こんにちは、三重野です。
僕にとって、バッテリーは「なくてはならない存在」です。
なぜなら、職場に充電環境(AC100V・コンセント)が無いからです。
思い起こせば、2012年からずっと、主に10000mAhクラスのモバイルバッテリーを使ってきました。
ところが、最近はバイクでツーリングやキャンプに行く機会が増えて、バッテリー容量に不満が出てきたんです。
この記事で紹介する「RAVPower 大容量モバイルバッテリー 30000mAh RP-PB055」は、それを一気に解消できる優れもの!
- Power Delivery(以下、USB-PD)対応
- AC100V出力もできる
という特徴を持つ、大容量ポータブル電源です。
当サイトのポリシーはリンク先をご覧ください
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
「RAVPower 大容量モバイルバッテリー 30000mAh RP-PB055」の仕様
「RAVPower 大容量モバイルバッテリー 30000mAh RP-PB055」の、製品仕様は以下の通りです。
AC出力110V~120V/60Hz, 150W最大/100W 定格
型番 | RP-PB055 |
---|---|
容量 | 30000mAh/111Wh |
PD出力 | 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A, 最大PD 60W |
USB-A出力 | iSmart1 : 5V/3A , 9V/2A , 12V/1.5A 18W Max. iSmart2 : 5V/2.4A 12W Max. |
AC出力 | 110V~120V/60Hz, 150W最大/100W 定格 |
サイズ | 約138×170×35mm |
重量 | 約847g |
価格 | 15,999円(税込) |
すっかり身近になったモバイルバッテリーですが、USB-PDに対応していて、更にAC100V出力のある製品は珍しいと思います。
などiPhone・Android関係なく、スマホの最新モデルはほぼ全て、USB-PDの急速充電に対応しています。
しかし、バッテリー側がUSB-PDに対応できていないケースは多いです。特に古いモデルは全滅でしょう。
価格は、Amazonで「15,999円(税込)」です。
開封レポート
開封すると以下が入っていました。
- 本体
- USB-C to C 充電ケーブル
- 専用ケース
- トラベルポーチ
- メッセージカード
- 取扱説明書・保証書(18ヵ月保証)
- サンキューカード
大型バッテリーなどで、専用ケースはもちろん、トラベルポーチまでついています。
アウトドアでの利用も想定しているからでしょう。
充電性能をチェック
本体のバッテリー残量は、本体側面のLEDインジケータで確認できます。
まず、本体をしっかり充電。
左端のPD (USB-C)端子は、本体充電と給電、入出力用です。iSmart1&2(USB-A)端子からの充電は従来通りです。そして、一番手前がAC100Vコンセントです。
今回も手持ち端末の充電をテスターで測定してみました。
- Galaxy Note8
- iPhone SE(第1世代)
- パソコン電源アダプタ65W(AC100Vコンセント)
まず、Galaxy Note8 を充電してみました。
「8.93V / 1.32A (12W)」で、USB-PDの急速充電ができています。
次に、iSmart端子では、
「5.12V / 0.57A (2.9W)」で充電されています。
次に、iPhone SE(第1世代)は、
「5.11V / 0.6A (3W)」で充電されています。
ACコンセントでパソコンの充電&扇風機を使ってみた
さて、お待たせしました。この製品の最大の売りはACコンセントです。
AC端子には、カバーが付いています。
まず、パソコン。ACアダプタは「65W」です。
POWERボタンを長押しすると、AC端子横のグリーンLEDが点灯して充電ができます。
次に、家庭用扇風機も試してみました。
ちゃんと涼しい風を送ってくれました〜、凄い(笑)
ただ、しばらくすると、本体のクーリングファンの方も全開で回り始めました。
ACコンセント出力は、バッテリー負荷が高いから発熱量も多いんでしょうね。
アウトドアでも大活躍してくれそうです。
【参考】USB Power Delivery(USB-PD)とは
「USB Power Delivery」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。
急速に充電できるのは、高出力だからです。
便利さの裏には、危険性も潜んでいます。使い方を間違えたら、発火などの危険もあります。
特に注意が必要なのは「ケーブル」です。
怪しいメーカーの安価な製品にはくれぐれもご注意を!
「RAVPower 大容量モバイルバッテリー 30000mAh RP-PB055」に欠点はあるのか?
充電性能は高く、安定した品質は確認できましたが、欠点はあるのか?
正直、欠点らしい欠点はありません。
唯一、注意点としてあげるとすれば、この製品はPD/60W出力、AC100V/100W出力です。
「16インチMacBook Pro」など、USB-PD対応製品でも、高出力な充電に対応している製品では、パワー不足になります。
本製品の場合、ACアダプタを使えば、100Wまでなら、AC100Vコンセントから充電できますが、容量は30000mAhしかありません。
あくまでも緊急用と考えてください。
終わりに
改めて言いますが、この製品は一般的なモバイルバッテリーではありません。
ポータブル電源
といった方が正しいです。
製品としての完成度は高いと思います。「このクラス最強」かもしれません。
PC、スマホ、タブレットなどが、どんどんUSB-Cに集約されていく中、大容量のモバイルバッテリーは、どれを買えばいいのか悩みます。
購入の際には、値段だけではなく、
安心・安全設計されているのか、信頼できるメーカーかどうか、いざという時に本当に役に立つか
がポイントです。
本製品にはACコンセントも付いていて、ACアダプタでパソコンを充電したり、扇風機などの電気製品を動かすこともできます。
キャンプ・ツーリングなどアウトドアはもちろん、災害避難や停電といった緊急事態にも活躍してくれるでしょう。
いつ何が起こるかわかりません。備えあれば憂いなし。
この際、こんなポータブル電源も視野に入れてみてはいかがですか?
メーカーの信頼性含めた総合力で「RAVPower 大容量モバイルバッテリー 30000mAh RP-PB055」を一家に一台、オススメします。
モバイルバッテリー買うならUSB PD対応製品がおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があるので長く使えるので購入をおすすめします。
- USB-Cポートを最低1つ搭載していること
- 高速充電規格(USB PD・Quick Charge3.0)に対応していること
- 高出力の充電器なので、信頼できるメーカーと品質重視
▼バッテリー内蔵の充電器
▼最新規格はいらない。とにかく安さ重視ならこれ(1,599円)!
USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!
モバイルバッテリー、というより「ポータブル電源」です。つまり、充電については、ほぼ無敵と言っていいでしょう。