MacBook Air・Proを急速充電できるモバイルバッテリーが欲しい!
Apple製品は、2024年現在販売されている製品のほぼ全てが、USB-PDによる急速充電に対応している。
しかし、USB-PDの仕様はかなり複雑で、製品によって対応する電力(W)が異なっている。
要するに「充電速度」が異なる。
代表的な製品を例に紹介すると以下の通り。
モデル名 | 最大入力(W) |
---|---|
iPhone 8以降のiPhone | 18W |
2018年モデル以降のiPad | |
Pixel 3などUSB-PD対応のAndroidスマホ | |
第3世代iPad Pro | 30W |
12インチMacBook | |
2018年モデル以降のMacBook Air | |
Nintendo Switch | 39W |
MacBook Pro 13インチ | 61W |
MacBook Pro 15インチ | 87W |
MacBook Pro 16インチ | 96W |
2024年11月現在「最大18W出力」をうたう製品が多いのは、iPhoneおよびPixel 3などAndroidスマホの対応が「18W」であるため。
しかし、上記表を見れば分かる通り、MacBookシリーズなどより高出力での充電に対応する製品は、フルスピードで充電できない。
そう考える人も増えたようで、対応製品が増えてきた。
この記事では「cheero Power Plus 5 15000mAh with Power Delivery 45W(CHE-106)」を紹介しようと思う。
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「cheero Power Plus 5 15000mAh with Power Delivery 45W(CHE-106)」の概要
「cheero Power Plus 5 15000mAh with Power Delivery 45W(CHE-106)」の製品概要は以下の通り。
寸法 | 約110 * 68 * 25mm |
---|---|
重量 | 約310g |
バッテリー容量 | 15000mAh |
入力ポート | USB-C × 1 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A (45W max) |
出力ポート | USB-A × 1 USB-C(PD) × 1 |
出力 | USB-C(PD): 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A (45W max) USB-A : 5V/2.4A max. (Auto-IC機能搭載) 同時利用時は最大57W |
価格 | 4,680円 |
備考 | AUTO-IC機能により、接続された機器を自動的に検知し、最大2.4Aで最適な電流を流します |
特徴をピックアップすると、以下のあたりだろうか。
- 最大45WのUSB-PD急速充電に対応するので、12インチMacBook・MacBook Airなどがフルスピード充電できる
- デジタルインジケーター搭載
- PSEマークなど複数の認証を取得済
15000mAhのバッテリーを搭載しており、iPhoneなど一般的なスマホであれば、4回くらいは充電できる。
その弊害として、大きく・重くなってしまう。
cheeroブランドのモバイルバッテリーとして、下記3製品と比較するとこれくらい大きさが違う。
- cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh(CHE-108)
- cheero Power Plus 5 15000mAh with Power Delivery 45W(CHE-106)
- cheero Power Plus 5 Premium 20000mAh with Power Delivery 60W(CHE-109)
厚みは変わらないが、大きさが変わるので、スマホの充電に特化するのであれば「CHE-108」が一番使いやすいと思う。
そして、個人的に便利だと思うのが「デジタルインジケーター搭載」であること。
これも2019年から増えて来た見せ方だが、LEDインジケータよりは、数値で表示された方が圧倒的に分かりやすい。
価格はAmazonで「4,680円」。
急速充電規格の「USB-PD」に対応していることもあり、同容量の非対応製品と比較すればちょっとだけ高いが、今から買うならこのタイプを僕はおすすめする。
「cheero Power Plus 5 15000mAh with Power Delivery 45W(CHE-106)」の開封レポート
簡単な開封レポートを。
パッケージはとてもシンプル。
開封すると以下が入っていた。
- 本体
- USB-C充電ケーブル
- 取扱説明書(日本語対応)
このタイプの製品は最近海外メーカーも多く、パッケージなど「グローバル仕様」が多いのだが、cheeroブランドはパッケージ含めて「日本語対応している」というのが、嬉しいポイント。
製品の外観をチェック。
モバイルバッテリーの大きさ・重さは容量に比例する。
