2015年10月31日の結成から3年経過した、三重県ご当地アイドル「煌めき☆アンフォレント」は、三重・名古屋・東京の3拠点で活動するアイドルに成長しました。
この記事は、TOY Planet*代表で煌めき☆アンフォレントプロデューサーの「へなぎさん(本名:木本 憲志)」インタビュー記事の後編です。
前編は以下の記事をご覧ください。
この記事(後編)では、「2017年7月〜12月の出来事」とこれからについて紹介します。
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東京事務所設立の経緯
並行して、2017年後半から以下のような動きがあったと思います。
- 妹分にあたるユニット(綺星★フィオレナード)の立ち上げ
- 東京事務所の設立
- へなぎさん自身も拠点を東京へ移す
「ファミリー」みたいな仕組みを作ろうとしてるようにも感じますが、どのような意図があるのでしょうか
へなぎ
「煌めき☆アンフォレント」は、このままアクシデントもなく、Zepp Nagoyaを通過点にその先へいけたらいいなって思ってます。
ですけど、何が起こるかわかりませんし、全てが順風満帆ではないから、僕はメンバーを入れ替えながらでも、前に進むしかありません。
なので、今は東京に拠点を移しましたが、組織拡大ができたらと思っていますね。
地方から東京だけでなく「東京から地方」の流れも作りたい
大きくなると言うのは、大手芸能事務所と提携するようなイメージなんでしょうか?
へなぎ
ちょっと違います。
東京の大手は既に沢山ありますし、「地方ではトイプラネットが強いね」って言われるような事務所になって行きたいです。
アイドル業界的に地方は今、元気がありません。
そんな状況ですが、名古屋では一定の地位を築くことができました。
名古屋に居続けた方が、お金は儲かると思いますよ。
ですが、
僕が東京に行くことで、東海や地方を盛り上げることに繋げる動きができたら
と思い決断しました。
地下アイドル、ご当地アイドルで行くなら地方でもいいと思います。
しかし、それ以上となると、東京にある最新のメディアに触れながらでないと、グループも事務所も成長しません。
その選択肢を示せるか、の違いは大きいと思いませんか?
ずっと言ってますけど、僕は東京嫌いです。だけど、そう考えたら行くしかなかった。
東京に活動拠点を移した成果の1つは「くにくに」との出会い
へなぎ
得たものは沢山あります。
- 東京のいい人材に出会うことができた
- レコード会社とのコミュニケーションが多数取れるようになった
- 東京のイベントに「差し込む」ことができるようになった
辺りでしょうか。
その中でも最近印象的だったのは、「くにくに」がTik Tokの公式アカウントになったことですね。
- くにくにが福井県から上京し、弊社所属になったこと
- Tik Tok公式アカウントになったこと
これらは、僕が東京にいたことと、様々なタイミングが一致した結果だと思います。
「東京に行きたい子」はやはり多いです。
しかし、地方には本当に今人材がいない状況でもあるので、待つだけではなく、育てていかなきゃいけないなと思ってます。
あと、地方から東京もそうですが、僕は今東京にいますし、東京から名古屋など地方に落とし込んでいくことも、重要ではないかなと思うんですよ。
「東京から名古屋」とか、なかなかないんですけどね。
でも増やして行きたいです。
僕は独立して3年半ほど経ちますが、最初の頃に比べたら、「来たい」と言ってくれる子のレベルも上がりました。
そういう子をどんどんステージに上げて行って、規模を拡大していくことで、名古屋というか、地方最強の事務所みたいにしたいですね。