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「Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ」レビュー。ネットを早くするならやっぱり有線LAN!MacBook Proで使ってみた

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブレビュー

2020年3月に購入した「16インチMacBook Pro」は、Thunderbolt 3に対応したUSB-C端子しか搭載していない。

僕は自宅でいわゆる「テレワーク」を毎日しているが、パソコンの次に大事なのは、安定して早いインターネット回線

2024年現在、ネット接続と言えばWi-Fi(無線LAN)が主流で、昔に比べたら早くなったが、それでも有線LANの安定感とスピードには勝てない。

というわけで、「16インチMacBook Pro」でも使える、Ethernet端子(有線LAN)搭載のUSB-Cアダプタ「Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ」を紹介しようと思う。

チー
5,000円以下で、とても使いやすいUSB-Cハブ!

この記事の掲載内容は、2021年1月4日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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「Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ」の概要

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ」は、その他のとおりUSB-C端子を搭載したUSBハブだ。

スペック概要としては以下の通り。

製品名 Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ
搭載ポート
  • USB-A × 2
  • USB-C(USB-PDの60W給電対応)
  • HDMI(4K 30Hz対応)
  • SDカード
  • microSDカード
  • Ethernet(有線LAN)
サイズ 約117 x 53 x 16 mm
重さ 約114 g
価格 4,799円

USB-C対応のハブは、大きく分けると2種類ある。

  • MacBook Proなど特定モデルの利用に特化した、「ドッキングステーション」のようなハブ
  • ケーブルを経由して接続し、どのようなデバイスでも利用できるハブ

前者は僕も「MacBook Air」で利用しているのだが、こんなもの。

ドッキングステーションタイプのUSB-Cハブ

後者が今回紹介する、「Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ」のような製品。

ハブとして以下のポートを搭載している。

搭載ポート
  • USB-A × 2
  • USB-C(USB-PDの60W給電対応)
  • HDMI(4K 30Hz対応)
  • SDカード
  • microSDカード
  • Ethernet(有線LAN)

人によって用途は異なるし、使い方も様々なので基本は「必要なポートを搭載しているハブ」を選べば良いと思うが、今回僕は「Ethernet端子」搭載であることが決め手だった

もう1つのポイントは「価格が安いこと」。

ドッキングステーションタイプは、持ち歩き・デザイン性が重視されるため、5,000〜10,000円と少し価格が高い。

しかし、今回は自宅用ということで見た目は重要ではなく、「5,000円以下」というコスパも重視した

メーカーとしても、モバイルバッテリーUSB充電器で有名な「Anker社」であるため信頼性も申し分ない

さらにいえば、あわよくばWindows PCでも使えるように「汎用性」を重視した。

iPad ProのUSB-C端子には非対応です
チー
USBハブなんてそんな頻繁に買い替えるものではないので、汎用性は重要と思います

開封レポート

パッケージ表面 パッケージ裏面

簡単な開封レポートを。

パッケージはAnker社としてはお馴染み、ホワイトとブルー基調。

ブルーの箱が登場 USB-Cハブ

開封したら、USB-Cハブ本体がドーンと登場。

同梱品

同梱品は以下の通り。

同梱品
  • USB-Cハブ本体
  • 専用ポーチ
  • マニュアル(日本語対応)
  • 保証書
マニュアルは日本語対応

USBハブなので使い方に悩むことはあまりないと思うが、マニュアルはキッチリ日本語対応している

本体表面 本体裏面

これが本体。
カラーはグレーのみで、MacBookシリーズはもちろんPC全般利用しやすい色合い。

USB-C・SD・microSD・HDMI

側面にはUSB-C・SD・microSD・HDMI。

USB-A

反対側にはUSB-A端子が2基ある。

Ethernet(有線LAN)

そして残った側面にEthernet端子(有線LAN)があった。

ケーブルは約20cm

パソコンとの接続はUSB-C端子を利用し、ケーブルが約20cmあるので、他のアクセサリと干渉しづらい構造となっている。

「Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ」を使った感想

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブレビュー

使い方はいたって単純で、MacBook ProのあいているUSB-C端子(Thunderbolt 3)に接続して使うのみ。

僕が使っているのは16インチMacBook Proなので、給電はハブを経由したら60W入力で出力不足なので使っていない(フルスピードでの充電には96W必要)

MacBook Pro 16インチを充電するなら、「Apple 96W USB-C電源アダプタ」」かRAVPower「90W USB-C充電器 RP-PC128」のような製品を利用した方がよいだろう。

RAVPower「90W USB-C充電器 RP-PC128」レビュー
USB端子に接続

僕は、動画などを保存しているUSBハードディスク、Time Machine用ハードディスク・トラックボールのUSBレシーバーなどを普段は接続している。

あとは、デジカメの写真を取り込むときにSDカードを挿すくらいだろうか。

どれも、常用するほどではないが、いちいちアダプタを出すのは面倒なので、常に挿しっぱなしで使っている

有線LANはちゃんと使える?ネットのスピードは速くなったのか?

有線LAN接続

そして、「メインディッシュ」である有線LANでのネット接続。

接続自体はLANケーブルを挿すだけ。

接続すると通電状態となり、光る。

macOSからは「USB LAN」として認識される

そして、Mac上からも「USB LAN」としてあっさり認識された

この状態でインターネット速度を計測してみる。

休日20時頃の速度です
無線LANでのインターネット速度
無線LANでのインターネット速度
有線LANでのインターネット速度
有線LANでのインターネット速度
チー
300Mbpsオーバー!早くなった!!

さすがに早い。

そして無線LANと比較すれば3倍以上の速度なので、体感的にも早くなったと感じる。

やはり有線LANはいい!

終わりに

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブレビュー

MacBook Pro・Airは、USB-C(Thunderbolt 3)のみ搭載していてスマートなのだが、何を接続するにもアダプタが必要なことが欠点

せめてSDカードリーダーくらいは搭載して欲しい、というのが個人的願望。

ただ、5,000円以下でも十分使えるUSB-Cハブがこれだけ増えたら、もう不要かもしれないと思った……。

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ」はそれなりに大きいため、場所も必要になるが、5,000円以下で安価かつ、必要なポートは全て搭載しているので、1つもっておいて損はないだろう

チー
僕みたいに有線LANを使いたい方には、有力な選択肢だと思います!
Thunderboltを推進するのはApple

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