2020年4月からサービスを開始した「楽天モバイル」。
- 楽天回線エリアでの「データ通信無制限」
- 国内通話・SMSの利用が、Rakuten Linkアプリ経由なら「使い放題」
- プラン利用料は「2,980円」ポッキリ。しかも1年間は無料
というのが最大の特徴だったのだが、ひと癖あったのが、国内通話・SMSの使い放題条件となる「Rakuten Linkアプリ」の存在。
サービスインした2020年4月当時は、Androidにしか対応しておらず、実際使ってみると電話アプリを置き換えるような動きなので、iOSでの実現はハードルが高そうと感じていた。
しかし、そのわずか3ヶ月後の2020年7月に、iOS版「Rakuten Linkアプリ」がリリースされる。
対応モデルが比較的新しいiPhoneに限定されているが、iPhoneで楽天モバイルの通話定額は使えないと思っている方も多いので、簡単に使い方などを紹介しようと思う。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
「Rakuten Link」アプリとは
「Rakuten Link」アプリというのは、楽天モバイルが従来の格安SIMサービスと差別化する上で、柱にすえているサービスを実現するアプリ。
それは、「RCS型」通話。
「RCS型」とは、SMSの次世代規格とされている「リッチ・コミュニケーション・サービス」の略称。
「Rakuten Link」は、国内キャリアでは初の導入となるRCS規格に基づいた通信プラットフォームとなる。
RCS型通話の特徴は、Wi-Fiだけでも通話が可能となる点。
通常の電話では、機内モードなどの電話回線が使えない状況では電話をかけることができなかったが、RCS型通話ならインターネット回線さえあれば可能となる。
ちなみに、RCS型サービスとして最も有名なのは、楽天モバイル以外の大手キャリアが導入している「+メッセージ(プラスメッセージ)」というサービス。
このサービスも、通信回線さえあれば、文字数制限なし・無料で使えることがメリットだが、「Rakuten Link」はそれを通話にも適用したものだ。
- データ通信無制限。「Rakuten Link」を使えば国内通話も無料
- 1GBまでの通信なら「無料」
- eSIMでもSIM交換手数料が無料
- 最新キャンペーンをチェック
iPhoneへの対応状況
「Rakuten Link」は2024年11月現在、以下のiPhoneに対応している。
2018年モデルのiPhone以降が対応
という状況。
「Rakuten Link」の初期設定方法
サービス面でいえばメリットしかないのだが、「Rakuten Link」を利用する上で、欠点といえるのが「アプリのインストールとセットアップが必要」という点。
残念ながら2024年11月現在、Android含めて、スマホを買ってきたらすぐ使える状態とはならない。
ただ、初期設定はそれほど難しいものではなく、基本はガイダンスに従って行けば完了するので、「公式サイト」を参考に、忘れずに実施して欲しい。
電話の使い方
「Rakuten Link」のセットアップが終われば、あとは使うだけなのだが、いくつか注意点がある。
Androidでもそうだが、「Rakuten Link」は電話アプリを置き換えるイメージで動作するとはいえ、電話アプリそのものはなくならない。
- 「電話アプリ」経由は有料
- 「Rakuten Link」経由は無料
となっており、電話発信そのものはどちらからでも可能なので気をつけて欲しい。
ちなみに、「Rakuten Link」アプリから発信して、先方で着信した場合どうなるかといえば、普通の電話となにも変わらない。
逆に、「Rakuten Link」アプリセットアップ後に着信すると、電話アプリとRakuten Linkアプリの「両方」に着信履歴がのこる。
この時、電話アプリ上も「Linkオーディオ」と表示されており、タップすればRakuten Linkでコールバックされる点は便利だった。
メッセージの使い方
続いてメッセージ機能。
iPhoneには「iMessage」というメッセージ機能が長年搭載されているが、「Rakuten Link」と互換性はない。
- 「Rakuten Link」のメッセージは、「Rakuten Link」アプリ上でのみ閲覧可能
- 送信先ではメッセージアプリで閲覧
という感じになる。
iMessageが使えるユーザーからでも、「Rakuten Link」アプリから送信されたメッセージは「SMS」として処理される。
このため、返信もSMSとして送信されるため、「Rakuten Link」を使っていない人は送信料が発生する。
終わりに
細かい使い勝手の違いはあるが、慣れが解決する問題で、「Rakuten Link」アプリが使いにくいとは全く思わなかった。
むしろ、デフォルトアプリを切り替えるだけで、「通話もメッセージも無料になる」というメリットの方が大きいと感じる。
「iOS 14」では、Webブラウザなどの一部デフォルトアプリの変更機能が搭載された。
残念ながら、電話のデフォルトアプリ変更は現在対応していないが、今後変更できるようになる可能性もあるため「Rakuten Link」の魅力はより高まると思う。
iPhoneでは「Rakuten Link」が使えない
と思っている方は、まだまだ多いようだが是非使ってみて欲しい。
- データ通信無制限。「Rakuten Link」を使えば国内通話も無料
- 1GBまでの通信なら「無料」
- eSIMでもSIM交換手数料が無料
- 最新キャンペーンをチェック
第4のキャリア「楽天モバイル」はお得?
2020年4月に、第4のキャリアとして登場した「楽天モバイル」は以下のような特徴があります。
- 料金プランは「UN-LIMIT Ⅵ」1種類
- 通信量が1GB以下なら無料
- 「Rakuten Link」を使えば、国内通話・SMSが無料
- 「Rakuten UN-LIMIT VI」プラン料金3カ月無料キャンペーン
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の申し込みで月額3,278円が3ヶ月無料! - 【Rakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典】だれでも5,000ポイントプレゼント
「Rakuten UN-LIMIT VI」の申し込みで、5,000ポイント還元 - 他社から乗り換え(MNP)でiPhone割引キャンペーン
他社からの乗り換えでiPhoneが22,000円(税込)割引! - 乗り換え限定!SIMのみでも15,000ポイントプレゼントキャンペーン
乗り換え限定で、SIMのみの契約でも15,000ポイント還元! - iPhone発売記念キャンペーン
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の申し込みとiPhoneの購入で最大20,000ポイント還元! - Rakuten UN-LIMIT Ⅵ+製品購入でポイント還元キャンペーン
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の申込みと対象スマホ購入で最大25,000ポイント還元! - Rakuten Hand 19,999ポイントプレゼントキャンペーン
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」お申し込みで、Rakuten Handが実質0円!
- データ通信無制限。「Rakuten Link」を使えば国内通話も無料
- 1GBまでの通信なら「無料」
- eSIMでもSIM交換手数料が無料
- 最新キャンペーンをチェック