2016年5月20~21日に、今夢中になっているアイドル「わーすた」のイベントに参加するために、2012年以来4年振りに名古屋に行きました。
そこで再会したのは、2002年にモーニング娘。を通じて知り合い、現在は名古屋でTOY Planet*という芸能事務所を立ち上げ、アイドルプロデューサーとなったへなぎさん。
ちょっと話とかしてたんですが、気がついたら名古屋から近鉄電車に1時間ほど揺られて、たどり着いたのは三重県四日市。
彼がプロデュースする三重県のご当地アイドル「煌めき☆アンフォレント」(キラフォレ)の定期公演に参加してましたw
しかも、「公演中の撮影許可出すから、写真撮って記事書いて」と言われる始末w
でも、凄く楽しかったです。
僕は基本メジャーアイドルしかみないので、ご当地アイドル・地下アイドル・研修生などのマイナーアイドルは過去に1度しか見たことがありません。
正直その時の印象がそんなに良くなかった事もあり、どっちかと言えば格下・メジャーになれなかった子みたいな感じでみてたんですが、キラフォレみると随分印象が変わりました。
というわけで、写真満載でレポートします。
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煌めき☆アンフォレント(きらめきあんふぉれんと)とは
煌めき☆アンフォレント(キラフォレ)は三重県のご当地アイドルです。
結成は2015年10月31日で、2016年5月現在以下の5名で活動しています。
- 西ひより
- 小日向りぃり
- 瀬乃かなみ
- 二條満月
- 花乃木りおな
三重のご当地アイドルですが、三重県出身のメンバーがおらず、運営組織(TOY Planet*)を含めて三重県出身が1人もいないという変わったアイドルです。
グループについて詳しい内容は、以下の記事で紹介しています。
煌めき☆アンフォレント(キラフォレ)三重定期公演の概要
今回足を運んだのは、煌めき☆アンフォレントの三重定期公演です。
公演概要としては以下のような感じです。
区分 | 内容 |
---|---|
場所 | 三重四日市Club Chaos(クラブケイオス) |
日 | 2016年5月20日(金) |
時間 | OPEN19:15 START19:30 END 22:00 |
料金 | 当日:2000YEN+(別1D) 学生:500YEN+(別1D) 女性:無料+(別1D) |
出演 | 煌めき☆アンフォレント |
ゲスト | まりえ(34) 如月愛花(はっぴー☆かみんぐ) |
定期公演は毎月第4金曜日に三重県四日市CLUB CHAOSにて開催されています。今回は5回目です。
しかし、5月の第4金曜日に当たる2016年5月26日・27日はG7伊勢志摩サミットが開催され交通規制などが予測されるため、第3金曜日の開催でした。
ちなみに、前の週でも駅のコインロッカーは使えないなど、厳戒態勢でしたが。
会場はキャパが最大で120人のライブハウスです。
メジャーアイドルばかりみていると小さい・少ないと感じますが、小さなアイドルグループが定期公演を開催するってことは、大変な事だと思います。
とはいえ今回は平日夜の公演ということで、運営的にもそれほど客入りは見込んでいなかったようです。
ところが結果的に60~80人くらいはいたんじゃないでしょうか。正直ちょっと驚きました。
また、無料という事もあってか女性客も見かけましたが、ふらっと入ってみたというよりキラフォレのファンって感じでした。
男性の比率が高いのは宿命ですが、思ったよりも女性ファンも多いようです。
セットリスト
今回のセットリストはこんな感じでした。
- SE
- 永遠△グラヴィティ
- 流星☆ロマンティカ
- いちごパフェ
- 君の知らない物語/如月愛花
- まっさらブルージーンズ/如月愛花
- お願いダーリン/西ひより
- ストーカーの唄 ~3丁目、貴方の家~/小日向りぃり
- love addiction/瀬乃かなみ
- 初日/花乃木りおな
- 世界一happyな女の子/二條満月
- ジュリエット~君を好きな100の理由~/瀬乃かなみ&西ひより
- パジャマクエスト/まりえ(34)
- MOROBITOKOZORITE/まりえ(34)
- EMPTY∞world/まりえ(34)
- =虹色=サンシャイン
- プリズム☆リズム
- 幻影★ギャラクティカ
- IDOL
~MC~
~MC~
公演時間は予定通り19時30分開始、21時終了。時間は90分です。
