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「モーニング娘。’15コンサートツアー春 ~GRADATION~ at 広島文化学園HBGホール」レポート【前編】

昨年の春ツアーで単独コンサートとしては、ほぼ10年ぶりにモーニング娘。を見に行った。

で、昨年の秋は僕が現役バリバリの娘。ヲタだった時代に在籍していた、最後のメンバーである道重さゆみの卒業と言う事で、その最後の姿を見ておくべく再度ツアーに参戦。

で、もう僕がよく知るモーニング娘。のメンバーはいなくなったのだが、気がついたら春ツアーのチケットが手元にw

というわけで、またまた広島に行ってきましたw
前編はライブ全般の話、後編は細かい気になったことなどをレポートして紹介しようと思う。以下ネタバレあり。

この記事の掲載内容は、2020年12月27日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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セットリスト

01.青春小僧が泣いている
02.One・Two・Three(updated)
03.ブレインストーミング(updated)
(OP映像)
04.夕暮れは雨上がり
05.時空を超え 宇宙を超え
<MC1>
06.女子かしまし物語(’15版)
07.浪漫 〜My Dear Boy〜
<MC2>
08.好きな先輩
09.メドレー
3、2、1 BREAKIN’ OUT!
I’m Lucky girl
10.なんちゃって恋愛
11.女と男のララバイゲーム
12.まじですかスカ!
<MC3>
13.メドレー
Memory 青春の光
サマーナイトタウン
SONGS
Help me!!(updated)
TIKI BUN
<MC4>
14.リゾナント ブルー
15.君さえ居れば何も要らない(updated)
16.Password is 0
17.わがまま 気のまま 愛のジョーク
<MC5>
18.What is LOVE?
<アンコール>
EN1.イマココカラ
<MC6>
EN2.涙ッチ

今回行ったのは昼公演。

セットリストはいつものように新曲から始まる構成。
途中の楽曲に初期の曲(Memory 青春の光、サマーナイトタウンなど)を入れている辺りが、かなり珍しい。アクシデントとしては、工藤遥が体調不良で途中から退場し、アンコール後から復帰した事くらい(ただその後も良くならなかったようで、夜公演はお休みとなったそうだ)

ここ3年程のモーニング娘。は誰がどう見ても、リーダーであり広報担当のような役割も担っていた、道重さゆみが中心だった。

その絶対的な支柱が卒業し、12期メンバー(尾形 春水、野中 美希、牧野 真莉愛、羽賀 朱音)の4名が加入。一番古いメンバーが9期で、年齢も20歳未満のメンバーが中心。モーニング娘。としては、3回目くらいの大きな世代交代が行われた直後のツアーとなる。

とはいえ、モーニング娘。というグループは既に20年近い歴史があり、このような事は日常茶飯事とは言わないまでも、珍しい話ではない。なので、「道重さゆみがいなくなったからダメになる」なんて心配は全くしていないわけだが、それでもどんな感じになるのかは気になった。

結果として「モーニング娘。さん流石だなぁ」と思ったし、相変わらず楽しかった!
いくつかピックアップしてみる。

中期の曲が一番高まった!

個人的に今回一番高まった曲は、「女子かしまし物語(’15版)」、「浪漫 〜My Dear Boy〜」、「好きな先輩」の辺り。

「女子かしまし物語」はもうモーニング娘。においては自己紹介ソングとして定番で、新メンバーが入ると大抵、それに合わせた新バージョンが作られコンサートで披露される。僕もこの曲を見たのはかなり久々だったが、振り付けがオリジナルと同じなんですね。同じく、「浪漫 〜My Dear Boy〜」も体が覚えているわけですよ。

と言うことは、、、

ちょー、楽しかったw

「好きな先輩」は5期メンバーが加入後に発売した4thアルバムに収録されている楽曲だが、これもある意味定番と言える。しかし、10年以上経ってまたこの曲を聴く日が来るとは思いもしなかった。懐かしすぎて、ちょっと感動した。

「まじですかスカ!」のパート割がアツイ

モーニング娘。’15の中心は9期メンバー。
その9期メンバーのデビューシングルである「まじですかスカ!」が披露されていた。僕はこの楽曲を生で聴くのは初めてだったのだが、当時としてはありきたりな楽曲だったと思う。

何故かと言えば、新メンバーは若い子なので、元気で明るい楽曲。デビュー曲で新メンバー紹介的な面も兼ねているため、パートも多くなる。それだけと言えばそれだけの楽曲なのだ。

ところが、今回この曲のパート割が9期→10期→11期→12期と、世代順で歌い繋いでいく形式になっていて、これはなかなかいい演出だなぁと思った(分かる人間にしか分からないけどw)。

まーちゃん(佐藤優樹)が推し期に入った!?

