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モーニング娘。安倍なつみ卒業コンサート。「Hello! Project 2004 Winter 〜C’MON! ダンスワールド〜」at 横浜アリーナ

2004年1月25日に神奈川県横浜市の横浜アリーナで開催された、「Hello! Project 2004 Winter 〜C’MON! ダンスワールド〜」のレポート記事です。

モーニング娘。のマザーシップと呼ばれ、エースでもあった安倍なつみさんの卒業コンサートでした。

この記事は旧サイト(2001〜2004まで運営していたモーニング娘。ファンサイト)で公開していた記事のリメイクです。最新記事とは文体などかなり違いますが、敢えて当時の雰囲気を残しているため、略称など分かりづらい点があることはご了承ください

この記事の掲載内容は、2020年12月28日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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セットリスト

  1. OPENING
  2. 愛の園~Touch My Heart!~/モーニング娘。おとめ組
  3. 晴れ 雨 のち スキ/モーニング娘。さくら組
  4. Go Girl~恋のヴィクトリー~/モーニング娘。
  5. MC-1
  6. うわさのSEXY GUY/後藤真希
  7. 抱いてよ!PLEASE GO ON/後藤真希
  8. 原色GAL 派手にいくべ!/後藤真希
  9. MC-2
  10. FIRST KISS/あぁ!
  11. 先輩~LOVE AGAIN~/カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)
  12. 黄色いお空でBOOMvBOOM BOOM/ココナッツ娘。・稲葉貴子・ハロー!プロジェクトキッズ
  13. さらさらの川/前田有紀
  14. エーゲ海に抱かれて/飯田圭織
  15. MC-3
  16. 白いTOKYO/ZYX
  17. CRAZY ABOUT YOU/ミニモニ。
  18. 元気のない日の子守唄/中澤裕子
  19. MIDARA摩天楼/メロン記念日
  20. かわいい彼/メロン記念日
  21. MC-4
  22. 奇跡の香りのダンス。/松浦亜弥
  23. THE LAST NIGHT/松浦亜弥
  24. GOOD BYE 夏男/松浦亜弥
  25. 愛あらばIT’S ALL RIGHT/モーニング娘。
  26. MC-5
  27. シャボン玉/モーニング娘。
  28. ザ☆ピース!/モーニング娘。
  29. そうだ!We’re ALIVE/モーニング娘。
  30. MC(安倍なつみ卒業メッセージ)
  31. 22歳の私/安倍なつみ
  32. 卒業セレモニー
  33. ふるさと/モーニング娘。
  34. 全員紹介
  35. でっかい宇宙に愛がある/全員
  36. ENDING

ファイナル横浜アリーナのみの楽曲は、安倍なつみ実質ソロ楽曲である「ふるさと」でした。

ファンは勿論、恐らく安倍なつみ本人も望んだであろう楽曲を最後に持ってくると言うにくい演出でした。

横浜アリーナのみステージ

安倍なつみ卒業コンサートである、ハロプロコン最終公演の横浜アリーナのみ登場したセンターステージ

ハロプロコンサートである以上、モーニング娘。はもちろん、松浦亜弥・後藤真希・ZYXなどのハロプロキッズ、ステージに上がる全員が使います。

でも、あれは間違いなくなっちのために用意されたステージなんですよね。

昼公演で1万人は収容出来る横浜アリーナのど真ん中で一人スポットライトを浴びて立つなっちを見ていて、嬉しくて仕方がありませんでした。

卒業コンサートの内容とその場で起こった出来事

そして夜公演。

一番最初の搭乗シーンとなるさくら組の「晴れ 雨 のち スキ」における、曲中のPPPHに入れるなっちコールはもはや地響きといっていいレベルでした。楽曲にコールを入れる事の是非はありますが、それでも普通じゃない空気。

