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アイドルとのチェキ・写メ撮影会必勝法。わーすたグループ撮影会レポート at 原宿

会場はHARAJUKU

ハジメマシテ。初めてアナザーディメンションに寄稿させていただく、モッシュといいます。

チーさんとの間柄は10年以上前からの友人で、彼は岡山、僕は東京に住んでいてなぜか名古屋の会場で会うというような間柄でした。

あ、アイドルヲタクです。ひどいものです。

偶然同い年だった僕たちはヲタクにしては相当運良く結婚ができ、偶然お互いに子どもも2人いて、そして再度生まれた共通の話題、それがわーすたでした。ゴミです。生ゴミです。本当にひどい。

2015年末にチーさんと久々にあった時、僕はすっかりわーすたにどハマりしていた最中でした。チーさんは

「モッシュさんが最近よく行ってる、わーすた?って?どうなん?(笑)」

と切り出してきました。SUPER☆GiRLSことスパガが好きだったチーさんは、あたかも「同じアイストだから気になって」的な空気を出し、

「さすがにわーすた?はヤバイやろ~^^ でも一回は見てみたい……かな?(笑)」

と言っていました。
そんな彼を見た僕は「アナザーディメンション始まったな。そして終わったな」と思いました。

その後のチーさんは皆さんもご存知の通り、目を見張るほどの『第3次性徴』を遂げ、我々の業界的に言うと「最も”ぉっょぃ”在宅わーしっぷ(わーすたのヲタクのことです)」となり、アイドルと接触をするためだけに遠征するなどという行為もしたりしています。

そんなチーさんから今回、なんとわーすたのグループ撮影券を頂くことになりました。

普通はありえないことです。何かの恩で返さなければいけないので、チーさんの代わりにレポートを書きたいと思います。

イベント自体のレポート、そしてこれまでの実体験からわーすたにおける特典会の注意点を書きたいと思います。

この記事の掲載内容は、2020年12月29日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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会場は原宿の「ベルエポック美容専門学校」

会場はHARAJUKU
会場はHARAJUKU

わーすたと言えば原宿です。

  • 原宿竹下通りをジャックしたり
  • JR原宿駅をわーすたのポスターだらけにしたり
  • それ以外にも原宿で女子限定イベントを開催したり

なにかと原宿……いやHARAJUKUをキーワードにしています。

しかし改めて見ても、本格稼働開始1年足らずでデビュー直後のアイドルがされる展開じゃないですよね……すごい。

で、今回(2016/5/28)のイベントも原宿で行われました。原宿で行うこと自体は珍しくはないんですが、今回はその場所が非常に特殊でして、ベルエポック美容専門学校という専門学校だったんですね。

しかも運悪く(本当に運が悪く)、わーすたのイベントがある同日同時間帯に学校のオープンキャンパスがあったのです

こういう状況です。

申し訳ありませんでした。
ただこちらのベルエポック美容専門学校では、ちょいちょいアイドルイベントが行われているようなので、先方も慣れているの(免疫がついている)かもしれないですね。

ここで朝から晩まで、イベントが行われました。

ブランド性を追いかける「わーすた」

わーすたのKAWAIIブランド
わーすたのKAWAIIブランド

今回はデビューアルバム「The World Standard」のリリースイベントの一環として、mu-moショップ購入者限定のイベントでした。

  • 個別握手会 → 2,700円【通常盤CD+スマプラ】(A)
  • 個別撮影会 → 8,100円【初回生産限定盤CD+DVD+Blu-ray Disc+スマプラ】(B)
  • グループ撮影会 → 10,800円(A)+(B)

つまりですよ、チーさんはこの10,800円で購入した権利を譲ってくれたわけです。普通はありえません。

チーさんは神、いわゆるゴッドなのです。

ちなみに、通常のアイドルのイベントと比較すると、今回のわーすたリリースイベントの単価は高いです。

インディーズ メジャー わーすたリリイベ
握手会 500円~1,000円 1,000円~1,500円 3,000円
個別撮影会(チェキ会) 500円~2,000円 1,000円~3,000円 8,100円
グループ撮影会(チェキ会) 同上 2,000円~5,000円 10,800円

