こんにちは、三重野です。
この記事で紹介するのは、「RAVPower 大容量モバイルバッテリー 30000mAh RP-PB055」に比べて、USB-A端子が1つになり、バッテリー容量は3分の2、20000mAhという、まさに弟分といった仕様の製品です。
サイズがコンパクトな分、さらに実用的かもしれません。
- Power Delivery(以下、USB-PD)対応
- AC100V出力もできる
- 約660g、サイズも比較的コンパクト
という要点をしっかり押さえ、
災害や停電などの緊急時に、スマホやパソコンの電源をとりあえず確保できる、大容量モバイルバッテリーです。
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「RAVPower PD Pioneer 20000mAh 80W 2-Port Power House RP-PB054 Pro」の仕様
「RP-PB054 Pro」の、製品仕様は以下の通りです。
型番 | RP-PB054 Pro |
---|---|
容量 | 20000mAh/74Wh |
PD出力 | 5V/3A, 9V/3A, 12V/2.5A, 15V/2A, 20V/1.5A |
USB-A出力 | QC 3.0 : 5V/2.4A , 9V/2A , 12V/1.5A |
AC出力 | 110V~120V/60Hz, 100W Max. 80W Rated |
サイズ | 約146×69×69mm |
重量 | 660g |
価格 | 12,999円(税込) |
すっかり身近になったモバイルバッテリーですが、USB-PDに対応して、更にAC100V出力もできて、これだけコンパクトな製品は珍しいと思います。
価格は、Amazonで「12,999円(税込)」です。
開封レポート
開封すると以下が入っていました。
- 本体
- USB-C to C 充電ケーブル
- 専用ケース
- トラベルポーチ
- メッセージカード
- 取扱説明書・保証書(18ヵ月保証)
USB-C to C 充電ケーブルは汎用品ではなく、RAVPOWERの刻印があるオリジナルです。この辺りにもメーカーの気合いを感じます。
充電性能をチェック
まず、本体をしっかり充電。
本体のバッテリー残量は、本体側面のLEDインジケータで確認できます。
端子は本体上面にあります。
PD (USB-C)端子は、本体充電と給電、入出力用です。iSmart(USB-A)端子からの充電は従来通りです。そして、AC100Vコンセントはカバー付きで安心です。
今回も手持ち端末の充電をテスターで測定してみました。
- Galaxy Note8
- iPhone SE(第1世代)
- iPad mini (第5世代)
まず、Galaxy Note8 を充電してみました。
「9V / 1.32A (12W)」で、USB-PDの急速充電ができています。
iPhone SE(第1世代)は、「5V / 0.6A (3W)」で充電されています。
iPad mini (第5世代)は、
「5V / 1.82A (9.1W)」で急速充電されています。
ACコンセントでパソコンの充電&サーキュレーターを使ってみた
まず、パソコン。ACアダプタは「65W」です。
POWERボタンを長押しすると、AC端子横のグリーンLEDが点灯して充電ができます。
今回は、船でサーキュレーターも試してみました。
ちゃんと涼しい風を送ってくれました〜
ただ、しばらくすると、本体底面のクーリングファンの方も全開で回り始めました。
ACコンセント出力は、バッテリー負荷が高いから発熱するんですね。
さらに、こんなこともできます。大容量の強みとして、モバイルバッテリーへの充電さえ可能なんです。
こんなモバイルバッテリーが、一家に一台あると安心ですよね!
【参考】USB Power Delivery(USB-PD)とは
「USB Power Delivery」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。
急速に充電できるのは、高出力だからです。
便利さの裏には、危険性も潜んでいます。使い方を間違えたら、発火などの危険もあります。
特に注意が必要なのは「ケーブル」です。
怪しいメーカーの安価な製品にはくれぐれもご注意を!
欠点はあるのか?
安定した品質は確認できましたが、欠点はあるのか?
正直、欠点らしい欠点はありません。
唯一、注意点としてあげるとすれば、この製品はPD/30W出力、AC100V/80W出力です。
「16インチMacBook Pro」など、USB-PD対応製品でも、高出力な充電に対応している製品では、パワー不足になります。
本製品の場合、ACアダプタを使えば、80Wまでなら、AC100Vコンセントから充電できますが、容量は20000mAhしかありません。
あくまでも、緊急用と考えてください。
終わりに
PC、スマホ、タブレットなどが、どんどんUSB-Cに集約されていく中、大容量のモバイルバッテリーは、どれを買えばいいのか悩みます。
購入の際には、値段だけではなく、
安心・安全設計されているのか、信頼できるメーカーかどうか、いざという時に本当に役に立つか
がポイントです。
本製品にはACコンセントも付いていて、ACアダプタでパソコンを充電したり、扇風機などの電気製品を動かすこともできます。
キャンプ・ツーリングなどアウトドアはもちろん、災害避難や停電といった緊急事態にも活躍してくれるでしょう。
いつ何が起こるかわかりません。備えあれば憂いなし。
この際、こんなモバイルバッテリーも視野に入れてみてはいかがですか?
メーカーの信頼性含めた総合力で「RAVPower 大容量モバイルバッテリー PD Pioneer 20000mAh 80W 2-Port Power House RP-PB054 Pro」を一家に一台、オススメします。
ACコンセント付きで、より大容量が必要なら兄貴分のポータブル電源を
ACコンセントを搭載した、RAVPowerの大容量バッテリーは他に以下の製品があります。
あわせて検討するのもよいかもしれません。
モバイルバッテリー買うならUSB PD対応製品がおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があるので長く使えるので購入をおすすめします。
- USB-Cポートを最低1つ搭載していること
- 高速充電規格(USB PD・Quick Charge3.0)に対応していること
- 高出力の充電器なので、信頼できるメーカーと品質重視
▼バッテリー内蔵の充電器
▼最新規格はいらない。とにかく安さ重視ならこれ(1,599円)!
USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!
充電については、ほぼ無敵ですよね