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飛行機の待ち時間を有効活用!ANAラウンジの利用条件や設備を紹介します

僕は近年岡山-東京間の移動はほぼ飛行機、さらに言うとANAを利用する。

岡山-東京間は飛行機と新幹線の競争が激しく(岡山中心部から都内への所要時間が約3時間でどちらもそれほど変わらない)、価格も各種早割を駆使すればどちらでも往復3万円以下だ。

それでも僕が飛行機を使うのは、クレジットカード利用などを駆使して貯めたポイントがANAマイルで、特典航空券が使える事が一番だが、もう1つは 移動が快適 という事が大きい。

飛行機の座席は狭い。だが、岡山-羽田間のフライトは1時間で我慢できる。それよりは、飛行機移動を嫌がる人が多くあげる理由として 待ち時間が長い 事がある。僕は、それを快適に過ごす方法を持っているから飛行機を選ぶのだ。

それは日本だと大手航空会社(JAL・ANA)が上級会員向けに提供している、ラウンジサービスだ。僕はANAしかその資格を有していないため、ANAラウンジについて、さらにその中でも国内線向けのサービスを紹介しようと思う。

この記事の掲載内容は、2020年12月28日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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ANAラウンジ(ANA LOUNGE)とは

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ラウンジは飛行機の搭乗前にのんびりと時間を過ごす為の場所。

時間帯にもよるが、利用客にはビジネスマンが多い。なので、パソコンで仕事をしている人の割合が高く、他に新聞・雑誌を読んでいる人もいる。あと、誰でも入れないため芸能人がいることもある(僕は1度だけ見かけたことがある)。

サービス内容としては簡単に言うと以下のような感じだ。

  • 飲み物(ビールなどアルコール含む)が無料
  • 新聞、雑誌がラウンジ内なら無料で読める
  • ソファ席などゆったりくつろげる空間
  • 無料のWi-Fiスポットや充電設備など、仕事をするための設備が満載

特に夏休み・年末年始などの繁忙期は空港そのものが混み合っているが、ラウンジは比較的空いていることが多い。ちなみに印象的にラウンジが一番混み合っているのは、金曜日の夕方頃

特に羽田空港での話だが、出張帰りのサラリーマンが大挙訪れていて座る席もない事が多い。出張の多いサラリーマンはラウンジに入る資格である、プレミアムメンバー(上級会員)になりやすいからだ。

ANAラウンジにはどうすれば入れる?条件は?

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ANAラウンジはANAの上級会員向けのサービス。プレミアムメンバー(上級会員)というのはざっくりいえば以下のような顧客を指す。

  1. ANAの飛行機に何回も搭乗している人
  2. 料金の高い座席(国内線の場合プレミアムクラス)で搭乗する人

2は非常に分かり易いのだが、1は少し分かりづらいかもしれない。
飛行機に乗るとマイレージいうポイントが貯まることはご存じの方が多いと思う。ただ、マイレージ(マイル)は飛行機に乗らなくても、クレジットカードの利用などで貯めることが出来る。こういう活動をする人を通称 「陸マイラー(おかまいらー)」 という。

陸マイラーは基本的に特典航空券しか使わない 。なので、航空会社的には決して良いお客さんではない。航空会社的に一番よいお客さんは、お金を払って飛行機に乗ってくれる人 なので、そういう人にはマイレージとは別途ポイントを発行している。

これが プレミアムポイント というもの。これは1年単位で集計され、前年の累計ポイントに応じて翌年の会員クラスが決まる。現在は、

ランク プレミアムポイント数 ANAラウンジの利用可否
ブロンズ 30000ポイント〜 1000マイル支払いで利用可能
プラチナ 50000ポイント〜 可能
ダイヤモンド 100000ポイント〜 可能

という区分けになっている。
(勿論このランクを獲得することで得られるメリットはラウンジだけでないのがだ、この記事では割愛する)

つまり、50000プレミアムポイント がラウンジ利用には必要になるわけでこれはかなりハードルが高い。どれくらいかというと、一番利用頻度が高いであろう特割で岡山羽田間を利用すると、片道400プレミアムポイント 。往復でも800プレミアムポイントだ。

