MVNO(格安SIM)の本命はどこ?無難な選び方はNTT系・流通大手系・サブブランドです

2014年から月1,000円程度で2GBのデータ通信が可能となり、そのコストパフォーマンスの高さから一気に普及してきた感のあるMVNO。

それに伴い、参入する業者も激増。今やほとんど変わらない価格帯で、多数の業者がひしめいている状態だが、当たり外れも大きいようだ。

というのも、2015年2月から2ヶ月間「BIGLOBE LTE・3G」のデータSIMを使ったが、これが本当に遅い。地域や時間帯による面はあるだろうが、僕の場合はほとんど使い物にならなかった。

「BIGLOBE LTE・3G」を岡山市・倉敷市中心部で利用した結果

利用している端末はiPad Air 2(SIMフリー)

1月までは「ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン」を使っていたが、僕の利用シーンにはあまり合わなかったので、速度アップと通信料低減のために「BIGLOBE LTE・3G」を使う事にした。

ぷららモバイルLTE 定額無制限プランを解約。通信制限無しプランの難しさを実感

2015.02.22

この時、BIGLOBEを選択した理由は特にない。
そもそも試してたかったというのが一番で、他はネットを始めた頃使っていたプロバイダーが、BIGLOBEとぷららだったので、両社に何となく親近感があったくらいだ。

ところが、この「BIGLOBE LTE・3G」は速度が実に遅い、、、。
僕は会社帰りに岡山駅から倉敷駅の電車内で利用する事が多いのだが(座れることが多いので)、本当に遅い。

BIGLOBEは遅かった

上記はスピードチェックの履歴だが、たまに4Mbps程度のスピードが出ることはあるものの、概ね1Mbps以下。はっきり言って「ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン」よりも遅かった。

僕はiPadではdマガジンで雑誌を見ることが多いが、遅くて読み込めず、結局docomoのSIMが刺さっているiPhoneにテザリングで繋ぎ直す状態となってしまった。

その時のスピードが上記画像上から3つ目の18Mbps出ているもの。

ほぼ同じ時間、同じ場所、同じdocomo回線でも、MNOとMVNOだとこれほど差が出るのだ

MVNO(格安SIM)の通信速度が遅く・繋がりにくい理由。安さの秘密から考察

2015.04.09

当たり外れが多いMVNO(格安SIM)の本命は?

別にこの事をもって、「BIGLOBE LTE・3G」はダメだという気は無い。
場所・時間帯による面もあると思うし、データ通信が出来ないわけでもない。ただ、安いなりの理由があるんだなぁと再認識したまでだ。

この事で、思い出したのはインターネット普及期のプロバイダー(ISP)。
まだADSLも無かった頃は、23時になると多くの人が一斉にネットに繋ぎ混雑したわけだが(テレホタイムと言われた)、その頃も接続率の高さや、安定した通信を売りにしていたプロバイダーがいた。

その筆頭は、日本最初のプロバイダーと言われるIIJ。当時僕は大学生だったので高くて使えなかったが、ある種の憧れだった。

今のMVNOにはそれと同じようなものを感じる。
何だかんだ言って日本ではやはりNTT系が強いのだ。IIJはNTTが大株主の会社、OCNを運営するNTTコミュニケーションズは、言わずと知れたNTTグループ。ぷららだってNTT系。

人気のあるMVNOは、NTT系の会社が運営している印象が非常に強い(BIC SIMもバックボーンはIIJmio)。

その後、2017年辺りからMVNOも統廃合が始まり、NTT系のぷららが撤退する事になった。

NTT系はOCN モバイル ワンに集約するという流れが出来つつある。

MVNOも大手何社かに集約されつつある

MVNOと格安SIMという言葉やサービスが、かなり一般的になって来た2017年には、大きく分けると3つの流れになって来ている。

  • OCNやIIJmioなど『NTT系』
  • 楽天モバイル、イオンモバイルなど『流通系』
  • UQ mobile・Y!mobileなど大手キャリアの『サブブランド』

奇しくも大手キャリア(MNO)がドコモ・au・SoftBankの3社になったように、MVNOも大きく分けると3つに集約されて来ている

恐らくだが、この流れはもう変わらないと思われる。

  • リアル店舗の展開
  • 規模のメリットで端末を安く調達する
  • 回線増強も柔軟に対応し、比較的早くて安定した通信サービスを提供

これらを揃えるには、ある程度の規模感が重要になり、そのために2年縛りや端末の割賦購入など、あの手この手で逃がさないようにしている。

結局大手キャリアと同じ事をやっているのだ。
逆に言えば、通信サービスを事業として成り立たせるには、これしかないともいえ、小さなMVNO業者は価格以外では戦えない状況になりつつある。

個人的その中で異質な存在なのはUQ mobileだ。
他のMVNOと同等の価格でありながら、上記で問題にしたようなピークタイムの速度低下が少ないと言われており、MVNOらしくないMVNOなので。

だが、逆に言えば絶対にハズレのないMVNOとも言える。

MVNOの通信速度比較

MVNO毎の違いや、ピークタイムでの通信速度の差異がわかるのが、以下のようなMVNOの通信速度調査。

場所や時間帯によるため、一概に言えない面もあるが、

  • ドコモ系MVNOは大手が総じて早い傾向が強く
  • au系はサブブランドのUQ mobileが圧倒的に早く
  • 総合すれば「UQ mobile」の強さが抜きん出ている

という印象を持つと思う。

そう言う意味でもUQ mobileは反則なのだ。

終わりに

かつてのプロバイダーは価格で随分差があった。高ければ高いなりに安定していた面が確かにあったのだが、MVNOの場合料金は基本的に横並び。

むしろ、ユーザーが多い大手の方がスケールメリットを活かしやすいのか、価格・サービス面で先頭を切っているイメージがある。

ただ、それすらも2017年現在としては出し切った感があり、現在の競争軸は、

  • サポートレベル(リアル店舗の多さ)
  • 実測レベルの通信速度

になりつつある。

業者が乱立しているが、今後は統廃合が進み、タイトルにも記載した3種類に集約されていくのではないかと感じる。

MVNO(格安SIM)のまとめページ

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