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iPod Touch(初代)のOSバージョンアップ。使って感じたiPod Touchの位置付けとは

昨日iPhone、iPod Touch向けのSDKに関する発表があった。その内容としてはまあ予想通りで、これからこのSDKを使ったネイティブアプリが数多く開発されることだろうと思う。

だが、非常に気になる一文が、、、

iPod Touchには有料でリリースされる

この言葉を見て愕然とした。そして、1月にiPhoneで標準搭載されているソフトがiPod Touch向けに有償で公開された時に思い始めていたことがほぼ確信にかわった。

この記事の掲載内容は、2020年12月23日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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ハッキリしないiPod touchの位置付け

僕はiPod TouchってiPod shuffle→iPod nano→iPod classicと続くiPod達の中で最上位に位置するフラグシップ機であると思っていた。

だがどうやら違うようだ。iPod Touchはこれらには属さず単純にiPhoneの機能削除版と考えた方が良いみたいだ。

確かに見た目はiPhoneと瓜二つ。

機能の違いも電話として使えるか否かくらいだ。

そういう意味では当然なのだが、それでもiPodという今や音楽プレイヤーの代名詞とも言える名前が与えられているのだから、この部分はiPhoneと差別化して行く部分なのだと思っていた。

ところが実際は追加ソフトとはいうもののそれはiPhone向けのものと変わらず、肝であるはずの音楽機能すらもそれらと同じ扱いとなっている。

メールアプリとかは必要ない人もいるだろうから有償でもそれはそれでいいかなとは思う。

でも、歌詞表示とかの音楽再生機能に関しては無償で提供してほしかった。僕も音楽プレイヤーというより動画とかブラウザ機能に魅力を感じて買った人間だ。

ネイティブアプリが増えていろんな事に使えるようになり、追加ソフトによって機能が追加されるのは嬉しいが、それらは全てiPhoneのお下がりと言えるものでかつ有償で提供されるというのが今回ではっきりしてしまった。

iPod Touchはどうもあまり売れていないようだが、一番大きな理由は値段。あとは音楽再生機能ではiPodに劣り、拡張性ではiPhoneに劣るという何とも中途半端な位置づけがそうさせている気がする。

初物に手を出したらこういうことになると分かっていたとはいえ、正直周りにもiPod Touchいいよ!!って勧められないのが何とも口惜しい。

製品としてはすばらしいし、所有欲も十分に満たしてくれる。だが、今買うべきものではないと正直思ってしまう、、、

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