先日、今応援しているアイドル「わーすた」のライブを見に行った時に、面白いものを発見しました。
CHIC-Smart(チックスマート)と呼ばれる、乗り物
です。
特徴を列挙すると、
- 電動
- 立ち乗り
- 小さな車
という感じになるわけですが、今回アイドルの特典会参加のために購入したので、少し詳しく調べてみることにしました。
そうすると、普通にオモチャとしても楽しそうなんです。
現物がまだ届いていないため(人気があるらしく、納期は1ヶ月以上かかることもある)、この記事では、
- CHIC-Smart(チックスマート)とは
- 製品ラインアップ
- 主力商品のCHIC-Smart C1とD1の比較
を紹介しようと思います。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
CHIC-Smart(チックスマート)とは
まず、チックスマートとはどんな製品なのかを紹介します。
日本語名で言えば、
電動立ち乗り車
という感じになるようで、なんだかお堅い感じがしますが、『充電式の車』と理解すれば良いと思います。
つまり、スマートフォンなどのガジェットに近い感じがします。なので、ガジェット好きの僕が興味を持った面はあります。
見た目はこんな感じで、見覚えがあると感じる人もいるかもしれません。
森林公園ではボーダーガーデンが見頃!週末は天気も良さそう!夏の里山とガーデンをセグウェイで楽しみませんか?http://t.co/0zXnGKqRB0http://t.co/EcvCINLsyH #埼玉 #自然 #アウトドア pic.twitter.com/JciDIZuXMF
— セグウェイジャパン (@segwayjapan) 2013年8月1日
いわゆる『セグウェイ』、さらに言えば『ミニセグウェイ』と呼ばれる乗り物です。
このタイプの総称として呼ばれることもありますが、セグウェイは立派な商標であり、セグウェイ社が販売する製品以外は、セグウェイではありません。
今回紹介している『CHIC-Smart(チックスマート)』も、通称として『ミニセグウェイ』と呼ばれることがありますが、セグウェイではありません。
セグウェイタイプの乗り物は、
が日本では有名どころです。基本的にかなり似ています。
両社は、
バランススクーター
という総称を使っていますが、
体を傾けるだけで、自由自在に走ることができる
という特徴は共通しています。
細かい違いはありますが、基本的な設計思想は似ている製品と理解すれば良いかと思います。
CHIC-Smart(チックスマート)のラインアップ
CHIC-Smartには、2017年12月時点で4種類の製品があります。
販売価格と共に一覧化すると、
価格 | ハンドルの有無 | |
---|---|---|
CHIC-Smart C1 | 49,800円 | × |
CHIC-Smart D1 | 29,800円 | × |
CHIC-Fairy F1 | 49,800円 | ○ |
CHIC-CROSS | 540,000円 | ○ |
という感じになり、ハンドルが付いている『CHIC-Fairy』と『CHIC-CROSS』は毛色が違います。
今回はC1とD1に絞って紹介します。
[ChicSmart]販売店社長に聞いた、CHIC-Smart(チックスマート)C1とD1の違い
僕が購入したのは、『CHIC-Smart D1』という安価なモデルです。
わーすたライブ会場で購入しましたが、販社の方が販売していたため、公式サイトでの購入と同等の扱いです。
なので、価格は『29,800円』で公式サイトと同じですが、1つだけ違いがあります。
カラーがメンバーカラー(アイドルは、見分けのためにメンバー毎にカラーを分けている)となっており、これはライブ会場限定モデルという扱いでした。
D1を購入した理由は単純で、D1しか販売していなかったからです。
では、特典会関係無しで購入するなら、D1とC1のどちらを購入したかと言えば、多分『C1を購入しただろう』と思います。
価格差は2万円ですが、結構大きな違いがあります。
気になるポイントだけを、比較します。
CHIC-Smart C1 | CHIC-Smart D1 | |
---|---|---|
サイズ | 580×180×170mm | 580×180×170mm |
重量 | 約11.5kg | 約11.5kg |
最高速度 | 時速約10km | 時速約10km |
