登録手数料(税込) |
---|---|---|---|
docomo | ワンナンバーサービス | 550円 | 550円 |
au | ナンバーシェア | 385円 | 0円 |
SoftBank | Apple Watchモバイル通信サービス | 385円 | 0円 |
- 月額350~500円のランニングコストが発生する
- 本体価格も1万円程度高い
ことを考えると、余程強い理由がない限り「GPS版」を選択するのが無難かと思う。
コスパが高いのは「22,800円〜」で購入できるSeries 3の新品
2021年9月以降は最新モデルのSeries 7、SE、型落ち(旧モデル)のSeries 3の3モデル構成となり、比較検討している方も多いだろう。
僕が考える、基本方針は以下かと思う。
- 価格重視なら「Series 3」
- 機能と価格のバランス重視なら「SE」
- 健康管理機能をより重視するなら、Series 7
Apple Watchはスマートウォッチと呼ばれる製品のなかでは、リセール価値が高く下取りも1万円を超えるものが珍しくなかった。
しかし2019年9月のSeries 3値下げ以来、相場が下がっているのだが、中古ショップのApple Watchは本体のみ販売していることが多い。
- バンド
- 充電ケーブル
などのアクセサリは別途購入する必要があり、その場合Apple純正品の場合1万円程度かかる。
となるわけで、Apple Watchを購入する場合中古はあまりおすすめしない。
Apple Watchは「命を守る」ガジェット
ここまで長々と書いて来たが、総合して言いたいのは、
Apple Watchは時計では無く、ガジェット
ということだ。
つまり、使うことで『何か』が便利になる。
- iPhoneに届いた通知の確認が楽になる
- コンビニなどでの支払いが楽になる
スマホと違って絶対必要かと問われたらそうでもないが、あれば確実に便利なものという感じだ。
たとえば、Apple Payの起動方法にしても、以下のように違いがある。
- iPhoneはTouch IDかFace ID認証が必要
- Apple Payはサイドボタン、ダブルクリックのみ
僕はApple Watch支払いの方が素早くて、確実だと感じている。
さらに、Series 4以降は「転倒検出機能」に対応するなど、いざという時に「命を守る」ためのデバイスに進化しようとしている。
実際僕は、2019年10月「早朝に倒れるという経験」をして以来、「転倒検出機能」を設定し、24時間365日Apple Watchを身につける運用に切り替えた。
その結果、「目覚まし時計」に活用できたり、さらに便利にあったと感じている。
終わりに
Apple WatchはApple製品なので、購入した時に化粧箱をあける『体験』など、所有欲を満たしてくれるガジェットだ。
だが、ある程度こなれてしまった上に、見た目上の区別が付かないことから、自慢するにはあまり適していない。
そういう意味でも、ガジェットだが家電っぽい雰囲気があるかもしれない。
2015年の初代モデル発売時は、
使うかどうかも分からない時計に、5万円近く払うのはかなりの勇気が必要
と思って購入したし、実際購入してからも半信半疑だった。
ただ、今ではiPhoneとセットのデバイスとしてすっかり定着したし、使い勝手も年々よくなっている。
iPhoneはあまり進化を感じないが、Apple Watchは買い替えると進化を実感できるし、そういう喜びはiPhoneより大きいとすら思う。
最新モデルのApple Watch購入の参考になればと思う。
Apple Watchを購入する
「Apple Watch」はAmazon・家電量販店・大手キャリアなど幅広く販売されていますが、在庫・納期面で一番おすすめは、Appleでの購入です。
Apple Watchはどこで買うのが安いのか?
店舗 | タイプ | 定価(税込) | 値引き | 実質価格 |
---|---|---|---|---|
Apple Store | GPS | 48,800円 | - | 48,800円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | - | 60,800円 | |
Amazon | GPS | 48,800円 | 1,464ポイント | 47,336円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | 1,824ポイント | 58,976円 | |
ビックカメラ.com | GPS | 48,800円 | 1,464ポイント | 47,336円 |
GPS + Cellular | 60,800円 | 1,824ポイント | 58,976円 |
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