今年も年賀状の時期がやってきた。
年賀状なんてもう時代遅れだ、不必要、めんどくさいなどと考えて、年賀状を出さない人も若い人を中心に非常に多くなっている。僕も基本的には面倒なので不要という考えだ。
だが、サラリーマンとして会社で働いていると、会社の上司・同僚、親戚くらいはって思ってしまうし、こっちが出していなくても来たら何となく申し訳ない気持ちになる。
なので、僕は面倒だなぁと思いつつ、毎年一定数の人には年賀状を送っていたが、2014年は2人目の子供が誕生してそれほど時間が経っていないこと、仕事が忙しかったことなどの理由で、数年ぶりに年賀状を出さなかった。
この事で「今年はなんで出さなかったの?」なんて言われた訳ではないが、まあ今年は出そうと決意していたので、準備は早くした。
というかもう宛名以外の印刷は終わらせた。
というのも、面倒なので今年は自宅プリントではなく、ネットプリントなど印刷業者を使うと決めていたからだ。
今回使ったのは「Rakpo(ラクポ)」という印刷業者。
これが中々よかったので、年賀状作成で印刷業者を使うメリットやコスト面などを紹介しようと思う。
画面表示などは若干違いますが、サービスそのものは現在も継続しています
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年賀状作成で一番面倒なのはデザインの選定と印刷
年賀状って特に働いている人だと、年末ギリギリに作る人が多いと思う。
下手すると年末年始のお休みに入ってからとか、年が明けて年賀状が届いた人に対してのみ出してるって人も多いだろう。
何でこんな事になるかと言えば、理由はたった1つ。めんどくさいから、という元も子もない理由になる。
じゃあ、やめたらいいじゃないかと言う意見はあるだろうが、それは別の議論なので、この記事では割愛する。
とりあえず、出すとなった場合に、次に面倒なのはデザインの選定と印刷。
- ネットから素材をダウンロードしたり
- 本屋さんとかで売っているテンプレート集を購入したり
- 筆まめなどの年賀状作成ソフトを使う
など様々だろう。
で、出来上がったデザインを自宅にあるインクジェットプリンターで印刷。
印刷する時は、試し刷りして位置合わせして、時には反対方向に印刷して「やっちまったー!」なんて事になったりして、結構イライラする。
というか、本当に面倒で、ますます年賀状が嫌になってくる。
また、僕もそうだが子供がいる家庭だと、年賀状に家族写真または子供の写真を使う人が多い。そうなるとさらに面倒だ。
デザインもさることながら、インクジェット用紙にするのかフォト用紙にするのか、なんて議論まである。
まあとにかく手間が掛かるのだ。で、最近はセブンイレブンなどのコンビニやカメラのキタムラなどの写真業者が、年賀状印刷に力を入れている。
ただ、これらの業者は早く申込みすれば安くはなるのだが、全体的にコストが高い。
ネットのみで受け付けている、印刷業者の方が全体的には安い。
年賀状印刷業者はどこが良いかと探すも、情報がないので勘で選びました
というわけで、年賀状印刷業者を探す事にしたのだが、本当に沢山の業者がある。
年賀状印刷なんて年に1回なので、どんなものなのかは正直全く分からず、完全に感覚で業者は選んだ。というのも、情報がほとんどないのだ。
今回は60枚プリントする事にしたので、一応選定基準をあげておくと、
- とにかく安い事(年賀状代含めて5,000円程度が理想)
- 宅配してくれること
- アフィリエイトを導入していること(記事で紹介したいのはもちろんだが、それなりに信頼できる業者とも判断できるため)
くらいだ。その結果として選定し、今回利用したのがRakpo(ラクポ)だ。
年賀状印刷をネットで注文する手順
いよいよ、注文というわけでどんなものかなぁと思ったが、思った以上に簡単 だった。
今回は家族写真1枚を入れたデザインにしたのだが、必要なものはその家族写真のデータのみ。
