今日で息子が生まれて8ヶ月。
この1ヶ月はわりと成長が激しかったように思う。
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子供の成長
1ヶ月ほど前からずりばいというのを始めて、部屋の中を動くようになってきた。
そして間もなくはいはいに移行した。そうすると移動スピードが各段に上がるんですね。僕が帰ってきたりすると、一瞬で近づいてくる。かわいいですねぇ。
さらに乳歯まで生えてきた。離乳食の割合が増えてきたため、うんちも結構本格的なものに。しかも、一人前に気張ってるんだから笑えるwはいはいの次はつかまり立ちというのをするそうだが、それらしいことも既にやり始めている。
また、周りにある色んなものに関心が湧くのだろう。とにかく色んなものを触ろうとするし、追いかけようとする。あげくの果てに、自分がソファーの下まで転がしてしまったおもちゃを、
こうやってのぞき込んで探す状態だw
赤ちゃんがこんな格好するなんて、驚きだった。見てて楽しいものですね。
ただ、同時に今までベッドで3人が川の字になって寝ていたが、普通に動き回って落ちると危ないから、しばらく布団を敷いて寝る事にするなど、若干不便な事も出てきた。まあそれも、一時的な話だ。
それよりは、こうやって子供の成長が目に見えてくると、自分の現状に対する悩みが生まれる。
成長を見守れない悩み
置かれている現状
子持ちの友人の大半は、1歳くらいになると子供が急に可愛くなってくるという。なんとなく、その理由が分かってきた気がするのだが、同時に悩むのが僕が置かれている現状だ。
相変わらず仕事は忙しく、最近は24時とかの深夜に帰宅するのがデフォルト、休日も仕事という事が珍しく無い。徐々にでも楽になるならまあいいが、どんどん厳しくなっており、体調を崩す人も遂に出始めた。当たり前だ。皆、働き過ぎなのだ。だから、正直不安しか無い。そんな状況が来年一杯続くかもしれないと思うと、気は重い。
そういう状況だと子供の顔を見るのは、日にせいぜい1時間程度となる。会社と自宅が近いという特権を利用し、夕食を食べるために一時帰宅するという技を使って、ようやくそんな程度だ。
男性は育児よりも稼ぐことを考えるべきかという悩み
家族が安心して暮らせるために稼いでくる、というのが一番大事な役目だとしても、それだけで父親といえるのか。逆に嫁から見ても、子育ては全て私にやらせてという気持ちも芽生えるだろう。亭主関白や専業主婦が当たり前だった時代があったのは事実だが、今はそういう時代じゃあ無い。
こういう分業スタイルの全てを否定する気は無いが、そのお陰でかつての子育ては成立していたとも言える。こういうのが無くなった今、僕みたいな状況になって2人目作れるかと言われたら、はっきり言って無理と言わざるを得ない(それでもやってる人はいるだろうが、正直僕にはそこまでの自信は無い)。
今はまだ嫁が育休中で専業主婦状態だからまだいいが、これが来年から職場復帰すると嫁の負荷はずっと高くなる。しかし、僕は仕事が忙しくて手伝えない。その先に何があるかってもう目に見えている。子供1人ですらこれだ。お金以前に、お互いしんどいだけなのだ。
誤っていると思う現状の子育て支援
子育て支援というと、子ども手当(児童手当)など各種優遇施策ばかり考えがちだが、長時間労働文化が無くならない中で、子育ては夫婦でやろう、保育所を充実します、とだけ言われても正直響かないですね。これは要するに、女性が子育てをしながら仕事をするためにはどうすればいいかという施策。女性が子育ての大半を担うという、考え方が根底にある。
で、この制度をある意味活用して、小さな子供を抱えているのに嫁に任せて、仕事やその他の活動に没頭しその実績をアピールする男性もよく見る。女性は子供が産まれるとそちらに集中するので、男はある意味放置され、むしろ自由になる面もあるにはあるって事に子供が生まれて気がついた。
こういう人、少し前までは格好いいなと思ってある意味尊敬してたが、今は全然格好いいと思わない。僕なんて今まさに仕事に没頭している口だが、自慢しようなんてこれっぽっちも思わないからだ。
真の子育て支援は、女性の時短勤務や育休期間拡大だけじゃなくて、男性も子育てに参加出来るような労働環境を社会的に整備しなければ、片手落ちだなと思った。
もちろんお金という要素も大きいし、僕が感じた事が全ての原因というわけではないが、少子化の真相って所得の低下と保育所不足だけが原因では無くて、子供を育てる精神的余裕がないからって人は、案外多いんじゃ無いかと感じる。
会社なんて一人があまり働かなくても何とかなるものですが、
あなた自身が「自分がやらなきゃ組織が回らない」と勘違い(勝手に自負)しているから
早く帰らないだけなんじゃないですか?
子育てから逃げてるだけじゃないですか?
日本人の長時間労働は、結局みんなが「なんとなく帰らない」ことから起きる問題なんです。
会社という組織で戦うというのは、本来そうですし、仮に体調不良になっても死ぬ気でやれとまでは言いません。でも、チーム全員が長時間残業を続けながら、厳しいプロジェクトを戦っている中で、自分がいなくても誰かがやってくれる、で終わる問題ではないと思います。
おっしゃることは大部分当たっていますし、事実そういうシーンを目にしたことはありますが、そんな話が通用しない現場もあると言うことはご理解頂けたらと思います。