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アイドルのお姉様!まりえ(37)とは。37歳現役アイドル人気の秘密と活動原点

2015年7月8日に「34歳の現役アイドル」として、「まりえ(34)『EMPTY∞world』」でメジャーデビューした、まりえ(37)さんをご存じでしょうか。

アイドルと言えば、かつては高校生から大学生くらいまでの期間活動する人が多かったですが、21世紀のアイドルは低年齢化が進み、10代前半下手すると小学生の頃から活動するアイドルも珍しく無くなりました。

例えば、ハロプロの℃-ute・Berryz工房はかつてハロー!プロジェクトキッズと呼ばれ、最年少メンバーは加入時点で6歳でした。大手事務所が幼い頃から育て上げるアイドルがどんどん増えています。

その一方で、アイドルの活動期間が長くなるという側面もあります。

かつては20歳辺りを境に、女優とか歌手に転身することも多かったアイドルが、そのままアイドルとして活動を継続する。20代後半でアイドル活動する人も増えました。

まりえ(37)さんはどちらかと言えばそのタイプに属しますが、そもそもの活動開始が2009年(28歳)から

  • アイドルとしての活動開始年齢が遅い
  • にもかかわらず、長年アイドルとして活動している

という、アイドル界のレジェンドとも、10代が中心のアイドルに慕われ・尊敬される「アイドルのお姉様」とも言える存在です。

この記事では、その「まりえ(37)さん」にフォーカスをあてて、紹介しようと思います。

ちなみに、2016年7月1日にまりえ(35)2ndメジャーシングル『MOROBITOKOZORITE』が発売されました!

3rdmarie

この曲、

  • 2016年6月30日付けオリコンデイリーランキングで3位
  • 2016年7月11日付けオリコンウィークリーランキングで24位

を獲得するという驚きの売上げを記録しました。

ハロプロファン時代からの友人であり、現在は株式会社トイプラ代表取締役となった「へなぎさん(木本憲志)」のインタビューを定期的に行い、記事を掲載しています。

最新インタビューは以下の記事をご覧ください。
アイドルPへなぎさんインタビュー

この記事の掲載内容は、2020年12月29日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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まりえ(37)のプロフィール

まりえ(35)さんアーティスト写真
まりえ(35)さんアーティスト写真

まりえ(37)さん(通称:まりえさん)のプロフィールは以下です。

名前 まりえ(37)
生年月日 1981年6月27日
血液型 AB型
出身地 大阪府
特技・趣味 イラスト・コスプレ

プロフィール上最大の特徴はなんと言っても、生年月日。

1981年生まれと言うことで、年齢は37歳。僕は1979年生まれなので、なんと2歳しか違いません。

なのですが、写真で見るのはもちろん、実際にお会いしても「ほんとに?」と思ってしまうくらいの、かわいらしさ。正直信じられないような方ですw

2015年7月に発売した1stシングル『EMPTY∞world』は、

  • オリコンデイリー:12位
  • オリコンウィークリー:27位
  • CDTVランキング:29位

を獲得しました。
これは名阪在住のソロアイドルでは実質史上最高位です。

現在は、主に東海・関西地域で開催されるアイドル向けのイベント(いわゆる対バンなど)を中心に、年間250公演くらいこなしています。同時に、コスプレイヤー・同人誌作家としても一部の方には有名です。

特にコスプレは人気があります。
というのも、まりえ(37)さんは元々大阪日本橋のメイドカフェで働いていた、「客を集める人気メイドさん」だったんです。

この為、アニメなどのサブカル系に非常に強く、オタク属性の強い、2010年代に多いアイドルですが、そっち方面でも趣味レベルを超えた知名度を誇っています。

大阪日本橋で有名な「メイドさん」

活動の原点はメイドカフェでした。

そこで出会ったのが、現在の所属事務所「Toy PLANET*」(トイプラネット)の代表へなぎさん。

当時2010年。
2016年現在は関西・東海地区でトッププロデューサーと言われるへなぎさんが、大阪日本橋「Bar Guild」で初めて行ったイベントの開催に向けて、出演者を選定していた時でした。

