脱「普通の人」。第6回立花岳志氏のNo Second Lifeセミナー「普通のサラリーマンが出版する方法」参加レポート #nsl6

レポート
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/29は有名ブログ「No Second Life」の管理人である立花岳志氏のセミナー「第6回No Second Lifeセミナー」に行ってきた。

テーマは「普通のサラリーマンが出版する方法」。

え?チーさん出版しようと思ってるの?っと思う人もいるだろうが、今回はたまたま東京に行ってるときセミナーがあったからと言うのがきっかけで、「出版」というものを明確に意識していたわけではない。

以前大阪であった同じく立花岳志氏が主催するDpubに参加したが、「ただの飲み会」という性格上なかなかゆっくり話を聞くことも出来なかったので、是非講演を聞いてみたかったというのが一番の理由だ。

ただ、「出版」という話を抜きにしても非常に為になる話で今後のブログ運営方針を考えさせられる内容であった。

以下、少々長くなってしまったがレポートと所感を書いてみる。

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オープニングセッションOZPA氏

昨年「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方 これだけやれば成功する50の方法」という書籍を発売したOZPA氏による講演。

出版はある人気記事が編集者の目に触れ打診を受けたことがきっかけであったそうだ。

当時はブログを初めて半年程度。記事数は200程度だった。

編集者はブログを見て出版を頼もうとしてまず見るのは「記事数」らしく、そういう意味でも以下の点が重要であるという話であった。

  • まずはブログをはじめよう
    →自分が文章を書く素地を作る
  • とにかく量をこなす!
    →なんでも良いからとにかく書く
  • 自分のブログを読み返す
    →例えば音読してみて、口に出して引っかかるとそこは文章がおかしいと言うこと。文章力を高めるには重要
  • チャンスに対する準備をしよう
    →色んな所に行って顔を売るなど、人脈作りは重要
  • 目標は形にして残す
    →例えばモレスキンなどで自分の思いをどこかに残しておくと振り返りがしやすくて良い。
  • 自分だけの武器を持つ
  • 楽しいと思い込む

自分のブログを振り返れば、まずは始める・量をこなす・読み返すという部分は今でもわりと気をつかっている部分。

タスクという程のものではないが、継続することで(基本は毎日更新する)文章力は上がるし、それはブログ以外の部分にもよい影響が出てくるという実感はある。

ブログ書くメリットとは。文章力の向上が私の仕事に与えた3つのメリット

2012年6月17日

ただ、逆に僕にはほとんど無かったのがチャンスに対する準備・目標・自分だけの武器って部分だと思う。

今の形式でブログを運営し始めてちょうど1年くらい経つが、ようやく少しずつ見えてきてはいる。そこをもう少し具体化しておく必要があるというのは強く感じた。

立花岳志氏の講演

メインの講演。
立花氏が出版というのを意識して10万円の出版セミナーに参加したのは2010年の話。

つまり、既にその頃には出版を目指して行動を開始していた。それが最終的に今年2012年の処女作と、この後数冊の出版(予定)に繋がっている。

この事を聞いて思ったのは同じ「出版を目指す」という目標を掲げていても、オープニングで話したOZPA氏のように一つの人気記事がきっかけで、わりとあっさり(もちろんご本人の中では色々戦略はあっただろうが)出版への道が開けた人と、立花氏のように既にかなり大きなアクセスを得ているブログを運営していながら、2年というそこそこ長い時間がかかった人もおられると言うことだ。

つまり根気が必要。しかし、両者に共通しているのは「出版」に向けた戦略を持ってブログ運営など日々の生活をしているということだ。その為に重要な事は、

書きたいものを書くではなく、読まれるものを書く。

と言う事。

どんな人に読んでもらいたいかを想定する

当たり前だが出版(自費出版は除く)というのは完全にビジネスであり、出版社が売れるという見込みが立てられないものが本になることはない。

ブログであれば書いた記事の読者としてどういう人を想定しているかを意識する事が重要なようだ。

実際、編集者に企画を見せてまず聞かれるのは、どんな人に読んでもらいたいかと言う事。

つまりターゲット層が著者の中で明確になっていなかったり、ぶれると企画はまず通らない。

しかし、ブログを書く中で読者を想定するというのは中々難しい。

公序良俗に反する事でなければ、どんな事を書いても大丈夫であったり、深いことを考えなくても始められる事がブログの魅力だからだ。

こういう事を意識するだけで、ブログ更新のハードルはちょっと上がる。

だが、ブログの場合は継続的に書き続けるのもOZPA氏と同じく重要という話で、まずは書き続けることを目標に、それに慣れたらターゲット層を意識するというような段階を経るのが良いように思った。

