「Office for Mac 2016」のプレビュー版を使ってみた。Windows版との操作性が統一され魅力たっぷりのバージョンアップでした

今年2015年中にはリリースされると言われていた、次期Mac版Office。そのプレビュー版が昨日突然公開された!

Yosemiteのみのサポートで、2015年後半にOffice 365ユーザー向けに公開される予定らしいが、現在は「プレビュー版」ということで、無償で使用する事が出来る。

Mac版Officeについては色々ガッカリさせられていて、次期バージョンの公開を心待ちにしていたため、早速ダウンロードしてみた。そして、「Office for Mac 2016」がかなり期待できることを実感した。

「Office for Mac 2011」に対する不満

僕がMacユーザーになったのは2008年の話で、しばらくはOffice無しで使っていた。自宅でOfficeドキュメントを触る事は稀だし、ちょっとした用途ならOpen Officeで事足りた。さらに、ここ数年はGoogle Docsとかもあるため、ちょっとしたドキュメント作成にOfficeは不要だった。

だが、Officeが一番必要になるのは、人からファイルをもらった時。この機会がここ数年は増えたため、「Office for Mac 2011」を購入した。やはりExcelが肝なんですね。日本独特と言われ、色々叩かれる事もある「Excel方眼」で作成された、主に帳票目的のドキュメントファイルがよくあるが、あれをちゃんと再現できるのはExcelしかないんですよ。

そういった経緯で購入したのだが、僕は元々Windowsユーザーだし、今でも会社ではWindowsなので、Officeの操作にはそれなりに精通しているつもりだった。が、「Office for Mac 2011」は本当に使いづらかった。本気で分からなくなるのだ。

見た目はWindows版Office 2007から導入されたリボンUIなので似ているのだが、Windows版と微妙に操作性が違うし、メニューなどの配置も異なる。これは致命的だった。

さらに、動作も全体的に遅く、Macでは今や主流となったRetina対応も遅れている。結果、「Office for Mac 2011」はとりあえず入れているけど、Officeドキュメントを触る時は、Parallels(仮想OS)のWindows 7にインストールしたOffice 2010を使うという状態で落ち着いてしまった。

正直「Office for Mac 2011」は使えない子だった。

Mac版Officeに望むこと

MS-OfficeというアプリケーションはMicrosoftが販売しているので、Windowsユーザーの利用が多い。なので、Mac版Officeを使う人も、以前はWindows版Officeを使っていた、会社などではWindows版Officeを使っているって人が多い。Macしか使った事がない人が、MS-Officeをわざわざ選択する事は少ないと思う(業務用途は別)。

なので、Mac版Officeって究極的に言えばWindows版と全く同じでいいんですよ。昔のMac版OfficeはMicrosoft内でも開発チームが違っていて、先進的な機能を取り入れていたとか言われているそうだが、ぶっちゃけそんなもの要らない。

Officeに先進性なんて求める人はそもそも使わないだろう。Officeに求められるのは安定性と互換性。これに尽きると僕は思う。良くも悪くもMS-Officeはもはや、ドキュメントの標準フォーマットなので。

そんな感じで、Mac版Officeにはかなりガッカリしていたのだが、期待を感じさせたのが昨年リリースされたスマートデバイス向けOffice(iPhone、iPad、Androidなど)。これがすごく良く出来ていて、しかもUIが限りなくWindows版に近づいていた。これなら次期Mac版も期待できると思って、僕は待っていた。

素晴らしい作りの「Office for Mac 2016」

で、前置きが長くなったが冒頭の「Office for Mac 2016」の話に戻る。早速インストールしてみた。前述の通り僕は「Office for Mac 2011」もインストールしているが、共存は可能だった。

ちょっと触った感じだと、プレビュー版と言うことで若干怪しい挙動をしている部分(例えばCtrl+;キーで現在日時を入力したら、何故か2回分入力されるとか)はあるものの、十分使えるレベルだ。

「Office for Mac 2011」はアンインストールしてもいいと思った。そして、何より素晴らしいのがUI。タブレット版はもちろん、Windows版ともほとんどUI同じなのだ。そして、メニュー構成などもほとんど同じ。Excelを例に違いをピックアップ挙げてみる。

「Office for Mac 2011」のメニュー構成

office2011
こんな感じ。一応Office 2007から導入されたリボンUIなのだが、Windows版ユーザーにはあまり見覚えのない「テーブル」や「SmartArt」というメニューがある。

「Office for Mac 2016 プレビュー版」のメニュー構成

office2016-2
まず色合いが少し変わった。これはタブレット版に近い雰囲気。
そしてメニュー構成で、「Office for Mac 2011」にあった「テーブル」や「SmartArt」がなくなり、「挿入」などのメニューが登場する。

ちなみにメニューの中にある項目も、Windows版にかなり近くなった。細かい部分は違うが、ぱっと見はほとんど同じで、僕がよく使う機能はほとんどWindows版と同じ配置となっていた。

「Windows版 Office 2010」のメニュー構成

office2010
ちなみにこれが「Windows版 Office 2010」のメニュー構成。
Mac版の「印刷レイアウト」が「ページレイアウト」となっているが、他は基本的に同じであることが分かると思う。
※「Acrobat」はWindows環境にのみAdobe Acrobatが入っているため表示される

終わりに

総括として言えるのは、特にWindows版Officeも同時に使っている人にとって、「Office for Mac 2016」はかなり期待できると言う事だ。やっとMacで違和感なく使えるOfficeが登場すると思って間違いない。

僕のMacに入っているWindowsからも遂にOfficeが消える日も近そうだ。まあWindows自体は、どうしてもWindowsアプリが使いたいこともありなかなか手放せないのだが、それでも使う機会は激減しそうな感じがする。

「Office for Mac 2016」はOffice 365 solo向けに公開されるそうだが、これがでたら間違いなく契約する。合わせて、オンラインストレージもOneDriveにほぼ一元化ですかね、、、

ここまで来ると、お前なんでMac使ってるんだよ!って突っ込み受けそうですがw

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