大阪日本橋で「客を集められる人気のメイドさんがいる」という話を聞きつけて、見に来たのがきっかけだったそうです。

現在でもライブパフォーマンスに定評のあるまりえ(37)さんですが、素人時代(?)も話題になっていました。

ライブを見てへなぎさんが惚れ込み、へなぎイベント初回に出演し、それ以来続く盟友関係と言えるコンビです。

コスプレイヤー「まりえ」

メイドさん出身と言うこともあってか、コスプレイヤーとしても有名です。

毎年夏に東京ビックサイトで開催されるコミケなどで、コスプレを披露しています。一番有名なものは艦隊これくしょん(艦これ)の金剛(こんごう)コスでしょうか。

他にも過去に様々なコスプレを披露していますし、今後も続くと思います。

同人誌作家「まり絵」

コミケに参加する人は、

  • 同人誌を買う人、コスプレを見に行く人(オタク)
  • 同人誌を売る人
  • コスプレを披露する人

が主な参加者だと思ってますが、まりえ(37)さんはコスプレだけで無く同人誌作家としても参加しています。

実は、同人サークル「緑茶大好き」で10年以上同人活動しており、「まり絵」という名前で、主におそ松さんやスレイヤーズの作品を書いています。ちなみに、

  • おそ松さんは「一松」
  • スレイヤーズは「ゼロリナ」(魔族のゼロスと主人公のリナ=インバース)

を主なテーマにしています。

このような活動をしている関係もありイラストレーターさんとの親交も深いです。特に現在の活動拠点である、愛知県名古屋市在住の有名漫画家・イラストレーターさんとの関係は有名です。

アイドル好きのイラストレーター「岸田メル」さん

ゲームやアニメのキャラクターデザイン、各種イラストの作成で有名なイラストレーターの岸田メルさん。

特に美少女系のイラストで有名なんですが、僕は元々「トトリのアトリエ」というゲームのキャラクターデザインで存在を知り、以来ファンでした。

近年はアイドル好きとしても有名です。

コミケにも定期的に出展しているんですが、そこでまりえ(37)さんは売り子もしていたそうで、岸田メルさんの知名度も合わさって最強の売り子とも言えました。

岸田メルさんは2015年7月8日に発売した、メジャーデビューシングル「EMPTY∞world」のB盤において、ジャケットデザインを担当しオリジナルイラストを描き下ろしています。

漫画家・イラストレーター「清原紘」(きよはらひろ)さん

主に書籍向けのイラストレーターとして有名で、2016年6月現在はヤングマガジンで「探偵の探偵」を連載中の、清原紘(きよはらひろ)さん。

前述の岸田メルさんとも親交があり、まりえ(37)さんを含めて、3名で登場するシーンも珍しくありません。この記事を書いていて清原紘さんが名古屋在住ということを初めて知りましたが、名古屋ってなんて凄い(濃い)人が集まっているんだ、、、

清原紘さんは2016年7月1日に発売した、まりえ(35)2ndメジャーシングル『MOROBITOKOZORITE』のジャケットデザインを担当し、オリジナルイラストを描き下ろしています。

アイドルとしての人気や特徴

まりえ(34)さん
まりえさんのステージ

そして、本業のアイドルです。

職業アイドルというキャッチフレーズをよく使いますが、

  • 年間平均250公演
  • 心斎橋VARON、大阪FANJTwiceなどのライブハウスを満員にした実績あり
  • Zepp Nagoya・ダイヤモンドホール(名古屋)、BIGCAT・なんばHatch(大阪)などで開催される大型イベントにも多数出演
  • 海外のライブ(台湾)にも出演
  • 2016年8月7日はZepp Tokyoのライブにも出演決定