まずデザインを選ぶ。
デザインは数百種類あるため、結構大変だが、ここはあまり深く悩まない方がよいと思う。
何故かと言えば、ネットで年賀状印刷をオーダーするリスクとして、完成品は届くまで確認できないということがある。
つまり、かなり悩んで決めても印刷物として見た場合、イメージと違ったということは当然あるわけで、所詮手元に残すわけじゃない年賀状と割り切った方がよいと思う。
印刷方式は以下の2種類。
- 業務用レーザー印刷(縁あり)
- クオリティ写真印刷(縁なし)
の2種類がある。業務用レーザー印刷は、普通紙にカラーレーザープリンターで印刷する。
クオリティ写真印刷はフォト用紙(印画紙)に印刷するため、光沢感があり写真として美しい。
ちなみに、縁あり、縁なしの違いは、用紙全体に印刷されるか否か。印刷部分が多いデザインだと、縁なしの方が見栄えはよくなる。
家族写真の場合はクオリティ写真員印刷の方がよいだろうが、その分コストは高くなる(枚数によるが1,000円以上は高くなる)。
僕は今回業務用レーザー印刷を選択した。
「旧年中はお世話になりました〜」みたいな挨拶文は、テンプレートから選んだ上で、自由に変更できる。
「今年もよろしくお願いします!」だけ手書きにしたいって人も結構いると思うが、そういう場合はそこを削ってしまえば良い。
挨拶文と差出人が決まったら、後は写真を入れて、デザインの微調整(写真や文字の位置調整、文字の挿入など)をすれば良い。これらは全てWEB画面上から行う事が出来る。
この編集画面はFLASHで出来ているようなので、iPhoneなどのスマートフォンからは細かい調整が出来ないようだ。どうせならPC・Macから作業を行った方がよいかと思う。
※あくまでもラクポでの話で、他社はスマホからでも編集可能かもしれません
これで、後は決済情報や発送先を入力して、確定するのみ。決済はクレジットカードも使える。
ラクポで印刷した年賀状が届いた
注文したのは2015年11月3日の夜。
届いたのは11月6日。今はまだ混み合わない時期だからか、わずか3日で到着した。
発送は佐川急便だった。
年賀状だけが入っているかと思ったら、思ったより随分丁寧な梱包で、しかも専用の箱に入ってきた。これは驚き。
メインである年賀状に加えて、シールとかも同封していくれていていた。
年賀状も個別の箱に入っていた。
今回60枚オーダーしたが、恐らくこの箱に100枚入るのだと思う。
そして初お目見えの年賀状。
正直普通葉書へのカラーレーザーによる印刷なので、画質に関しては期待していなかった 。だが、思ったより随分綺麗で驚いた。
流石に写真は少し荒い印象がある。
だが、インクジェットプリンターで普通葉書(インクジェット用葉書ではない通常の葉書)に印刷したよりは綺麗だし、必要十分という感じだ。
当然レーザープリンターによる印刷なので、文字はくっきりと印刷されており、これはインクジェットプリンターより圧倒的に上の品質。
写真やイラスト満載のデザインだとイマイチに感じるかもしれないが、この程度のシンプルなデザインだと、それほど画質が悪いとは感じない。
年賀状をネット印刷した場合の気になるコストは
というわけで、ラクポにオーダーした年賀状が完成した。気になる価格だが以下のような感じとなる。
品目 | 価格 |
---|---|
プリント料金 | 3,105円(60枚の場合) |
ハガキ料金 | 3,120円(52円×60) |
値引き | -300円(ハガキ代が1枚辺り5円値引) |
合計 | 5.925円 |
ハガキ代は業者に頼もうと頼まないと発生する固定費と言えるため、純粋にプリント代と言えるのは3,105円だ(60枚の場合)。
プリント料金は現在早割が適用されており、11月15日までのオーダーだと55%OFFとなっている。詳しい価格表は以下をご覧いただきたい。
