2020年注目のアイドルは何か?
2019年は本当にアイドルの解散や活動休止が多く、業界全体が縮小傾向であることは、ファン側の立場から見ても明らかでした。
そう考えた時、勢いのあるアイドルを見に行って、記事を書くくらいしかないんですが、闇雲に書いても仕方がないわけで……。
こんな時に思い浮かぶのは、ハロヲタ初期からの友人であり、当ブログとしては定期的にインタビュー記事を掲載していることでおなじみ「へなぎさん」。
そういえば、以前のインタビューでこんな発言がありました。
5ヶ月で500人のワンマンライブを満員にしたけど、普通に考えてこのご時世にそんなグループ存在しません。
あまり評価されてない気もしますが、あり得ない速度だと考えています。ハニースパイスっていま確実に売れてますよ。
この記事では、2020年1月10日に名古屋 大須RAD HALLで開催された「ハニースパイスRe.名古屋不定期公演」の様子をレポートします。
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「ハニースパイスRe.」とは
「ハニースパイスRe.」は、2020年1月現在7名で活動しているアイドルグループです。
通称「ハニスパ」と呼ばれています。
「Re.」となっている理由は単純で、2017年末で一度解散し、2019年5月に再結成されたから。
2019年からアイドルの解散が随分増えました。同時に2024年現在もたくさんのアイドルが誕生していますが、再結成されるアイドルは珍しいでしょう。
2020年1月時点のメンバーは、旧ハニスパメンバーと再結成後からのメンバーが混在しています。
今回ライブを見に行くことになり、プロフィールとか調べたんですが、どこかで見た記憶があるものの思い出せなかったんです……。
で、当日にようやく分かりました。2017年7月に「煌めき☆アンフォレント」のツアーでみていたんですね。
と思ってたんですが、
「平野ほのかさん」のことが印象に残っていたようです(笑)
ライブの様子とタイムテーブル
この日のライブは「ハニースパイスRe.名古屋不定期公演」ということで、告知も数日前に行われた小規模ライブ。
このため、チケット価格も「500円(ドリンク代別)」と安く、金曜日ということもあり、仕事帰りの社会人も多く集まっていました。
ざっとみた感じ、150〜200人くらいだと思います。
タイムテーブルは以下のような感じです。
-
〜オープニングアクト〜
- アステリア
- Chou2 Precede
- ハニースパイスRe.
- 綺星★フィオレナード新メンバー
- ハニースパイスRe.
〜ここからが本編〜
僕は客席最後方からみていたんですが、時間が経つにつれて人が増え、メインとなる「ハニースパイスRe.」のステージが始まる頃には、ほぼ満員でした。
ライブの内容と感想
全体でも90分程度のライブなので、各グループ持ち歌の中でも人気楽曲を中心に披露していました。
このため、僕のような「新規」にも優しいセットリストだったと思います。
ハニースパイスRe.(前半戦)
SEから始まり、オープニングの定番曲「ハニースパーティ」でライブはスタートします。
ゆったりとしたイントロから、
ハニースパーティー今夜は!
のかけ声と共に、ブチ上がる展開がたまりません。
ライブをみるにあたって、Apple Musicで一通りの楽曲は聴いて行きました。
個人的には大好きなジャンルなんです。
自分ではやったことないですが、2000年頃に流行った「パラパラ」とかみるの好きでしたし、何よりユーロビートが大好きだったので。
綺星★フィオレナード(スタフィオ)新メンバー
続いて登場したのは、綺星★フィオレナード。
2020年1月4日に以下の新メンバーが追加され、新体制になったばかりですが、この日は新メンバー3名のみのパフォーマンスでした。
- 末永奏乃
- 小泉花恋
- 白瀬乃愛
披露した曲は綺星★フィオレナードの定番曲、そして先輩グループ「煌めき☆アンフォレント」の定番曲「幻影★ギャラクティカ」。
ここがキッチリハマるあたり、客層の大半が煌めき☆アンフォレント・綺星★フィオレナードが所属する、「トイプラのヲタク」であることは容易に想像できました
ハニースパイスっていま確実に売れてますよ。
なにせ、トイプラのヲタクが支えてるんだから(笑)
と、へなぎさんが言ってたのは事実でしょうね(笑)
パフォーマンス的には、正式加入して1週間程度ということで、「まだまだこれから」という感じです。
ただ、「おつよいメンバー」というのは見ていてよく分かりました。
そう思わずにはいられませんでした。
ハニースパイスRe.(後半戦)
そして、再びハニースパイスRe.のステージです。
MCを挟んでからラストまでが真骨頂。
- RENEW
- あなたに夢CHU
- 恋のカラフルマジック
2019年5月再結成後のリード曲といえる「RENEW」から始まり、旧ハニスパの定番曲「恋のカラフルマジック」で締める展開。
特に、フロアの盛り上がりはかなりのもので、アイドル現場ではおなじみのコールなどありつつ、後方のヲタクは楽しそうにしていました(笑)
それでも、荒れた感じはなくいたって平和な現場でしたね。
記事の前半で紹介したとおり、僕は元々ユーロビートとか好きだったので、ハニスパの楽曲は好みの部類です。
「アイドルヲタク」としては原点と言える、「モーニング娘。」も2012年頃EDM楽曲で再ブレイクしてから、再び見に行ってますし。
とはいえ、EDM楽曲が流行ったのは2010年代前半の話。
2020年の楽曲としては、ちょっと古いんじゃないか?
そう思っていた面もあるんですよね。しかし、いい意味で驚かされました。
やっぱりこういう曲大好きだ!
終わりに
ハニスパは売れているのか?
アイドルシーンも多様化しており、例えばメジャーデビューした、日本武道館でライブした、など分かりやすい目標をクリアしたからといって、「売れている」とは言いづらいです。
ただ、長年アイドルを見ていて、アイドル業界自体にかつての勢いがなくなってきたからこそ、改めて思う「売れる条件」があります。
- プロデューサーなどの「運営」が、目先だけでないビジョンを持っている
- メンバーがそれを信じてついてきている
- ファンがステージをちゃんと見ている
勢いがあるアイドルには、最低でもこれらがそろっていると思っていて、ハニスパは条件を満たしていると感じました。
再結成したのが2019年5月なので、1年も経っていないのに成長スピードが速く、しかも上向きであることはポイントです。
旧ハニスパの人気楽曲も、今風にキッチリアレンジされ、過去の資産を活かしながら、進んでいけるのは「ハニスパの強み」ともいえるでしょう。
なので、初めて見ても楽しめたし、また見たいと思えました。機会があれば是非足を運んでみてください。
「ハニースパイスRe.名古屋不定期公演」の概要
日時 | 2020年1月10日 18:50~20:30 |
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ゲスト | 綺星★フィオレナード新メンバー アステリア Chou2 Precede |
都道府県 | 愛知県 |
場所 | RAD HALL |
会場キャパシティ | 250人 |
座席形式 | オールスタンディング |
チケット代 | 500円 |
セットリスト
- ハニースパーティ
- Fresh!!
- 純情ナイトフィーバー
- Eterna Tenere(綺星★フィオレナード新メンバー)
- La mia adolescenza(綺星★フィオレナード新メンバー)
- 幻影★ギャラクティカ(綺星★フィオレナード新メンバー)
- fiore d’amore*(綺星★フィオレナード新メンバー)
- Happy
- Honeys
- RENEW
- あなたに夢CHU
- 恋のカラフルマジック
〜MC〜
〜MC〜
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