とその名の通り、プロとして精力的な活動を続けています。

一番大きな特徴は公演数が多い事で、それはつまり対バンなどアイドルの合同イベントやゲストとしての出演が多いということです。

僕がまりえ(37)さんの公演を見たのは、事務所の後輩である三重県のご当地アイドル「煌めき☆アンフォレント(キラフォレ)」の三重定期公演でした(ゲスト出演)。

ゲストというのは他流試合なので、自分を目当てにくるお客さんの方が少ないはずなんですが、同じ事務所だからファンもよく知っている点を考慮しても、メインのキラフォレより盛り上がっていたんじゃないかってくらいでした。

大阪出身ということもあり関西弁が混じった軽妙なトーク、ステージパフォーマンスなど総合的に上手いって感じました。

中日新聞のゆるキャラ(?)「パンキング」との関係

まりえ(37)さんには、もう1つ変わった活動(?)があります。

東海地区の新聞社中日新聞のゆるキャラ「パンキング」との関係です。パンキングって変なゆるキャラで、完全にアイドルヲタクなんですw

パンキングとライブでは多数共演しています。

そうなんです、パンキングはライブに出演するんですw
パンキング隊というアイドルと共にですけど。

名古屋地区はもちろん、金沢など他地域のアイドルイベントに登場する謎のゆるキャラ「パンキング」。そこに大体共通するキーワードは、

なんですけどねw

2014年に対談記事も公開されています。これ面白いです!

ディスコグラフィー

2016年までで、オリジナル楽曲としてはメジャーでシングル2枚、配信限定シングルを1枚リリースしています。

また、元々関西地下アイドル出身であるため、アイドルのカバー曲を過去に披露していましたが、近年はオリジナル曲が中心のようです。

オリジナル楽曲について簡単に解説します。

EMPTY∞world/絶対全力私主義

役割 氏名
作詞 心愛&HNG(EMPTY∞world)/王子(絶対全力私主義)
作曲 金川武史
編曲 佐々木宏人

まりえ(37)さんのメジャーデビュー1stシングルです。クラウン徳間よりリリースされました。
正確にはこの時はまりえ(34)ですが。

金川武史さんはじゅじゅ等様々なアイドルに楽曲を提供している方で、佐々木宏人さんはTHE IDOLM@STER(アイマス)で有名な方です。

前述の通りこの曲は以下のような結果を出し、まりえ(37)さんの知名度を大いにアップさせました。

  • オリコンデイリー:12位
  • オリコンウィークリー:27位
  • CDTVランキング:29位
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パジャマクエスト/お家の平和守るんだ

役割 氏名
作詞・作曲・編曲 WishCrew

2015年10月に配信限定でリリースされた楽曲です。
※楽曲そのものはリリースのかなり前から歌っていたようです

ちょっとかわいらしくて、遊び心満載の曲です。

MOROBITOKOZORITE/FALSE

【MOROBITOKOZORITE】

役割 氏名
作詞 yura
作曲 松田純一

【FALSE】

役割 氏名
作詞 王子&HNG
作曲・編曲 denchu

2016年7月1日に発売されたまりえ(35)さんの2ndシングルです。ユニバーサルミュージックよりリリースされました (レコード会社はエイフォースエンターテイメント)。

タイトルは「もろびと こぞりて」と読みます。

yuraさんはこれまたTHE IDOLM@STER(アイマス)のアニメ版オープニング曲の作詞、松田純一さんは浜崎あゆみ・愛内里菜・SUPER☆GiRLSの楽曲を手がけた方です。

アイドル好きにはSUPER☆GiRLS(スパガ)の「MAX!乙女心」はかなり有名と思います。

事務所の後輩「煌めき☆アンフォレント」がバックダンサーとして共演しています。
見た目含めてアイドルらしい華やかな楽曲です

この曲は2016年6月30日付けオリコンデイリーランキング3位を獲得し(1,796枚)、さらにウィークリーでも24位を獲得しました。

2016年6月30日付けオリコンデイリーランキング3位!
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アイドル界の「レジェンド」

