Apple Watchのナビ機能は目玉機能の1つと言われている。
ただ、ナビって人によってはよく使うのだろうが、僕は頻度が非常に低いため、先日モーニング娘。’15のコンサートを見るために広島に行った時、実践することにした。
結論から言えば、まだ使えないって感じだったのだが、どんな感じだったのか、何がダメだったのかを紹介しようと思う。
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乗換案内に対応しないApple Map
iOS 6から導入されたApple Map。
今やOS Xにも搭載され、地図データもかなり精度が高くなってきたと聞いていたが、僕は使っていなかった。ただ、Apple Watchのナビ機能は現状Apple Mapでないと対応していないため、久々に使ったのだが、とんでもない事を今更知った。それは、
Apple Mapは乗換案内に対応していない事
iOS 9では対応するなんて噂も出てきているが、現状は徒歩か車かというルートしか選択できない。僕はどうせだったら、自宅から目的地である広島の広島文化学園HBGホールまでナビらせようと思ったのだが、行きなり頓挫(今回は新幹線で広島に行ったので)。
仕方なく、広島駅に着いてからナビしようとしたが、広島文化学園HBGホールまである歩くのは流石に遠いため、バスか路面電車を使う事になる。つまり、広島駅からでも使えないw
日本では田舎以外では役に立たないではないか。
Apple Watchでナビらせたルート
というわけで、当初の目的と大きく変わったが、今回広島駅から繁華街である紙屋町まで路面電車で移動し、そこからナビらせることにした。ちなみにそこから広島文化学園HBGホールまでは徒歩15分程度。
僕は途中に、エディオン広島本店に寄って、MacBookを見たいという目的もあったため、ナビは設定するけどそのルートに従って歩いてはいない。また、前提条件として、ナビを使わなくても僕は道を知っている。
さらに、iPhone側の通知とどういう関連性があるのかも知りたかったので、Bluetoothヘッドセットも装着した状態で使用している。
ルートはこんな感じだ。
広い道を通って行けと言われている。
実際にナビを使いながら目的地に向かってみた。
広い道を使うのは当然かなと思うが、
僕はまず上記地図にも出ているエディオン広島本店に行きたかった。なので、このルートには全く従わないw
この時早速Apple Watch側にも通知がでた。同時にBluetoothヘッドセットにも音声案内が流れたので、基本的に音声案内が流れるタイミングで、Apple Watchには通知が届くようだ。
エディオン広島本店に寄った後、折角なので原爆ドームを見学して、そのまま平和記念公園を抜けて広島文化学園HBGホールに向かう(これがいつものルート)。
原爆ドームでは、この先にある元安橋を曲がれという通知が出ていた。
元安橋に付くときちんと通知されていた(当日は非常に天気が良かったため画像が見づらくてすみません)。
その後、平和記念公園に入りあとは道なりにまっすぐ進む状態に。
平和記念公園を抜けて、交差点を渡って少し行けば目的地という状態。
目的地である、広島文化学園HBGホールの入り口。
ここではモーニング娘。’15のコンサートを見た。
Apple Watchのナビ機能の良いところ、悪いところ
ゆっくり歩いても20分程度の距離ではあるが、使ってみて感じた事を簡単に紹介する。
全般的に言える事は、かなり大きな可能性を感じたと言う事だ。Apple Watchのキラーアプリが何になるかはまだ分からないが、ナビ・乗換案内は確実に候補になると僕は思っている。今はまだ荒削りで惜しいって感じだが、ある程度は時間が解決する気もする。
Apple Watchナビを使うメリット
特に徒歩での移動で使っている時、ナビ機能としてはかなり使えると言う事。
ナビ機能自体はスマートフォンでもタブレットでも今は可能だ。だが、車で使うナビと徒歩・自転車で使うナビで大きく違うのは、画面を据え置きに出来るかどうか。車で片手にスマホを持ちながらナビを使う人は流石にいない。しかし、徒歩・自転車ではそうせざるを得ない。
結果「歩きスマホ」なんて言葉がある通り、画面を凝視してしまって危ないこともあるし、何よりナビ機能を使う時は知らない土地を歩く時が多い。折角新しい場所に来ているのに、スマホの画面ばかり見て周りの景色を見ないのは何だか損した気分になる。
画面を凝視すること無く、的確なナビゲーションがスマホの画面を見ること無く実現されることは凄く便利だと思った。やはり、こればっかりは音声だけで通知されても、特に知らない土地では分からないんですよね。
iPhoneの補助画面としてApple Watchが一番活用されるシーンだと思う。
Apple Watchナビのイマイチな所
これはApple Watchがどうとか言うより、Mapアプリ自体がイマイチであることに起因するが、前述の通り公共交通機関でのナビゲーションが出来ない事が致命的。結果、日本ではあまり役に立たない。
Apple純正Mapアプリの対応を待ちたいところだが、それよりはGoogle Mapアプリが先に対応してしまいそうな気がする。
もう1つは、全体ルートの確認が出来ない事。
特に徒歩だと目的地から見て、今どの辺りなのかが知りたいことはある。しかし、Apple Watchでの通知は「この先〜交差点を右方向です」とか、「目的地まであと〜メートルです」という通知しか来ない。
Mapアプリを立ち上げれば可能なのかもしれないが、これをApple Watchに表示されている通知画面から、簡単に確認できると嬉しいなあと思った。
終わりに
Apple Watchの機能自体はナビゲーション機能に限らず、基本的は「無くても困らない」機能ばかりだ。今回書いたことも、基本iPhone・iPadを操作すれば可能な事だ。
じゃあナビゲーションアプリでApple Watchを使うメリットって何なのかと言えば、iPhoneを見る機会が減るという事に尽きる。それだけといえばそうなのだが、ナビゲーション機能でこのメリットはかなり大きい。
やはり大きな可能性があるなと僕は感じた。とりあえず、岡山から東京に移動するとか言うときでも、とりあえずどーんと案内を設定しておいて、細かい微調整は随時やるくらいだと、例えばあとどれくらい寄り道出来るかとかも分かるし、すごく便利なんですけどね、、、
そういう意味で、公共交通機関の乗換案内に対応していないのは日本では致命的だと思った。これは早く何とかして欲しいと切に思う。
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