走行距離 | 約15~20km | 約10km |
フル充電時間 | 2時間 | 3時間 |
生活防水 | ○(IP34) | × |
保証期間 | 2年 | 1年 |
購入特典 |
|
ハードケース |
販売価格 | 49,800円 | 29,800円 |
ポイントはC1の方が、
- バッテリー充電が早く、走行距離が長い
- 保証期間が2年と長い
- 購入特典のオマケが多い
- 生活防水に対応している
という部分です。かなり大きな違いだと思います。
C1の走行距離が長くなるのは、上位モデルなので、搭載するバッテリーが大きくなるからと思われます。
ただ、その場合通常は充電時間が長くなるのに、なぜ短くなるのか。
そして、生活防水はD1にはないのか。
という部分が疑問に感じました。
調べても分からないので、折角販社の方に面識ありますし、聞いてみました。
ちなみに販社である株式会社Styleの社長「竹光敏雄さん」です。
充電時間の違いですが、アダプタの違いです。
しかし現在のD1のアダプターは、C1の物を利用しておりますので充電時間の差は無いです。サイト更新されてないだけです。。すみません。。
この辺りは、輸入のタイミングによって違ったりします。
ややこしくて申し訳ないです?— CHIC-Smart (チックスマート) (@chicrobot_japan) 2017年12月13日
走行距離の違いはバッテリーの品質のみではなくモーターや基盤も違うので差が生まれます。
C1は、IP34という生活防水レベルと防塵があります。
D1にはありません外観ですが、D1は白地に塗装をしておりますのでぶつけると下地が出ます。C1は生地に色を練りこんで作ってるのでぶつけても目立ちません
— CHIC-Smart (チックスマート) (@chicrobot_japan) 2017年12月13日
と言うわけで、
- 充電時間の差はない
- C1の方が走行距離が長いのは、バッテリーの差ではなく、モーターや基板の違い
- D1は塗装をしているため、ぶつけたりすると剥げる。C1は剥げない
- 生活防水はC1のみ
ということが分かりました。
このことから、D1はエントリーモデルという位置付けなんだろうと感じました。
2万円というとかなり大きな価格差ですが、頻繁に使うならこの差額は簡単に埋まりそうです(オマケも多いですし)。
購入時は『偽物』に注意
僕が今回『CHIC-Smart(チックスマート)』の存在を知ったのは、アイドルライブ会場でした。
実は、僕が行っていた「わーすた」だけでなく、avex社と提携して他のアーティストのライブでも、スポンサーとして会場に出展しているようです。
ライブ会場で乗り物を売る
はっきり言ってなんの関係もないと思いますし、アイドルライブ会場で販売すれば、それはCDなどと同じく、握手会などの特典を得るための付属品です。
今回も、購入者向けの特典会はありました。
じゃあ何でこんなことをしているのかが、気になりますよね。
理由の1つは『偽物』の多さ
のようです。
ネットで検索すると、
- 『CHIC-Smart(チックスマート)』と名乗る製品
- 見た目が非常に似ている製品
を多数目にします。
そのほとんどは『偽物』です
日本国内で『CHIC-Smart(チックスマート)』を販売しているのは、日本唯一の正規代理店である『株式会社STYLE』のみです。
逆に言えば、それ以外は全て偽物と言えます。
このことを周知する目的もあって、地道なプロモーションを行っているんだそうです。
そして、ただ「うちは正規品だよ〜」とアピールするだけでなく、品質に厳しい日本向け製品として、検品に力を入れているそうです。
具体的には、
- 全てネジを締め直す
- バッテリーなど様々なチェック項目をクリアしていない場合、交換する
など、ほぼオーバーホールを行って出荷しています。
なので、
『CHIC-Smart(チックスマート)』を購入するなら、公式サイトでの購入が無難です
[ChicSmart]終わりに
『CHIC-Smart(チックスマート)』を購入する場合のポイントは、
- 初めての購入で、お試し感覚なら『D1』
- 2台目以降の購入、既に使ったことがある、プレゼントなどなら『C1』
- 購入するなら公式サイト
の3点と感じました。
D1はについては、原品が届いてからレビュー記事を書いています。
『CHIC-Smart(チックスマート)』購入時の、参考になればと思います。