年をまたいでしまったが、SGPの新製品である大容量モバイルバッテリー「kuel F60Q」の試用レポート。今回は最終回と言うことで、iPad2の充電とまとめを書いてみる。
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iPhone4Sであれば約3回フル充電出来るが、iPad2であればどれくらいまで充電出来るのかというのが気になっていた。ただ、iPad2ってほんと電池の持ちがいいから、なかなか空にならないんですよね。で、空の状態から充電してみたが、60%の所まで充電してkuel F60Qは力尽きてしまった。さすがにフル充電は無理らしい。
総括としては、
・iPhone4S:2回〜3回フル充電可能
・iPad2:約60%までフル充電可能
・Androidスマホ:2回〜3回フル充電可能
と言うことになる。これだけのパワーがあれば1泊程度の旅行であれば、これ一つで本当に事足りると思われる。一応Apple端末とAndroid端末が対象と言うことになってはいるが、汎用的なUSB経由で充電するのでFOMA端末とかでも大丈夫。
逆に注意点はkuel F60Q自体の充電に時間がかかること。大容量ゆえに仕方ないが、出かける前に慌てて充電してもあまり意味がないので、充電には気をつかっておく必要がある。
試用してみて感じたメリット・デメリットをまとめると、
【メリット】
・なんと言っても大容量。これがもたらす安心感が果てしなく大きい
・大容量の割には案外コンパクト
・高出力のため充電が早い。iPhone4Sなら2時間くらいでフル充電になる
【デメリット】
・大容量だから仕方ないが割とでかいし重い
・PC経由だと充電に時間がかかる(ACアダプタを同梱しても良かったかも)
・大容量&高出力なのに1台しか充電できない。
出力のUSBポートは2つあっても良かったかも。
こんな所だろうか。でもこの商品はとてもいいものだと思う。特にデジタルガジェットをたくさん持ち歩く人にはお勧めの商品だ。
モバイルバッテリー買うならUSB PD対応製品がおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があるので長く使えるので購入をおすすめします。
- USB-Cポートを最低1つ搭載していること
- 高速充電規格(USB PD・Quick Charge3.0)に対応していること
- 高出力の充電器なので、信頼できるメーカーと品質重視
▼バッテリー内蔵の充電器
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USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!