早割の期間内であれば100枚印刷しても、プリント料金は4,000円もかからない。
家庭用のインクジェットプリンターは、機種にもよるが5色から6色のインクを使うもので、純正インクは5,000円ほどする。印刷可能枚数は大体100〜150枚だろう。
つまり、コスト的にはちょっと安いくらいになるんじゃないかと思う。
ちなみに同じような事をカメラのキタムラで注文すると、7,620円となった。
品目 | 価格 |
---|---|
基本料金 | 1,620円(60枚の場合) |
プリント料金 | 2,880円(60枚の場合) |
ハガキ料金 | 3,120円(52円×60) |
合計 | 7.620円 |
こちらも12月8日までのオーダーであれば、早割が適用されるが、料金として大きく違うのは基本料金の有無。
これがそのまま、ラクポとの価格差に反映されているイメージだ。
実店舗で受け取れるなどのメリットはあるが、早くオーダーするならラクポの方がよさそうだ。
年賀状印刷を業者に頼む場合の注意点
今回僕は裏面(文面)のみ印刷してもらった。
ラクポの場合、宛名印刷も可能だし、他の業者でも有料・無料の違いはあれど(ラクポは有料)、宛名印刷に対応している。
だが、特に早い時期に年賀状印刷をオーダーする場合、宛名印刷はやらない方が良いと思う。理由は以下の3点だ。
- 喪中葉書や住所変更通知は12月に入ってから届く事が多い
- 住所データ(個人情報)を他の業者に渡してしまう事のリスク
- 上記以外にも予定していた人に送れなくなる可能性がある
そして、これも業者に年賀状印刷を頼む時の注意点だが、自宅プリントと違い、基本的に追加印刷が出来ない。
勿論別途オーダーすればよいが、その時には割引なども無くなり、結果として余計な費用が発生してしまう。
なので、多少余るのは覚悟の上で、10〜20枚くらい余裕を見てオーダーした方がよいと思う。
ちなみに使わなかった年賀状・書き損じた年賀状は、郵便局に持っていけば1枚に付き5円の手数料で切手などに交換が可能 だ。
なので、完全に無駄にはならない。
我が家では今年50枚の予定で、余裕を見て60枚とした。
宛名印刷はレーザープリンターがお勧め
このような形でデザイン部分の印刷を業者に頼むと、自分でやるのは宛名印刷と必要に応じて手書きのメッセージを書き加えるだけとなる。
僕は、宛名印刷もプリンターで終わらせようとしているが、こうなるといよいよインクジェットプリンターって要らない、モノクロレーザープリンターがあれば十分って思ってしまう。
レーザープリンターで印刷すれば、宛名面の文字もくっきり印刷される。
何となく機械的な印象も与えてしまうと思うが、楽できるに越した事はない。
終わりに
今回年賀状の自宅プリントを卒業して、初めてネット経由で印刷業者に依頼した。
正直、コスト面については多少安いかもという程度で、劇的に安いって事はない。
自宅プリントにはそれなりの時間と手間が掛かることで、それが年賀状ってめんどくさいに繋がっていたが、業者に頼んでここまで終わらせたら後は非常に気楽だ。
このお手軽さとサクッと感こそが最大のメリットだと思う。
だからこそ、ちょっとした気遣いとして、手書きのメッセージを添えようという気にもなる。
年末に慌てて印刷した年賀状で、そういう事ってなかなか出来ないのだ。
事実、印刷しただけの年賀状は年々増えていて、送る意味あるのかなという思いは高まるばかり。
そもそもやらなきゃ良いという議論はともかく、折角年賀状を送るのなら、面倒な部分は業者に頼んで、ちょっとした心遣いをしてみてはいかがだろうか。
今回ラクポは初めて利用したが、来年以降もきっと利用する事になると思う。お勧めです!
そしてこの手の業者に頼んでコスト的に安くあげるには、早く注文する事に限るので注文はお早めに!
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