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危機的状況!西日本豪雨災害で閑散とした倉敷美観地区へ遊びに来ませんか?

閑散とした倉敷美観地区

2018年7月6日〜7日にかけて発生した、西日本豪雨災害からもう少しで2週間が経過します。

僕が住む岡山県倉敷市は、その被災地で、特に市街地の大部分が冠水してしまった、倉敷市真備町のことは多くの方がご存じかと思います。

飛び交う防災ヘリ

「倉敷がヤバい」そう思っている方は多いと思いますが、地方都市あるあるで、倉敷市というのはエリアが広いんです。

災害の中心地である真備をはじめ、

  • 美観地区などで有名な、倉敷地区
  • ジーンズなどで有名な、児島地区
  • コンビナートで有名な、水島地区

など、全部倉敷市ですが被害の度合いは地区によってかなり異なります。

真備地区の災害状況は本当に目を覆うレベルです。

ですが、僕が住む倉敷市中心部は大きな被害はありません。

だから、災害ボランティア(の主にスタッフ)をできる範囲で協力していますが、特に美観地区などの人の少なさが目立ちます

僕が2017年4月から運営している、岡山ブログカレッジ(岡ブロ)は主に美観地区周辺施設を利用して開催しています。

岡ブロを通じて、なんとか倉敷を盛り上げたい!

そう思って、記事を書きました。

この時の体験をきっかけに、地域メディア「倉敷とことこ」を開始しました。

西日本豪雨の被災地「真備町」の今なども紹介しているので、よろしければご覧ください。

この記事の掲載内容は、2021年1月3日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

倉敷市真備町の被災とボランティアの状況

美観地区入り口

冒頭でも書きましたが、僕は今被災地の災害ボランティアスタッフにできる限りで協力しています。

連日多くの方がボランティアに訪れてくださっており、非情にありがたいのですが、

  • 受付の混乱
  • 折角お越しいただいても、捌ききれないなどの理由でお帰りいただく

など、問題も発生しています。

僕の本職はシステムエンジニアであり、イベント運営など大人数が集まる場の管理をしているので、効率的な受付管理の方法などを考えています。

これは近々形にできそうです。

また実際、被災地である真備町にも2回ほど入ってます。写真は7月12日の状況ですが、目を覆うような状況です。

被災した真備町 井原線とメインストリート クリーンセンターのゴミの山

被災地の復興はもちろん今最優先ではありますが、同時に比較的被害の少なかった、美観地区など倉敷市中心部は、早く普段の姿を取り戻さないといけません。

倉敷市は、観光の街です。

観光客が減ることは、この地域の経済活動に大きな影響が出ます。

僕と倉敷

人力車の人も暇そう

僕は生まれも育ちも倉敷で、大学4年間、仕事で東京・名古屋などに行っていた約3年間を除けば、ほぼ倉敷に住んでます。

ですが、倉敷が好きというわけでもなく、どっちかと言えば外に出たいと思っていました

アイドルヲタクなんで、趣味のことを考えたら東京へ行くべきだし、単純に好きな街で言えば名古屋ですし、地元愛は薄かったと思います。

ただ、初めて「倉敷が被災地」という状況になって、僕が思っていた以上に『地元愛』ってあったんだなと自分でも驚きました。

チー
倉敷のために、できることを全力でやりたい

そう思ってます。

さらに、美観地区の状況がその思いを強くしました。

閑散とした倉敷美観地区

人通りがまばらな美観地区 人通りがまばらな美観地区2

僕は倉敷市中心部に住んでいて、美観地区はご近所ですが、だからこそ日常的に足を運ぶ機会は少ないです。

特に、休日に足を運ぶことは皆無だったんですが、岡山ブログカレッジを開催するようになって、機会が増えました。

「観光地だし」と、思っていた面は否定しないんですが、

控えめに言っても、いい場所だな

って思いました。

本町通りも人がまばら いつも行列のお店もガラガラ

だからその魅力を発信できたらと思い、「美観地区ブログ構想」なんかを考えていた矢先の出来事でした。

この話は別途進めようとは思ってますが、「直近でできることは何か?」と考えたとき、岡ブロを通じて応援することだと思いました。

なので、7月の岡ブロはゲスト講師に「F太さん」をお招きするのですが、すぐにできることとして、会場費と決済手数料など経費を除く利益を全て、寄付することにしました

ちなみに、ここで言う、利益とは1人あたりざっくり以下のイメージです。

<収入>
参加費:4,500円
 
<経費>
決済手数料 3.25%:約147円
会場費:500円
 
<合計>
約3,853円
※これを義援金として寄付する

美観地区に多少でも人を集めて、現状を知ってもらい、そこで集めたお金を復興に活かしてもらう

きれいごとと言えばそうですが、今必要なのはこういうことだと思っています。

終わりに

人が少ない裏手 がらんとした美観地区は寂しい

災害というのは予期しないところで発生し、予期していないからこそ、被災者はもちろん、支援する人も大混乱するんだということを、目の当たりにしました。

ある程度の見込みを元に生活できる

というのは、すごく幸せなことなんだなと実感しました。

僕は2018年7月末日で、会社を退職しフリーの立場で活動します。7月は、ちょうど有給休暇を消化している期間でした。

もし、そういう時期じゃなかったら、ボランティアとかできたのだろうか?

と考えると、「運命」みたいなのを感じずにはいらないです。

ですが、今までもこれからも僕は自分のできることに全力を尽くしたいし、その中で今後は、

倉敷のためにできることを増やしたい

そのように感じています。

倉敷に遊びに来てみませんか?

この時の体験をきっかけに、地域メディア「倉敷とことこ」を開始しました。

西日本豪雨の被災地「真備町」の今なども紹介しているので、よろしければご覧ください。