そして、MCなどのコーナーをカットし怒涛の勢いで進んでいくセットリスト。
モーニング娘。が出る前に確認した時間が19時40分くらい

そこからコンサートが終了する21時までの1時間弱は間違いなく娘。コンであり卒業コンサートでした。

「ザ☆ピース!」の「嬉しい出来事が〜」ってパートはなっちの歌うパートとしては一番好きです。

それを見れるのが最後かと思うと泣けてきました。やっぱりボクはここから始まったヲタなんだなぁと思いました。

アンコール明けという位置付けになる「22歳の私」の前では、怒濤のなっちコールともはや定番と化した白いサイリウム祭りが発動。
※ファン主導の企画で、サイリウムが大量に配られましたがコンセプトは北海道の雪でした

僕はアリーナコンサートでのサイリウム祭りを始めて目にし、しかも座席がスタンド席最後方だったこともあり、その光景は圧巻でした。まさに、横浜アリーナに雪が降り積もったそんな感じでした。

「22歳の私」を降り積もった雪の中で歌うなっちはいつにも増して輝いて見えました。

なっち卒業おめでとうと心から思いました。

でも、感動という意味ではここまでだったかもしれません。
以降の卒業セレモニーはあとは見ていてちょっとつらかった。体を震わせ泣きながら首を横に振ることしかできない辻ちゃん。悲しかった。ただただ悲しかった。

さらに、なっち卒業コンサートを風邪により欠場しステージに立つことすら出来なかった紺野あさ美さん。5期メンバーのデビューでもこんなことがありました(うたばんの収録で怪我して何針も縫ったってやつ)。

あの時はとりあえずMCには出てたし、単純に比較はできないけど物凄く悔しかったと思います。でも、この悔しさをバネに、、、とは多分思えないでしょうね。

卒業コンサートの終わり

そして、モーニング娘。安倍なつみとして最後に歌った楽曲は「ふるさと」。
予想通りと言えばそうだし、ただその場にいた全ての人が聴きたかった楽曲だと思います。

2000年末頃にファンになった僕にとって、初めてライブでまともに聴いたといえる楽曲でもあります。1999年のリリース時、メインボーカルであるなっちと他のメンバーの美しいハーモニーが魅力でしたが、当時のメンバーは半分になり、ユニゾンが中心の現メンバーには難しい楽曲なのでしょう。

歌としての上手さみたいなものは当時が上だったかもしれません。
ただ、やはりあの空気で見ると感動しました。僕はモーニング娘。などハロプロ系のコンサートで泣いたことはほとんどありません。この時も、なっちのMC・卒業セレモニーでは涙は流れなかったんです。

ただ、「ふるさと」の最後。間奏明けで

涙とまらなくても〜

ってなった時、横アリ全体の照明が明るくなり、スタンド席の辺りにはすだれのような照明が点灯されました。この光景が凄く美しくて。
ちなみに、僕の席はスタンド最後方で、始まる前から配備されていることには気づいていました。タイミングも予想が付いていました。頭では予想できていました。

それでも感動で涙が出ました

もう理屈では無かったと思います。

終演後すぐになっちコールが始まり、続いて最近定番のサッカーの応援方式「〜最高!」みたいなコールが始まります。

とてもそんな気分にはなれませんでした。
やはり終わった、という感じが強かったです。

なっちが卒業しても娘。は応援します。でも、広い意味でハロプロを盲目的に応援できる期間は確実に縮まったように思います。

そんなことを思った、マザーシップと呼ばれモーニング娘。の象徴的メンバーだった安倍なつみ卒業コンサートでした。

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2001年頃からのモーニング娘。ファンです

2001年からモーヲタテキストサイトを運営していたので、当時の記事を徐々に移行しています。

最古の記事は2001年秋ツアーのライブレポートです。

チー
痛すぎるアイドルヲタクの歴史です……。

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2児の父親でありながらアイドルヲタクという、残念な大人ですが、記事を書き続けていることには、それなりの理由があるんです。
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