前半と後半が煌めき☆アンフォレントのステージ。
中盤は、ゲストのまりえ(34)さんと如月愛花(きさらぎまなか)さん、そしてキラフォレメンバーのソロ or デュエット曲という構成です。
ちなみにこの日はメイドがコンセプトで、メンバーが全員メイド服の衣装に身を包んでいました。
全体的な感想と公演の特徴
これは地下アイドルなど小さなアイドルグループ全体の話とも言えますが、キラフォレは活動開始からまだ1年も経っていないグループなので、手持ちの楽曲が少ないと言う弱点があります。
この為、カバー曲を多用しています。
これらの曲は主に他のアイドル楽曲ですが、ちょっと変わったものもあります。驚いたのは、僕が知っている曲があったんです。
- まっさらブルージーンズ
- 世界一happyな女の子
の2曲なんですが、いずれもハロプロの℃-uteが歌う楽曲です。
特に「まっさらブルージーンズ」とか℃-uteがインディーズ時代の楽曲で、10年以上前のもの。なんで今どきのアイドルが知ってるのか不思議でした。
なので、公演終了後へなぎさんに聞いたんです。そしたら、
「まっさらブルージーンズ」は地下アイドルの定番曲で、ほぼみんな歌える
って話で、驚きました。
何となく、今のアイドルで℃-uteが好き・憧れという子が多い理由が分かった気がしました。
※僕の印象では特に古参のハロプロヲタクからは人気が無いので
オリジナル曲の盛り上がりが凄い
ミュージックカードで販売されたりもした、キラフォレのシングルとも言える楽曲は以下の5曲です。
- 幻影★ギャラクティカ
- 流星ロマンティカ
- =虹色=サンシャイン
- 永遠△グラヴィティ
- 光速艇 -starship-(今回は未披露)
特に最初の2曲は、アイドルへの楽曲提供で有名なCHEEBOWさん、でんぱ組.incやPUFFY等に楽曲提供しているPanda BoYさんのコンビと言うことで、メジャーアイドル並みの豪華なクリエイターなんですが、現場で見てそのパワーを強く感じました。
ライブハウスの大音量で聞くと、サウンドのクオリティの高さがよく分かります。
で、なんと言っても凄く盛り上がるんです。
今回僕は取材という位置付けで入っていたので、基本ステージ見たり写真撮るのに専念してたんですが、その立場をうち捨てて客の中に突っ込んで行きたかったくらい楽しかったです。
アイドルにおいて楽曲やパフォーマンスは必ずしも1番重要なものではないと思ってますが、やっぱりこだわって作ったものはいいなって思いました
公演中の客席にメンバーが!
そして、中盤のソロコーナー中にビックリする事がありました。
僕は基本的にステージに向かって左側の、前方隅にいたんですが、そこには奥にある楽屋に続く扉がありました。そこが開きました。
で、出てきたのはメンバーの小日向りぃりさん。で、
普通にステージ見てるんです
これはビックリしましたねぇ。後で、へなぎさんに聞いてみたら、
「ウチの社風は「ヲタクであれ」なので、自社イベントの場合は客席での応援OK」
ってことでした。
地下アイドルとかのイベントなら珍しく無いことなのかもしれませんが、驚きましたね。
ただ、あくまでも自由判断のようでこの日僕が確認したのは小日向りぃりさんと瀬乃かなみさんでした。
※他のメンバーも来ていたようですが、僕が別の場所に移動していたりして気づかなかったようです
というか、ほぼ小日向りぃりさんだったと思いますw
メンバーの感想
以前キラフォレの記事を書くために、ネットベースで色々調べたり、本人のTwitterを調査したりしましたが、メンバーを生で見るのもこれが初めてでした。
ただ、初顔合わせはステージ上では無く、通りすがりw
今回へなぎさんと一緒に会場入りしたので、到着は公演開始1時間前と早かったんですが、その時ちょうど四日市駅前にビラ配りに行こうとしていていて、道ですれ違いました。
メンバー:おつかれさまでーす。ビラ配り行ってきまーす
へなぎ:おう。行ってらっしゃい
チー:(え?????)
って感じでしたw
西ひより
リーダーの「ぴよ」こと西ひよりさん。
楽曲面でもセンターの辺りに位置することが多く、元アイドルということもあり(これは二條満月さん以外全員ですが)ダンスも歌もレベル高いです。
今回舞台裏とかもちょっと見せてもらってたんですが、凄いしっかりしてるんですよ。
なので、終演後の物販で1つくらいはと思いチェキ券を買って、チェキ撮ってもらったわけです。
で、その時、
ぴよ:名前はどうしますか〜?
