Macのアプリ配置を記憶するアプリ「Stay」レビュー。アプリが散らかっても、瞬時に復元！外部ディスプレイ接続時に便利

2020年3月に16インチMacBook Proを購入したことで、僕の作業環境は「トリプルディスプレイ」となった。

16インチMacBook Proのディスプレイ
4Kディスプレイが2枚

という組み合わせなのだが、使ううちにディスプレイ毎の役割が決まって来た。

なのだが、画面が多いゆえの問題も発生……。

スリープ復帰、再起動などでアプリの場所が変わってしまい、いちいち元に戻すのが面倒くさい……。

毎回1つ1つ移動していたのだが、ディスプレイ毎のアプリ配置を記憶できるアプリを発見！

早速試したら、とても便利だったのでMac用アプリ「Stay」を紹介しようと思う。

この記事の掲載内容は、2020年8月16日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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多すぎと思ったが、「トリプルディスプレイ」は普通に便利

冒頭でも紹介したが、現在僕は「トリプルディスプレイ」環境で仕事をしている。

16インチMacBook Proのディスプレイ
4Kディスプレイが2枚

最初はなんとなくで使っていたのだが、使ううちに役割が決まって来た。現在の役割分担を簡単にまとめると、以下の通り。

ディスプレイ種別	目的
メイン(EIZO EV2785)	ブラウザ、エディタ画面、開発ツール・画像編集ツールなど、作業で必要になるアプリ
サブ(LG 27UL850-W)	Slack(仕事の連絡)、タスク管理ツール、など常に見ておきたい、作業の補助ツール
MacBook Pro	Facebookメッセンジャー・LINE、SNSなど常に見ないが、表示しておきたいアプリ

「そんなに画面必要？デイトレーダーかよ！」とツッコミを受けたものだが、使い始めてみれば普通に便利だし、何ならもう1枚くらいあってもよいとすら思う(笑)

4Kディスプレイの出力は、GPUメモリをかなり消費するので、複数枚の出力には強力なGPUが必須です

2021.01.04

スリープ復帰・再起動で画面が散らかってしまう

ただ、「トリプルディスプレイ」にも欠点がある。

画面毎にキレイにアプリ配置を行い、渾身の設定を編み出しても、定期的に画面が散らかってしまう……。

再起動
スリープ復帰

などの要因で、画面毎に配置したアプリ情報が崩れるからだ。

問題なく復元することの方が多いですが、数日に一度は必ず乱れます

発生原因は正直分からず、たまにしか起こらないこともあれば、1日に何度も発生することもある。

画面毎のアプリ配置を記憶できるアプリ「Stay」が便利！

配置が崩れるたびに、毎回アプリを所定の位置へ移動するのが苦痛……。

そう思っていた僕が、見つけたのが「Stay」というアプリ。

ディスプレイ設定
ディスプレイ毎に配備されているアプリ

を記憶し、乱れても一発で復元できるという優れものアプリ。

お試しで利用して、便利だったので「1,840円」の有料アプリだったが速攻で購入した。

というのも、凝った使い方もできるものの、簡単な操作で、僕がやりたいことを実現してくれたからだ。

使い方は「Store Window」で保存して、「Restore Window」で復元するだけ

基本的な使い方は、いたって簡単。

大前提として「Stay」を起動しておく。

ログイン項目に設定し、自動で起動するようにするのがベストです

ディスプレイ設定を「渾身の設定状態」にしておいて、Stayのメニューから「Store Window for All Applications」を選択する。

そうすると、ディスプレイ設定やアプリの配置情報を全て記憶してくれる。

アプリ配置が乱れて、復元したいときは「Restore Window」を押せば、ババババっと自動で配置を直してくれる。

一瞬で元に戻る様子は、ちょっと感動する(笑)

終わりに

一昔前まで、「マルチディスプレイ」は少し贅沢な環境だった。

しかし、27インチくらいの4Kディスプレイですら、3万円程度で買えるほど安価になり、マルチディスプレイは一般化する。

今や、3枚以上のディスプレイを使う方も多い。

3枚以上は正直多すぎるのではないかと思っていたが、使ってみれば快適で、画面が増えれば、それだけ利便性が高まることを実感した。

そんな時に、「Stay」は役立つと思う。

「1,840円」の有料アプリだが、買い切り型なので、マルチディスプレイ環境の方は是非使ってみて欲しい。

すごく快適なので、是非使ってみて欲しい！

Stayをチェック

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