まりえ(37)さんはアイドル界の「レジェンド」
まりえ(37)さんはアイドル界の「レジェンド」

この年齢でアイドルとしてCDをリリースするというのは非常に珍しいと思います。

なぜ今でも活動が出来るのかといえば、やはりファンの存在は欠かせません。

しかし、これはまりえ(37)さん本人も言ってましたが、「まりえ(37)さんを単独で推しているファンって実はそんなに多くありません」

ですが、ファンが多いんです。例えば、

  • 他のアイドルも出演するようなイベントでも、フロアのお客さんが一番多かったり
  • 代表曲の『EMPTY∞world』のイントロが流れた瞬間、ロビーで休んでいたヲタクが全員フロアになだれ込んだりする

なんてことはよくあります。現場に強いアイドルと言えますが、それだけじゃありません。

例えば僕はまりえ(37)さんのステージは1度か見たことありませんし、僕の今一推しのアイドルはわーすたですがファンです。全く違った視点で応援してます。

ハロプロを通じて知り合ったアイドルオタク友達にもそう言う人がいます。

応援したいと思わせる存在なんですよね。
特に僕は同年代ですし。

もちろん、人柄とかもあるとは思いますが、まりえ(37)さんのステージ・活動には色んな思いが詰まっている感じがするんです。

多分、同じようなことを思っている人ってきっと多いんだと思います。見るとそう感じてしまうんです。

トイプラネットの裏指導者

現在まりえ(37)さんが所属している事務所代表であり、アイドル活動開始初期からの盟友とも言えるへなぎさんは、まりえ(37)さんのプロデュースに関して強い思いとこだわりを持っています。

それは単純に「アイドルとして活動する、売れる」という話ではなく、ステージに立ち続ける姿そのものに価値があると考えているからです。じゃないと、普通プロデュース側に立ったとして、まりえさんに投資はしないと思います。

実際、その存在と活動そのものが数多くのアイドル(=同業者)から注目され、尊敬される存在となっています。

  • ステージに立つこと
  • 歌やダンスのパフォーマンスについて
  • 自己プロデュース能力
  • CD発売
  • アイドル活動そのもの

アイドルに限らず全ての仕事について言える事ですが、経験年数や年齢故に見える視点というのは間違いなくあります。

その経験・知識・スキルはものすごく貴重なもので、それは10代が中心となったアイドルから見ても大切な存在でしょう。

リハーサルでキラフォレのステージをチェックするまりえさん
リハーサルでキラフォレのステージをチェックするまりえさん

例えば、先日足を運んだキラフォレの定期公演では、本番前のリハーサルでステージのチェックをまりえ(37)さんも行っていました。

恐らく自然とそういう立場になってしまったのでしょうが、こういう裏方の仕事も含めてこの仕事を長くできるということは、きっと素晴らしいことなんだと思います。

終わりに

まりえ(37)さんにお会いしたのは、2016年5月20日に行われたキラフォレの定期公演でした。

実は終演後、へなぎさんも含めて3人で、近鉄電車で名古屋に帰り、名古屋で軽く食事してから別れました。その間やってることと言えば、

  • チー :ブログのチェックやSNS閲覧
  • へなぎ:Twitterのチェック
  • まりえ(37):「おそ松さん」のスマホゲーム

なわけです。
しかも、まりえ(37)さんはガチャ引いて「また同じのや~あかん~」とかいきなり言い始めるしw

終わってる3人組w

一応今回の記事を書くことを約束していたので、取材という口実はあったんですが、僕はアイドルとして活動する人と普通に喋ったことは無いわけで、緊張もしていたし、正直どう話していいやらって思っていました。

なので気をつかって声をかけてくれたりして、助かりましたね。

そんな優しさや、ステージに立つ前やステージ中とのギャップがまた面白くて、応援したいなって改めて思いました。

まりえ(38)さんの応援是非お願いします!

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2児の父親でありながらアイドルヲタクという、残念な大人ですが、記事を書き続けていることには、それなりの理由があるんです。
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