チー:じゃあ「チー」で
ぴよ:えっ?「チーかま?」。わたし好き
チー:???
なんでそこでいきなり「チーかま」出てくるんよw
そんな、ギャップが面白い子でしたw
小日向りぃり
「りっぷる」こと小日向りぃりさん。
Twitterとかに投稿されている写真をみると、必ず熊のぬいぐるみ(トレジャーくん)と一緒に登場します。
どう考えても不思議系なんですが、その認識に間違いはありませんでした。
なんと言ってもソロ曲の選曲が変わってます。
ストーカーの唄 ~3丁目、貴方の家~ / 阿部真央
僕はこの時初めて聴いたんですが、「アイドルがこの曲歌うんかい!」って思いましたw
まあどう考えても変わった子ですよね。
また、公演中にメンバーが客席に来ることがあるんですが、ほぼりっぷるさんです。今では非常に多い、アイドルが好きなアイドルなんでしょうね。
ステージをみる楽しそうな表情が印象的でした。
瀬乃かなみ
「かなえんじぇる」こと瀬乃かなみさん。
キラフォレ内では最年長メンバーですし、見た目からすると大人しい感じの印象を持ってましたが、最近ちょっとイメージが変わっていました。
というのも、Twitterで「キラフォレが~」みたいなツイートすると、ほぼ間違いなく「いいね」が付くんです。
滅茶苦茶Twtterのエゴサーチ(エゴサ)して市場調査してるな、とw
つまり、結構前へ前へと行くタイプなのかなと思っていました。
で、ステージを見て思いました。その通りだった、とw
前述の通り、僕はこの公演をカメラを持って撮影しながら見ていました。持ってるカメラはSONYのRX100M3という高級コンデジです。
ライブの撮影とかするなら普通は一眼レフだと思います。一眼なら当然目立つんですが、コンデジだと気づきにくいと思います。
さらに言えば、僕は当日フラッと現れたプロデューサーが連れてきた怪しいおっさんなわけで(公演前だし、空気感も分からないので、メンバーには一切声はかけませんでした)、メンバーも「誰この人?」って顔してました。
そんな中、カメラを持つ僕を見つけて、めっちゃ笑顔で寄って来た唯一のメンバーです。
その時の写真がこれ。
いい笑顔ですねぇ。
しかも、終演後、
すみません。カメラ見つけてつい行っちゃいましたぁ~
なんて声かけてくれて、どんだけ丁寧な子なん?って思いました。
おじさん、こういう礼儀正しい子大好きですw
二條満月
キラフォレメンバーで唯一の関西出身(京都府)の、「みつき」こと二條満月さん。
さらに言えば、過去にアイドルとしての活動経験のない、唯一の素人(?)出身メンバーです。
2010年代アイドルの必須装備とも言える、ブログとTwitterをあまり使わない(使えない?)ため、ちょっと暗い子なのかなくらいに思ってました。
ですが、とても明るい子だし、ステージでも堂々としているし、かわいいし、事前イメージとのギャップが大きいこともありちょっとやられそうになりました。
僕は基本的に笑顔がかわいいアイドルが好きなんです。
まさにそういう感じの子ですね。
花乃木りおな
2016年2月に加入したばかりのメンバーの、「りお丸」こと花乃木りおなさん。
写真とかで見る限りまだ表情硬いかなぁと思ってましたが、実際はそうでもありませんでした。
この日の髪型はツインテールってことで、メイド衣装と一番相性良かったです。つまり、強烈に可愛かったw
ですが、最後に加入したメンバーってことで若干まだ遠慮があるのかな、みたいな事は感じました。
次に見る機会があれば、一番変わってそうな気がするメンバーですね。
ゲスト
煌めき☆アンフォレント定期公演では、事務所の先輩とも言えるまりえ(34)さんと、三重県出身の如月愛花さんが出演していました。
こちらについても紹介します。
如月愛花(はっぴー☆かみんぐ)
今回唯一の初めて見たアイドルさんです。
三重県在住で2016年5月現在17歳の如月愛花(きさらぎまなか)さん。
パッと見た瞬間綺麗な子だなぁ、ていうか元モーニング娘。の藤本美貴さんにそっくりだなって思いました。
アイドルって言うよりモデルっぽい感じなんですが、後日調べると撮影会に良く出ているようで、写真が一杯出てきました。なので、この印象は大体あってるんだと思います。
ステージとしては、
何故かバナナが登場します
ヲタクも持ってきてるので、予定調和だと思うんですが、ちょっと意味が分からなかったですw
まりえ(34)
実は今回一番ステージを見てみたかった、まりえ(34)さん。