10期メンバーのまーちゃんこと佐藤優樹(さとうまさき)。
絶対音感を持つと言われ、元々ポテンシャルは高いとされていたが、天才なのか天然なのか、余りにぶっ飛んだ不思議系キャラで正直全く掴めないメンバーだった。

ビジュアル的にも、今どきのアイドルって感じはしないし、すげーかわいいっていうわけでもない(何となく昭和っぽい)。

それ故か、昨年のコンサートではそれほどパートも多くなかったし、センター付近にいることも少なかった。どちらかと言えば干されメン(いわゆる人気が無くて、いつも隅っこにいるメンバー)だったと思う。

が、道重さゆみ卒業後のソロパートや位置付けを一番多く引き継いだのが、佐藤優樹のように僕は思った。正直、昨年とかあまり見た記憶すらないのに、今回はやたら目に付くし、しかもそれが印象に残る。

髪型もかつての新垣里沙を彷彿させる、前髪を上げたスタイルから、前髪を下ろして随分雰囲気が変わった。こ、これは事務所として遂に推す気になったのか?と思わずにはいられなかった。
また、先日こんなインタビュー記事を目にしたが、

周りだけじゃなくて、本人の中でも何かが変わったのかもしれない。「覚醒のまーちゃん」だw
まーちゃん好きは、今後の動きに注目。

12期メンバーはやはりかわいかった

このコンサートのメインはやはり12期メンバー。
連番相手にも、「誰狙い?」なんて聞かれたが、とりあえずないなぁと思っていたのは牧野真莉愛ちゃんだった。なんか、垢抜けすぎてる感じで。

で、実際コンサートで見るとどうだったかと言えば、かわいかったw
後は、尾形春水ちゃんが少し気になった。フィギュアスケートをやっていたことはわりと有名だが、おかしくね?っていうくらい色が白いのが印象的。

ただ、喋りがなぁ。ハロプロのメンバーで関西弁っていうのは、やはり違和感を覚えてしまう。全盛期は関西圏を中心にライブ・イベントに参戦し、関西出身のメンバー(あややとか)のライブで、ただいま〜って言われたら、「おかえり〜!」って言ってた僕が言うのもなんだがw

ふくちゃんのふくちゃんは大丈夫でした

現リーダーであり、9期メンバーの譜久村聖。
道重さゆみ卒業コンサート時に、足の不調で動けない道重さゆみをサポートするため、センターステージを駆け抜けた通称「フクムラダッシュ」で名を馳せて、僕の心も鷲掴みにし、今推しメンは問われたら「ふくちゃん」と答えるわけですが、、、

モーニング娘。のリーダーというのは、色々大変と言われており、現実問題リーダーになった途端に一歩引いたような発言をするようになったり、かなり痩せたりする子も多かった。ふくちゃんと言えば、ハロプロメンバーでは珍しい、もっちりというかふくよかな感じが魅力のメンバーなので、心労とかでそれがなくなったら悲しいなぁと思っていた。が、

元気そうでしたw

モーニング娘。のリーダーになったからと言って、一歩引くんじゃなくて、自分を見せることを忘れていない辺りが、さすが道重リーダーの後任って感じがした。

終わりに

モーニング娘。の単独ツアーは通常春と秋に行われる。
傾向として秋ツアーは春ツアーの焼き直しになる事が多いのだが、昨年は道重さゆみ卒業スペシャルって事で、秋ツアーがかなり良かった。

結果、良かったんだけど去年の秋と比べたら、ちょっと劣るかなと思った。それでも12期メンバーが本格加入して、半年も経たないのにこれだけのステージをするんだから、やはり凄い。

とはいえ、ちょっと気になる事もあった。その辺りを後編として紹介しようと思う。

モーニング娘。関する最新ライブレポート

2000年頃からのハロプロファンですが、一時期遠ざかり2014年以降再び年に2回程度のペースでライブを見に行っています

最近行ったライブのレポート記事です。

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2001年頃からのモーニング娘。ファンです

2001年からモーヲタテキストサイトを運営していたので、当時の記事を徐々に移行しています。

最古の記事は2001年秋ツアーのライブレポートです。

チー
痛すぎるアイドルヲタクの歴史です……。

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2児の父親でありながらアイドルヲタクという、残念な大人ですが、記事を書き続けていることには、それなりの理由があるんです。
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