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Apple Watchに延長保証「AppleCare+」は必要か?5年間未契約で故障無しだが、故障リスクは生活スタイルによります

watchcare

Apple製品の保証サービスと言えば、「AppleCare+」がお馴染みだ。

iPhone・iPad・Macはもちろん、Apple Watchでのサービスは用意されているのだが、年々料金が高くなっていることもあってか、加入者は少ない印象がある

基本的な考えは「掛け捨ての保険」なので、「元をとる」とかの考えには適さない。

なので、判断基準は、

壊れるリスクがどれだけ高いか?

この1点に尽きるわけだが、Apple Watchの場合必要かどうかを、初代モデルの発売日から毎日使った視点で考察しようと思う。

結論を先に言えば、

Apple WatchでのAppleCare+は大半の方には不要

と思っている。
僕はほぼ毎年Apple Watchを買い替えているが、1度もAppleCare+は契約していないし、壊れたこともない。

この記事の掲載内容は、2021年12月6日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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Apple WatchのAppleCare+で提供される保証サービス

AppleCare+ for Apple Watchは必要か

Apple WatchのAppleCare+で提供される保証サービスは、以下の通りだ。

  • 保証とサポートがApple Watchの購入日から2年間に延長される
  • 過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、1回につき9,200円(税込)のサービス料で、1年に2回まで受けることができる
  • Appleの専任スペシャリストへのダイレクトアクセス
  • 保持容量が本来の容量の80%未満になった場合のバッテリー修理サービス
Apple Watch Edition・Apple Watch Hermèsの過失による修理代金は「10,700円(税込)」です

基本的なサービス内容は、iPhone・iPadのAppleCare+と同じ。

もっともメリットが大きいのは、

AppleCare+契約のメリット
  • 落として画面が割れた、など自爆系の損傷でも安価に修理してもらえる
  • エクスプレス交換サービスで、サクッと新品交換してもらえることが多い
  • ケーブルなど付属品も保証対象になる

という部分だ。

AppleCare+を契約するかどうかの基準は、このメリットを受ける確率がどれだけ高いかに尽きる

Apple Watchの保証サービスは基本的に「不要」

Apple Watchは基本「身につける」ガジェット

僕はどうしているかを紹介すると、

AppleCare+は1度も契約したことがない

すべての製品と思うかもしれないが、僕はiPhoneの場合、必ず契約している

iPhoneとApple Watchの大きな違いは何か。

  • iPhoneは手やポケットに入れて、持ち歩く
  • Apple Watchは腕にまいて、身につける

ということだ。

持ち歩くものは、落とすリスクが高い。

落とすだけでなく、水に濡れるなどの色んなことが起こるのだが、身につけているものに何か起ることは滅多にない

たとえば、僕が交通事故にあえば、身につけているものは高確率で壊れると思う。

リスクは確かにあるが、確率論から言えばかなり低いので、保険をかけるメリットが薄いと判断している。

なので、2015年4月の初代Apple Watch購入以来、AppleCare+を契約したことはないし、故障したこともない

傷すらほとんど付かない。

アルミニウムケースのApple Watchは比較的傷つきやすいが、気になるレベルの傷は滅多に付かない。

逆に、スポーツをしている、土木系の仕事をしているなど、体を動かす仕事をしていて、そこでApple Watchを使うなら故障リスクはかなり高いだろう

Apple Watchは必要か

Apple WatchのAppleCare+契約料金

AppleCare+ for Apple Watchのサービス内容

Apple WatchのAppleCare+は比較的安価(税込5,280円)だったので、とりあえず契約する人も多かったかもしれない。

iPhone向けのAppleCare+が年々値上がりしているなかで、Apple Watch向けは相対的に安く感じる面があった。

しかし、近年は値上げが続いており、2024年4月現在の価格は以下の通り。

2年間のサービス利用料です
モデル名 価格(税込)
Series 3まで・SE 5,280円
Series 4以降 8,800円
Edition・Hermès 14,080円

AppleCare+の有無による修理費用の比較

Apple Watchの修理料金

AppleCare+を契約していると、12ヶ月で最大2回まで9,700円(税込)で修理してくれる、メリットがある。

では、未加入 or 保証が切れた場合の修理費用はいくらなのか。

製品別にまとめると以下のようになる。

2024年4月時点のアルミニウムモデルにおける修理価格です
モデル名 保証対象外修理サービス料金
Apple Watch Series 6(GPS)アルミニウム 34,980 円
Apple Watch Series 5(GPS)アルミニウム
Apple Watch Series 4(GPS)アルミニウム
Apple Watch Series 6(GPS + Cellular)アルミニウム 40480 円
Apple Watch Series 5(GPS + Cellular)アルミニウム
Apple Watch Series 4(GPS + Cellular)アルミニウム
Apple Watch SE(GPS)アルミニウム 24,860 円
Apple Watch SE(GPS + Cellular)アルミニウム 29,480 円
Apple Watch Series 3(GPS)アルミニウム 17,380 円
Apple Watch Series 3(GPS + Cellular)アルミニウム 26,180 円

