iPhoneの容量(ストレージ)不足に悩んだ事ありますか?
iPhoneは歴史的に、安価な低容量モデルと、高価な大容量モデルの構成となっており、iPhone 6sの時代まで長い間最低容量が16GBだった。
僕は16GBモデルを買ったことはないが、周りを見るとやはり『安さ』にひかれて一番容量の少ないモデルを選択する人は多い。だが、そういう人に限って、
- 写真が増えて容量が足りない
- アプリが入らなくなった
- iOSのバージョンアップができない
なんてよく言っていたりする。
全ての原因はストレージ不足なのだが、この解消方法として一番代表的なものはSDカードなど外部ストレージに保存すること。
とはいえ、iPhoneはAndroidと異なりmicroSDカードスロットは搭載していないため、外付けとなるのだが、このタイプはWi-Fi接続だったりと案外面倒。
そこで、スマホアクセサリの代表格であるモバイルバッテリーと合体し、充電しながらデータ転送できるというモバイルバッテリーがある。
早速紹介しようと思う。
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『REMAX』ブランドについて
まず、今回レビューする『REMAX』というブランドについて。
調べてみるとそれも当然、海外発のブランドで2017年辺りから日本で購入できるようになったばかりだという。
AmazonなどのECサイトはもちろんだが、ドンキホーテ・ヨドバシカメラなどリアル店舗でも取り扱っているというのが大きな特徴となる。
今回はただのモバイルバッテリーと思いきや、、、
microSDスロットを搭載し、外部ストレージとして利用可能
という辺りが変わっている。
REMAX『RePower(リパワー)』商品概要
製品仕様は以下。
分類 | スペック |
---|---|
電池容量 | 10000mAh |
電池タイプ | リチウムポリマー電池 |
サイズ | 132×68×11mm |
対応ストレージ | microSDカード8~128GB(Class10) |
定格入力 | micro USB 5V / 2.1A |
定格出力 | 出力1-Mirco5V / 1A+データ転送 出力2-Mirco5V / 2.1A |
型番 | RPP-58-WH / BK |
日本正規代理店 | ミスターカード株式会社 |
重さ | 約265g |
価格はAmazonで3,980円ということで、この容量のモバイルバッテリーとしては若干高い。
ただ、唯一無二の機能があり、それがmicroSDスロットを搭載し、外部ストレージとして利用可能ということ。
Androidでは大したメリットとならないが、外部ストレージが使えないiPhoneでは大きなメリットとなる。
そういう意味で、AndroidやPCでの外部ストレージとしても使えるが、最大のメリットはiPhone・iPadの外部ストレージになるということだ。
開封レポート
簡単に開封レポートを。
パッケージはREMAXブランドにしては珍しく、完璧な日本語パッケージとなっている。
※他の製品はマニュアルや裏面の説明のみということが多い
これが開封後の状態。
同梱品は、
- 本体
- 日本語マニュアル
- microUSBケーブル
となっている。
やはり、外部ストレージとして使えると言うことで、マニュアルは充実している。
サイズはほぼiPhone 7と同じ。
充電は2ポート同時に行えるが、データ転送は1つ(青い端子)からしかできない。
RePowerのデータ転送を試してみた
モバイルバッテリーとしては平凡な仕様であるため、目玉のデータ転送機能を試してみた。
iPhone・iPadで利用するには専用アプリのインストールが必要となっている。
※PCやAndroidは不要
アプリは特に設定などは必要無い。
RePowerにマイクロSDカードを挿入。
USBケーブル(青い端子に接続)を接続し、iPhoneと繋ぐ、、、
すると充電が始まり、同時にデータ転送も可能になる。
アプリ側で認識され、データ転送や参照は専用アプリを通じて行う。
- iPhoneの写真や動画を転送(バックアップ)
- SDカードに入っている、写真や動画の再生・iPhoneへの転送(インポート)
- 音楽データのバックアップ
- ドキュメント(文書)データ
などができるわけだが、地味に便利なのは後者。
デジカメで撮影した画像をiPhoneに転送する場合とかかなり使える。今はWi-Fi経由で転送は可能なのだが、あれも専用アプリのセットアップが必要で、いちいちWi-Fiに繋がないとダメなので結構面倒なのだ。
ちなみに、上手く認識しない場合のチェックポイントは、
- 青い端子に接続しているか
- 別のLightningケーブルを使ってもダメか
あたりとなる。
これでダメなら不良品の可能性があるため、メーカーに問い合わせてみよう。
終わりに
モバイルバッテリーも今や10000mAhクラスがデフォルトになり、価格も2,000円程度と随分安価になった。
- USB Power Delivery
- Quick Charge
など高速充電技術への対応する流れと、付加価値を付ける流れの、2つの差別化ポイントがあるわけだがRePowerは完全に後者の流れの製品。
低容量のiPhoneを使っている人や、PCやAndroidとのデータ交換を頻繁に行うような人には、非常に便利な製品だと思う。
Amazon価格では3,980円。
オールインワンパッケージである事を考えると、それほど高くないので、気になる方は是非試して欲しい。
モバイルバッテリー買うならUSB PD対応製品がおすすめ
2019年以降、USB-Cを搭載した充電器が急速に増えてきました。充電規格の違いなどややこしい面がありますが、便利なのはもちろん、将来性があるので長く使えるので購入をおすすめします。
- USB-Cポートを最低1つ搭載していること
- 高速充電規格(USB PD・Quick Charge3.0)に対応していること
- 高出力の充電器なので、信頼できるメーカーと品質重視
▼バッテリー内蔵の充電器
▼最新規格はいらない。とにかく安さ重視ならこれ(1,599円)!
USB-Cケーブルは高品質なものを選ぼう
「USB-PD」による急速充電は、本体・充電器・ケーブルがすべて対応して初めて動作します。「急速充電=高出力」なので発火などの危険もあります。安価な製品には注意しましょう。
自宅でお手軽充電ならワイヤレス充電器も便利
実は最新規格に対応していれば「最大15W」とかなり高出力!