この、ターゲット層を意識する上で一つだけ簡単なものはあって、それはいわゆる身内ネタだ。ターゲットはもちろんリアル・WEB関係なく自分の友人。

僕もハロプロヲタ時代のブログでは良くやっていたが、仲のいい人を笑わせたり、文中リンクで相手のサイトに多くの人を送り込む。

今なら友人のブログ・Tweetをネタにブログを書くって所だろうか。これは固定のアクセス数がある。それは立花氏の言葉を借りれば、親近感を持ってくれるからだ。

これがダメという話ではないが、少なくともこれだけでは「普通の」サラリーマンが出版という憧れを実現する事はできない。

脱「普通の人」

特にビジネス系の本を購入する場合どんな思いを持っているだろうか。

これは非常に納得した言葉だったが、ほとんどの人は、自分が知らないこと・体験できないことを教えてくれると思うから本を買うんじゃないだろうか。

さらに言えば、それを糧にして今の生活・仕事に何か変化を与えてくれることを期待している。

つまり、普通の人の普通の話なんて別に聞きたくもないし興味も無いと言うことだ。

言われたら納得だが、社会・会社・家族・親戚、、、歳をとれば様々なしがらみが生まれ、「普通」である事を求められる中で、「普通」でないことをするというのはすごく難しい。

例えば小さな話だが、ちょっと得意な事をすごく得意!と人に宣言するのは気が引けるというのはほとんどの人が感じる事じゃないだろうか。

しかし、出版を目指すためにはマインドセットを書き換えて脱「普通の人」を目指し、ポジティブな話でもネガティブな話でも、自分のウリを先鋭化する事が重要という話であった。

立花氏であれば、Appleガジェットヲタクとして徹夜で並ぶとか、似たようなランニンググッズをを何個も買うとか、世間的にはバカだと言われるかもしれないが、ブログ的には面白い。

「変な人」と言われることは逆に良い事なのだ。

考えてみればこの事を僕は経験的に知っていた。

かつてハロプロヲタクをしていた頃、基本的に会社の人にも隠して無かったので、周りからは白い目で見られたが飲み会とかでは良くネタを振られて話をした。

これもある意味「普通の人」には出来ない(やりたくもない)、いい年した社会人がアイドル追っかけて何十万・何百万も金を突き込んでるというアホな話、すなわち非日常空間の話が聞きたい・興味があると思っているからなんだと今は思う。

ただ、出版には結びつかないかもしれないが、個人的にはブログの場合、もう一つ自分のウリが出せる分野があるんじゃないかと思っている。

それは普通の人の「共感」を呼ぶ文章だ。

かつてやっていたハロプロサイトでも日記のような文章を公開していて、結構なアクセスがあった。

これは「変な人」と思われて見てくれてたわけではなくて(アイドルヲタなんてみんな変な人だw)、多分ファンの共感を呼ぶ事が出来たからだと思っている。

ソーシャル時代といわれる今日はこういう記事も大きなアクセスを得ることができる。

この共感を呼ぶ記事は「普通の人」の方が多分書きやすい。ただ、これはそんな頻繁に書けるものではないので、ターゲット層を意識するという事が重要という事実は変わらない。

要は当たり前の話だが「変な人」と「普通の人」のバランス感も大切(変な人も行きすぎたらただの痛い人だ)。

出版は究極のセルフ・ブランディング

立花氏の話では以下のような部分が出版のメリットとして挙げられた。

  • 根拠なく「すごい人」と思われる
  • 人脈がアップグレードされる
  • 講演・雑誌・テレビなどの取材依頼が来る
  • 出版社から企画案が持ち込まれるようになる

特に一つ目は笑えるというか納得であった。

立花氏の場合、それまでは(プロ)ブロガーという肩書だったが、いくら月間100万PV以上のサイトを運営していても、世間的にはニート。

それが出版した途端に「作家先生」ということで、世間の目が全く変わったという話であった。

僕もブログをやっていて、ここの配信情報はFacebook等に流しているので会社の人も閲覧できる環境にある。

なので、会社で「チー君ブログなんてやってすごいよね~」なんて言われる事もあるが、これはほぼ100%お世辞だと思っていて、実際は「こんなこと書いてて変な人」って思ってる人のほうが多いと思う。

それが、仮に出版でもしようものなら一気に周りの目が変わるであろうことは容易に想像できる。

そういう意味で「出版は究極のセルフ・ブランディング」というのはよく考えなくてもわかる話だ。

失われた20年といわれる低成長時代の中で、「普通に」サラリーマンをしているだけでは総支給の給料は良くて現状維持。

ただ、今のままでは社会保障制度は破たんするという状況なので、現状維持だと手取り収入が減っていくことは明白。少子高齢化・円高、、、内外に様々な問題を抱える中で、会社自体もどうなるかわからない。

独立するとか、出版するとか、大きな話はおいておくとしても、行政や会社に依存するのではなく自立した個人、すなわち「普通じゃない」サラリーマンを目指すというのはこれからの時代には重要な考え方ではないかと感じた。

終わりに

「たまたま東京にいるから」ということで、軽い気持ちで参加したセミナーであったが、ものすごく勉強になったし刺激を受けた。

このブログも1年前と比べたらそこそこのアクセス・アフィリエイト収入が入るようになってきて、決して多くはないが正直趣味でやるにはこんなもんで十分かなと思っていた時期であった。

セミナー中に自分が出版するとしてどういう本を出したいかという話を周りの人とする時間があったのだが、わずか10分という時間だったが考えてみて、このブログで伝えたかった事の1つが実は見えてきた。

1年間やってきて、せっかくある程度までは成長させることができたブログ。

これを使わない手はないということで、次の1年の計画を考えてみようと思う。

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