見ての通りかなり高額だ。

1度でも修理したら、AppleCare+を契約している方が圧倒的に安くつくことは間違いない

AppleCare+は購入日から30日以内なら「後から」加入可能

この修理費用を見て、

購入時は契約しなかったけど、やっぱ契約しとこう

と思った方は、購入日から30日以内なら後から加入可能だ

AppleCare+加入方法
  1. オンラインで購入する(お客様自身によるシリアル番号の確認とリモート診断が必要です)
  2. 直営店のApple Storeで購入する(Apple Watchの点検と購入証明書の提示が必要です)
  3. 0120-27753-5に電話して購入する(お客様自身によるリモート診断と購入証明書の提出が必要です)

僕もiPhoneで後付け加入したことがあるが、電話でも加入でき来るので、Appleストアが近くに無い方でも安心して欲しい。

AppleCare+を契約するメリットは、アクセサリの交換でも使えること

Apple WatchのWEBサポートメニュー

では、AppleCare+を契約するメリットは、本体の故障以外にないのかと言えばそうでもない。

僕がiPhoneのAppleCare+を契約していて、一番よく使うのは、

Lightningケーブルの交換

Lightningケーブルは今や安価になったが、Apple Watchの磁気充電ケーブルは、純正品しかなく「3,850円(税込)〜」と高い

通常利用での断線などは、保証対象外と言われることも多いが、AppleCare+を契約していると、ほとんどチェック無しで交換対応になる。

この対応は以前だと電話受付が多かったが、2024年現在としてはWEB受付が主流となっており、サクッと新品に交換してもらえる

交換品の受け取りは、本体の場合も同様だが「エクスプレス交換サービス」が利用できるため、

  • 自宅で受取できる
  • 故障品と新品を「交換」で受け取る
  • 手元から本体・アクセサリがなくなることがない

というメリットがあり、とにかくお手軽だ。

店舗に足を運ぶ暇がないからAppleCare+を契約する

というのも一つの手段としてはありと思う。

AppleCare+

ただ、補足すれば本体の交換は以前ほど簡単にやってくれなくなっている

ネットワーク経由で情報を送信し、確認できなかったら、目の前で明らかに不具合があっても「問題なし」と判断されるため、店頭で確認してもらわないと、対応してもらえないケースが増えている

以前、iPhoneのディスプレイユニットの不具合が発生したときは、電話では「不具合は見受けられません」の一点張りだった。

費用は発生しなかったが、最終的には店頭で対応してもらいようやく解決した。

iPhone Xの不具合

終わりに

冒頭でも書いたが、

AppleCare+は「掛け捨ての保険」

と考えるべきかと思う。

つまり、資産価値はないので、故障リスクが高いかどうかが判断基準になる。

Apple WatchはiPhoneと同じく、頻繁に持ち歩くものだが、「身につける」ので、手から滑り落ちるなんてシーンはほぼ無い。

普通の生活をする分には、故障リスクは低いだろう。

実際、僕は3年以上使ってきてトラブルにあったことがない。

ただ、生活スタイルによってはかわる。

その辺りは、ご自身の生活・仕事などから判断いただけたらと思う。

\ Apple製品を安心して使うなら加入必須 /

AppleCare+をチェック

Apple WatchはAmazon・家電量販店・大手キャリアなど幅広く販売されていますが、在庫・納期面で一番おすすめは、Appleでの購入です。

Apple Watchはどこで買うのが安いのか?

パパンダ
まだまだApple Watchを買う余裕はないけど、うちは家計が厳しいので「少しでも安く」買いたい!
チー
それなら「ビックカメラ」か「Amazon」がおすすめかな。ポイントは大してたまらないけど、ポイントが使えたり在庫が豊富なので。
簡単に比較するとこんな感じ。
2024年4月時点のApple Watch Series 7(41mm、アルミニウムケース&スポーツバンド)販売価格です。カラーによる価格変動はありません。
店舗 タイプ 定価(税込) 値引き 実質価格
Apple Store GPS 48,800円 - 48,800円
GPS + Cellular 60,800円 - 60,800円
Amazon GPS 48,800円 1,464ポイント 47,336円
GPS + Cellular 60,800円 1,824ポイント 58,976円
ビックカメラ.com GPS 48,800円 1,464ポイント 47,336円
GPS + Cellular 60,800円 1,824ポイント 58,976円
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チー
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