この表は僕の皮膚感覚ですが、そんなに的外れではないと思います。

個人的な経験で言うと、インディーズの個別撮影会最安値はライムベリー(ラップアイドル)の800円、メジャーグループ撮影会最高値はLinQの5,000円でした。

さすがに5,000円だとほとんどお客さんはいませんでしたが。表を見てもらえれば、今回のわーすたの料金体系が少なくとも相場からはかなり外れてるということは明確ですよね。

通常CDをリリースしたら当然枚数を売りたいです。これは世界共通。
だからこそのリリースイベントで、CDが売れない時代だからこそ、この傾向が強いです。

AKB商法の是非の議論はとうの昔に通過していて、今では海外の有名アーティストが渋谷タワーレコードでサイン会などをやっていて心底ビビったこともありました。例えば以下のようなイベントです。

CDの売上げ枚数とランキングを追わない「わーすた」

CDの売上げなんか追わなくてもかわいい「わーすた」
CDの売上げなんか追わなくてもかわいい「わーすた」

で、今回のわーすたちゃん。

明らかにCDの売上枚数を稼ごうとしていないですよね。少なくとも数字を稼ぎに行ってはいない。
僕のツイッターのタイムラインでも

  • わーすた、高えなw
  • 高いから写真は撮れない…

という声を結構見ました。
これ、わーすたのブランドを売りに行ったのだと思いました。シロウトの意見ですけど。

わーすたが稼働し始めた2015年、アイドル界での大きなニュースは、ハロプロやAKB、スタダ(ももクロ系)を除くと、「わーすた」か「原宿駅前パーティーズ(※原宿駅前に専用劇場を設けているグループ)(※2 超楽しい)」の2つが抜きに出て話題でした。

もしこの勢いで枚数を稼ぎに行くなら、

  • メジャーデビューシングルを複数形態リリースし
  • 3ヶ月前から特典予約会という名のリリースイベント(リリイベ)を打ちまくり
  • 発売週のCDセールスにすべて乗せてドーンと1位!

やるのが普通です。
テンプレのような常套手段ですけど、わーすたならデビューと同時に1位は不可能じゃない気がしますし、現時点でどれくらいの基礎体力があるかも興味はあるっちゃありました。

でも、違う道を選んだんですよね。
わーすたがこれからどれだけ売れるのか、飛躍していくかは分かりません。

特にアイドル戦国時代はもはや通り過ぎ、次々とアイドルが出ては消え出ては消えがすっかり日常になった、アイドル江戸時代とも言えるようなただの日常の中では、どんなアイドルでも1年後に何が起きてもただの景色になってしまいます。

はっきり言ってメジャーデビューオリコン第1位も、ただの風景なんですよ。

そりゃ達成したらメンバーもファンも感情論としては嬉しいです。
おこがましくも、買い支えたという意識は少なからずでてくるでしょうから。でもその先に何があるかと言ったら、、、

よく分からないんですよね。

僕はアイドルファンなので、いわゆる一般層の人よりもオリコンウィークリーチャートを大事だなと思ってますが、それでもオリコンの先に何があるかはぼんやりとしていてよく見えません。