前述の通り、15000mAhなので結構大きいのだが、ギリギリ手のひらに収まるサイズ感となっている。
「iPhone 11 Pro」と比較するとこんな感じ。
コンパクトだが、それなりの大きさ・厚みはあることは知っておいて欲しい。
また、最大の特徴がバッテリー残量が分かる「デジタルインジケーター」。
なんでもない「液晶」だが、これがあるとないとでは大違い。
PSEマーク(電気用品安全法)など複数の認証を取得している
モバイルバッテリーは、リチウムイオンバッテリーを搭載した製品だが、近年多種多様な製品が販売されている。
数年前と比較すれば、劇的に価格が安くなっており、競争の激しい分野なので、粗悪品も増えた。
- 既定値通りの動作をしない
- 壊れた
- 炎上・爆発した
このような事故が後を絶たない状況なので、2018年2月1日以降に電気用品安全法の適用対象となり、1年間の猶予期間を経て、2019年2月1日以降「PSEマークがない製品は違法」となる。
「cheero Power Plus 5 15000mAh with Power Delivery 45W(CHE-106)」は、PSEマークはもちろん、複数の認証をしているので信頼性は非常に高い。
- PSE
- CE
- FCC
- RoHS
上記4種類を取得しているため安心して購入して欲しい。
充電性能をチェック
「cheero Power Plus 5 15000mAh with Power Delivery 45W(CHE-106)」は、USB-PDによる急速充電に対応している。
特にUSB-PDはパソコンでも主流になりつつある充電規格なので、充電性能をチェックしてみた。
MacBook AirをUSB-PDで充電
まずは、MacBook Airを充電してみた。
最大30Wでの充電が可能だが、「27W」で充電されており、ほぼフルスピードで動作していることが確認できた。
iPhone 11 ProをUSB-PDで充電
続いて、「iPhone 11 Pro」を充電してみた。
iPhoneは2017年に発売した、iPhone 8・iPhone X以降、充電端子はLightningのままだが、USB-PD方式による「最大18W」充電に対応している。
「6.8W」程度なので、通常(5W)よりは早く、急速充電が動作していることが確認できる。
iPad ProをUSB-PDで充電
さらに、iPad Proを充電してみる。
Lightning対応の、第2世代iPad Proなので「最大18W充電」に対応している。
「14W」程度なので、急速充電が動作していることが確認できる。
Pixel 3をUSB-PDで充電
最後にAndroidの「Pixel 3」でも試してみた。
- Quick Charge
- USB-PD
Androidについては、メーカーによって対応する充電規格が異なるのだが、Pixel 3はUSB-PDに対応している。
「12W」程度なので、Pixel 3も急速充電が動作していることが確認できる。
「cheero Power Plus 5 15000mAh with Power Delivery 45W(CHE-106)」を使った感想
- USB-PDによる急速充電対応(45Wまで)
- 15000mAhのバッテリー内蔵
バッテリー容量と最大出力以外、「CHE-108」とほぼ同じ仕様。
比較検討する方もいるだろうが、最大の優位点は、
MacBookなどのノートPC、Nintendo Switchもフルスピードで充電できる
これに尽きると思う。
iPhoneやAndroidなど「スマホ」しか充電しないのであれば、コンパクトな「CHE-108」を使った方が利便性は高い。
バッテリーは基本的にコンパクト化が難しい。
大は小を兼ねるものの、通勤・通学と1泊以上の旅行・出張では必要な容量が異なるので、用途に応じて分けるのがよいだろう。
終わりに
近年のモバイルバッテリーは多種多様になったが、もっとも重要な機能は、
急速充電規格に対応していること
だと僕は思っている。
そして、「USB-PD」という汎用的な規格が普及したことで、スマホやノートPCなど、あらゆるデバイスがモバイルバッテリーで充電できるようになった。
- できるだけコンパクトなモバイルバッテリー
- ノートPCなど、より大きな電力が必要な製品を急速充電したい
- 価格も高すぎない
そんな方には、Amazonで「4,680円」で購入できる、「cheero Power Plus 5 15000mAh with Power Delivery 45W(CHE-106)」はとても使いやすいと思う。
是非、使ってみて欲しい。
モバイルバッテリー買うならUSB PD対応製品がおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があるので長く使えるので購入をおすすめします。
- USB-Cポートを最低1つ搭載していること
- 高速充電規格(USB PD・Quick Charge3.0)に対応していること
- 高出力の充電器なので、信頼できるメーカーと品質重視
▼バッテリー内蔵の充電器
▼最新規格はいらない。とにかく安さ重視ならこれ(1,599円)!
USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!