これだけで50000プレミアムポイント達成しようと思うと、63往復 しないと達成出来ない。1往復3万円として1年で180万円分飛行機に乗らないといけない。

実際はプレミアムポイントが2倍もらえるキャンペーンがあったり、もう少しコスパの高い路線(国内線だと羽田那覇はコスパがいいと言われる)を使えばもっと安く到達できる。

だが、いずれにせよかなり頑張らないと無理ということだけは間違いない(なのでこの資格を得るために飛行機を無駄に乗ることを SFC修行 という)。で、1度プラチナクラスを獲得すると、ANAスーパーフライヤーズカード(通称:SFC)というカードに入会する資格が得られ、これは 永久資格 なのだ(ただし年会費は1万円以上と少々高い)。

僕はこれを持っているので、今は年に1回程度しか飛行機に乗らないが、ラウンジに入る事ができる。

ANAラウンジってどんな感じ

で、今回岡山羽田間を飛行機で移動し、岡山空港・羽田空港どちらにもANAラウンジがあるのでどんな感じかを紹介しようと思う。

岡山空港のANAラウンジ

2012年に作られたラウンジ。前述のスーパーフライヤーズカード獲得の為に飛行機に頑張って乗っていたのは2010年の話なので実は数回しか利用したことはない。

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岡山空港は搭乗口少なく、ANA側といえば1つしかない。まず見つからないって事はないだろう。

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入り口はこんな感じ。
搭乗券(ANAカード、二次元バーコード、Passbookなど)をかざすと中に入ることができる。

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中は椅子などがずらりと並んでいる。岡山空港のラウンジははっきり言って狭い。僕はこの日登場の30分前くらいに到着したが、座るところがあまり無い状態だった。

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ソフトドリンクは勿論、コーヒー、ビールなどのアルコール、そしておつまみもある。

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休日に飛行機で東京に行く醍醐味は、朝から躊躇無く飲めることw
岡山空港は広大な無料駐車場があるため、空港へは車で来る人が多い。僕もそうなのだが、そうなると帰りの飛行機では飲めないので、行きだけの楽しみなのだw

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というわけで、朝っぱらからタダでビールとおつまみいただきました。

羽田空港のANAラウンジ

帰りの羽田空港は、さすが日本国内最大の空港という事で、設備も段違い。

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そもそもチェックインの段階から違う。

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プレミアムチェックインカウンターというものがあり、ほぼ並ばずに保安検査場が通過できる。

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中に専用のカウンターやチェックイン機もあるため、かなりギリギリに行っても焦らなくて済む。

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そして、羽田空港にもANAラウンジは勿論あるのだが、

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ANAスーパーフライヤーズカード会員やプラチナクラスまでが入れるANAラウンジに加えて、

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ダイヤモンドクラスのみが入れる ANA SUITE LOUNGE というものもある。ここから先は未踏の地。恐らく一生お目に掛かることはないだろうw

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そしてここが羽田空港のANAラウンジの受付。

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中に入るとまあとにかく広い。岡山空港とは桁違いだ。だが、これだけ広くても、金曜日の夕方とかは一杯になる。

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酒のレベルもワンランク上って言う感じだ。ただ、帰りは岡山空港から車のため飲めないw

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ソフトドリンクなどは種類が多いくらいで、大きな違いは無い。

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コンセント付きの快適な椅子と机がある。

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コーヒーでも飲みながらがっつり作業が出来る。

終わりに

ANAラウンジに入る資格を持つと、前述のプレミアムチェックインカウンターが使えるため、時間はぎりぎりでも搭乗には間に合う。

だが、この空間が快適なので、無駄に空港には早く行くようになってしまう。で、ギリギリまで仕事とかをする。

僕が飛行機に乗るのはほとんどが岡山-羽田間の1時間程度。ギリギリまで仕事する分、飛行機内の1時間は寝るとか、本を読むとかの時間にあてる。狭い車内ではあまりやる気にならないし、周りの目が気になって集中出来ないからだ。

また 同行者も1名まで無料で招待可能 であるため、友達・同僚と行くも良し、恋人・夫婦で行くもよし、案外利便性は高い。特に子供連れの時とか特にトイレとか授乳が安心して出来るというメリットも大きい。

誰でもゲット出来る資格ではないが、資格が得られそうなら少し頑張ってゲットすると、飛行機での移動が楽しくなると思うのでお勧めだ。

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