もう購入して数ヶ月経過しているのだが、iPadを購入する予定だった事もあり(結局先日iPad Air 2を購入した)、モバイルバッテリーを買い替えた。
これまで使用していたのはSpigen SGPが2年前に販売した「kuel F60Q」というもので、6000mAhの容量があるモバイルバッテリーだ。
正直別にこれで事足りていたし、あえて買い替える理由はなかったのだが、最近はUSBポートが2つ付いて2台同時に充電出来るという製品が増えて来て、iPhoneとiPadを同時充電とか素敵だなと思って買い替えることに。
現在モバイルバッテリーは数年前と変わり、めちゃくちゃ安くなった。
10000mAhほどあるバッテリーでも3,000円くらいで買える。
そんな中、僕はSONY製というある意味ブランドもののバッテリーを倍近い値段を出して購入した。その理由などを紹介してみる。
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SONY製モバイルバッテリー「CP-F10LSAVP」の外観
今回僕が購入したのは「CP-F10LSAVP」というモデル。バッテリー容量は10000mAhだ。
実はこれ2013年モデルで、2014年モデルは「CP-F10LA」という型番になっており、バッテリーとしては何も変わらない。
変わったのは、カラーバリエーションが増えたことと(ブラックが追加)、ACアダプタなどの付属品が減ったくらいだ。これを5,500円くらいで購入。
Cycle Energy(サイクルエナジー)なんて小洒落た名前付いているが、ただのバッテリーですw
周りは放熱を意識しているのかアルミ製。
USBポートは2つついており、2台同時の充電が可能だ。
Micro-USB端子はバッテリ自体の充電を行う際に使用する。電池残量は右側にあるボタンを押すと一定回数点滅し、それが残量を表す(3回はまだ余裕あり、2回は結構減ってます、1回はもうやばいよ〜ってイメージ)。
裏側に前述の説明が書いてある。
「CP-F10LSAVP」はUSBのACアダプタとケーブルが付いている。10000mAhってことで、パソコンのUSBポートから充電なんてしたら、ものすごい時間がかかってしまう。このACアダプタだと2.1Aで充電されるので、大体5時間くらいでフル充電される。
まあ最近は複数ポート搭載で、最適な電圧を選択するPowerIQ搭載のACアダプタも安価なので、これがあるからって特別嬉しいわけではないですがw
あえてSONY製を選んだ理由
僕が購入した「CP-F10LSAVP」はもうあまり見かけなくなっているが、2014年モデル「CP-F10LA」は現役商品。
これも、価格は大体6,000円程度となっていて、Amazonとかで人気のあるcheero製モバイルバッテリーと比較すれば倍くらい値段が違う。
なのに僕があえて、高いものを購入した理由と選定ポイントは以下のようなものだ。
- バッテリーは信頼できるメーカーのものを買いたかった
- 近い将来で劇的な進化はない(=長く使える)
- 充電回数は1000回と安価なバッテリーの2倍多く使える(大半は500回)
一番大きいのはやはり信頼性。
バッテリーは信頼できるメーカーのものを買いたかった
安いから悪くて、高いから良いとは一概には言えない。
だが、特にバッテリーに関する話ってスマートフォンの修理とかをする業者さんから、色々話を聞くと怖いなと思う。
バッテリーってほんとピンキリで、例えば日本国内だとPSEマークというルールがあるが、これにちゃんと対応しているかが安心して使えるかの1つの基準になる。
怪しいメーカーのバッテリーだと爆発したとか、充電中に発火したとか、穏やかでない話も聞くので、モバイルバッテリーはPSEマークと関係ないっぽいが、ある程度信頼できるメーカー製を選ぼうと思った。
そういう意味でSONY製ならそんな変なものは少ないだろうという期待が大きい。
近い将来で劇的な進化はない(=長く使える)
特にブロガーの人はレビューとかのために、バッテリーを頻繁に買っているだろうが、普通バッテリーって頻繁に買うだろうか?って話。
買わないですよね。なぜなら、最近でこそデザインがおしゃれなものも出てきたが、基本的にバッテリーである以上どれも大差がないものだ。
そして、バッテリーって最近の電子デバイスのように1年でコロコロとスペックが変わったり、劇的な進化を遂げることもない。
10000mAhのバッテリーがいきなり100gくらいに軽量化されるなんてありえない。と言うことは、1度買ったら相当長く長く使える。
だったら、安いものより多少高いものを購入する方が良いのではないかと思う。
充電回数は1000回と安価なバッテリーの2倍多く使える(大半は500回)
これは地味だが大きな違い。
僕が購入したSONY製のモバイルバッテリーは、公称で1000回繰り返し使えるという事になっている。
対して、半額程度の価格で販売されているモバイルバッテリーはほとんど500回だ。
1000回使うまでバッテリー容量をフルに生かせるとは思えないが、値段が2倍違う分、寿命も2倍長いので、結局はトントンじゃないかと思う。
終わりに
というわけで、久々に購入したモバイルバッテリーの事を紹介してみた。
ここまで書いてきたようにあまり頻繁に買うものではないのでブログの話題にする事も少ないが、今やこれが無いと生活できないって人は多いと思うので、こういう考え方もあるんだな〜程度に購入する際の参考にしていただけたらと思う。
モバイルバッテリー買うならUSB PD対応製品がおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があるので長く使えるので購入をおすすめします。
- USB-Cポートを最低1つ搭載していること
- 高速充電規格(USB PD・Quick Charge3.0)に対応していること
- 高出力の充電器なので、信頼できるメーカーと品質重視
▼バッテリー内蔵の充電器
▼最新規格はいらない。とにかく安さ重視ならこれ(1,599円)!
USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!