AKIBAカルチャーズ劇場を早々に後にした「わーすた」

どんどん先に進んでいくわーすた
どんどん先に進んでいくわーすた

2015年7月~8月までは毎週、10月~12月までは隔週でAKIBAカルチャーズ劇場という、300人級のアイドル専用劇場で公演を行っていました

そこはメジャーアイドルも定期公演を行っていますが、わーすたは半年で早々とカルチャーズを後にしました

まだインディーズでの稼働1年目ですし、収益性も考えたら、

  • あと半年くらいは劇場の枠を抑えて定期公演を打ち
  • チケット代と接触イベントを重ねる

なんてこともできたと思います。
ストリート生(スト生)時代にここで公演を行ったこともあるわーすたメンバーは、この会場に思い入れもあったでしょうし。

ですが、

  • 高価格帯の握手会/撮影会
  • 頻発する女性限定イベント
  • 竹下通りの展開
  • JR原宿駅のポスター攻勢
  • 海外進出

など、明らかに普通の売り方と違いますよね。それだけじゃなくお金の掛け方も。

先行投資をして、それをブランド力の構築に使ってると、そう思うんですね。

ファンとしてはそれが実って欲しいなあと思います。それ以上に、健やかに育ってもらいたい!(最高にキモいヤツ)

あ、撮影会レポでしたね。

実はわーすたでは珍しいグループ撮影会

「←オープンキャンパス わーすた→」 僕はもちろん右です
「←オープンキャンパス わーすた→」
僕はもちろん右です

ベルエポック美容専門学校第二校舎内の

「←オープンキャンパス わーすた→」

という指示に従い右に向かい階段を降りると、そこはいつもの光景。

ここ、絶対美容専門学校じゃないよね?
月曜9時半のAKIBAカルチャーズ劇場前だよね?

という様相。

「陸上生物:ヲタク」は現場近くに集まるという習性がありますので、受付時間まであと30分以上あり、そして世界的観光地であるHARAJUKUなのにもかかわらず、どこにも行かず階段に腰を掛けてその時を待ちます。僕も待ちます。

僕が参加したのは第6部でした。
今回は部ごとに衣装が変わるという、本当にヲタク心を攻めてくる特典会です。

というのも、ただでさえステージ衣装での撮影会はこれまで少なかったのに(グッズのTeeシャツが多い)、初期衣装から最新衣装までぜ~~んぶ撮れるんですよ!わーすた運営は本当に悪い人できる屋ですよ。

5・6部:デビュー・アルバム衣装

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7・8部:モノトーン衣装

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9・10部:制服衣装

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11・12部:ネコ耳1st衣装

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どうですか?
どうでしょう?
めっちゃかわいくないですか?

どれもかわいいんですけど、やっぱりジャケ写にも使われているデビュー・アルバム衣装と、ネコ耳1st衣装のクオリティが高いなって思いました。

今回譲っていただいたのは6部のデビュー・アルバム衣装だったので、

「へぇ、2児の父親なのに、”まほうしょうじょ”の衣装が好きなんだ……やば、きたないニャ!!!ミミズだ!!!」

と思いました。

ちなみに僕は2015年のAKIBAカルチャーズ劇場の新人公演を通いつめたので、思い入れの強いネコ耳1st衣装が好きなきたないミミズなんですが。

もう機会はないかも……。ただわーすた運営さんはヲタクの懐にスッ……と入り込むのが上手なので、お金なら積むのでお願いします!

撮影会はステージ上で行われ、呼ばれた一人ずつが呼ばれ、わちゃわちゃしてるメンバーの元に歩みを進めます。

ここがメッチャ緊張する瞬間とともに、最高に昂ぶる瞬間でもあります。撮影よりも、こっちが本番と言ってもいいくらいの良さです。

アイドル撮影会に参加する時知っておくべきたった1つの心得

会場はHARAJUKU
アイドルとの撮影会に無策でいくのは素人

握手会でも同じことがいえますが、撮影会では必ずポーズなどをいくつか決めていきましょう

撮影会で無策で行くと死にます。
理由はいくつかあります。

無策で行っても「その場でひらめくことはない」

まずひとつは無策で行って、その場で何かひらめくということは絶対にないからです。

1日で何十、何百枚も撮影するメンバーがナイスアイディアを出してくれるという都合のいいことも起こることもなく、ただのピースや、わーすたポーズになると思います

ピースやわーすたポーズが悪いわけではないのですが、せっかくの時間・お金・ドキドキを使ってるわけですから、最後まで全力の方が楽しめると思うんですね。

ちなみに僕はiPhone内に「チェキポーズ案」というメモ帳を作り、思いついた時にメモするようにしています

今では約50のアイディアがメモされていました。人に見られたら即死なせてください。

まあ遊びじゃないんでな。

撮影する時になって迷うと全体に迷惑をかける

ふたつ目の理由は、撮影する時になって迷われると、迷惑になるからです。

進行が遅れてイベントに影響が出るし、メンバーの負担にもなります。
わーすたのスタッフさんはやさしい方が本当に多いので、無理に流したり剥がしたりすることはあんまりないと思いますが、それに甘んじて迷った時間でがっついても何も面白くないと思うし、メンバーも楽しがってないかもしれません。