御年34歳の現役アイドルという異色のアイドルですが、2015年7月にメジャーデビューし、オリコンウィークリー27位を獲得しました。
当時全く知りませんでしたが、へなぎプロデュースということでCD10枚買って応援したりしました。
そして、2016年7月1日に2ndシングル「MOROBITOKOZORITE」がまりえ(35)として発売されることも決定していますが(ちなみにバックダンサーはキラフォレ)、今回は新曲含めて3曲披露していました。
「パジャマクエスト」は配信限定ですが、どれもシングル曲レベルなので盛り上がるし、年間250公演くらいこなしているというキャリアは伊達じゃないなと思いました。
※大阪出身で心斎橋 VARONというライブハウスを満員にした事があります
ステージに立つとガラッと雰囲気が変わりますし、MCとか上手いんです。まさに、
職業(プロ)アイドルw
多分、アイドルとしてのまりえさんを単独で推してるファン(ヲタク)ってあんまりいないと思うんです。
ですが、
- スレイヤーズやおそ松さんが好きな同人誌作家
- コスプレイヤー
- メジャーアイドル
これらの要素を総合して好きな人は多いようで、だからこそ固定客が付き、ライブでも盛り上がるんだろうなって思いました。
なんか、レジェンドみたいな表現がピッタリ、って思ってしまいました(本人は怒りそうですがw)
終わりに
正直どんなもんかな~と半信半疑で公演には足を運びました。
冒頭にも書きましたが、ご当地アイドル・地下アイドルなどのマイナーアイドルに対して、僕はそれほど良いイメージを持っていなかったからです。
それでも行ったのは、「長年の付き合いであるへなぎさんが手がけているアイドルだから」これに尽きます。
ですが、キラフォレの公演みてイメージがガラッと変わりました。贔屓目抜きでも凄く楽しかったし、何よりステージ上のアイドルとファン(ヲタク)の一体感が心地良かったです。
こういうのはメジャーアイドルには無い魅力で、メジャーだから強くてマイナーだから弱いとかって話にはならないんだなと思いました。わーすたなどのメジャーアイドルは、段々遠くなる感覚ありますからねぇ。
また、見に行きたいなと思いました。
定期公演は毎月開催されているので、お近くの方1度足を運んでみてはいかがでしょうか。
煌めき☆アンフォレント1st金名阪ツアー 『=虹色=サンシャイン』について
ちなみに、キラフォレは2016年9月まで煌めき☆アンフォレント1st金名阪ツアー 『=虹色=サンシャイン』と銘打って、ツアー中です。
既に終了したものもありますが以下の日程です。
日 | 都道府県 | 場所 |
---|---|---|
2016/5/3(祝) | 大阪 | 心斎橋VARON |
2016/6/5(日) | 金沢 | 西金沢1丁目劇場 |
2016/7/3(日) | 愛知 | 大須X-HALL |
2016/9/3(土) | 京都 | 京都GROWLY |
2016/9/10(土) | 岐阜 | 柳ケ瀬Ants |
2016/9/18(日) | 三重 | 桑名市市民会館小ホール |
現時点でのツアーファイナルは9/18三重県の桑名市市民会館小ホールです。
ここはキャパが約300名のホールです。
実は、今回の定期公演に行く前にここの見学があり同行しました。
いいホールです。建物そのものも新しく、床が木製(フローリング)というのも良いです。
アイドルオタクを10年以上やっているため、西日本を中心に色んなホールに行きましたが、No.1ホールと思っている「なら100年会館」級にいいホールだと思いました。
これはお前も来いという事なのか、、、
見に行きたいけどオールスタンディングは嫌、ライブハウスはなんか怖い
って人は、特にアイドルを初めて見に行く方には多いと思います。そんな方には、座席指定となるホールコンサートは非常にお勧めです。
チケットの販売方法など詳細は近いうちに発表されるそうなので、公式サイト・Twitterなどをチェックしておきましょう!
場合によってはもう少し増える可能性もあるそうですが、「Zepp 名古屋を埋めるよりも三重県のホールを埋めてこそご当地アイドル」というこだわりを持っているため、ファイナルが三重県ってことだけは間違いないはずです。
TOY Planet*代表「へなぎさん」関連記事
ハロプロヲタク時代の友人「へなぎさん」がプロデュースする、アイドルを様々な角度から応援しています。