やめましょう。

撮影会レポート

大人になんてつまらないモノになるなよ?梨々華……
大人になんてつまらないモノになるなよ?梨々華……

僕の話をします。
僕は小玉梨々華さん推しで彼女も当然そのことを知ってるので、

「○○くん、どうする?」

と話しかけてくれます。

かわいくてここでまず一機減ります。
たまらないっす。

ここでメモ帳にある中の一つのネタから、

背の順に並んでもらって、学校の集会で言うところの「小さく前ならえ」

をお願いしました。

「背の順」といった瞬間にはーちんが「出、出〜〜〜……」と凹んだ顔をし、(慣れているであろう)先頭ポジションにスッと落ち着いたのがめちゃかわいかったです。

並び順は、坂元、廣川、小玉、三品、そして最後に松田美里ちゃん、そして僕がその後ろにつきました。

そんなに昔からは知らないのに、図々しくも「三品、成長したな〜」とか思いましたし、目の前にいた松田美里ちゃんが

「なんか、さっきから急に首がいたいけえ、なんでじゃろ?」

と振り返って話しかけた時、かわいすぎてさらに一機減って、人間性をすべて落としました。

しかも松田美里ちゃんは、長い髪をバッサリ切りボブっ子になりたてほやほやでしたからね。もはや凶器です。

そしてわーすたマネージャーのレオさん(撮影マジ上手いマン)が撮影してくれて、バイバイして終了です。

時間にして1分あるかないか・・・もはや楽しくてウキウキしすぎてそれもそのはず、最強の5人が目の前に実在してるんですから。

正確なタイムは測れないのですが、長いような短いような、きっとすごく短いけどずっと思い出に残る瞬間は終わりました。

終わりに

今回の1stアルバム「The World Standard」では、売上やチャートを追うのではなく、(恐らく)わーすたのブランド化のためにハイレートな握手会でした。

しかし、それ以降に行われたワンマンライブ「わ-2」ではいつも通りの相場、個別撮影3000円と落ち着いた価格に戻っています

どの程度ハマるのかは人によって差はあるし、良いも悪いもないと思いますが、貴重な一度きりの人生経験として、普通の人生じゃ絶対に交わることのないわーすたというこの世のミラクルと一緒にフレームの中に入れる、70億人の人類で選ばれた人間なのですから。

夏には、

  • アイドル横丁祭り
  • TOKYO IDOL FESTIVAL 2016(TIF)
  • サマソニ(!!)

などのフェス参加、そしてシンガポール(7月)と台湾(8月)の海外イベント参加。

2016年9月3日にはワンマンライブ「わ-3」、2016年9月28日 1stシングル発売、10月〜11月は全国凱旋ライブハウスツアーと、日本に限らず色んな所でわーすたに会うことができます。

わーすたが好きでもまだ見に行けていない/会えていない……そんな方は、2016年中にどこか一つに照準を合わせて見るのはどうでしょうか?

きっとすごく楽しく、幸せですよ。

撮影会に行くなら機材にもこだわりましょう

写メ会に行く場合は、手持ちのスマホでの撮影が現在の主流です。であれば、機材にもこだわりましょう。

わーすたのまとめページ

2016年3月から、100以上書いた記事を整理したページです。

今でも応援していますが、家庭の事情などもあり、わりと頻繁に足を運べた2018年頃までの出来事が中心となります

▼まとめページは以下の画像をタップしてね

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