2019年4月21日は24回目となる、岡山ブログカレッジ(通称:岡ブロ)を開催しました。
今回のテーマは、
環境の崩壊… その時あなたならどうする?
ということで、岡ブロ運営メンバーの「生川敏弘(なるかわとしひろ)さん」が講師を担当しました。
イオン岡山で自分のお店を持ち、充実した日々を送っていた生川さんですが、2018年9月でお店が閉店。
悩みに悩んだ結果、福岡に移住という選択をしますが、苦悩の過程や、福岡での出来事を紹介してくれました。
また、サプライズゲストとして生川さんの師匠「長江正勝さん」も登壇。
豪華な内容となりました。
また、2019年4月で2周年を迎えた岡ブロは、福岡に移住した生川さんが運営メンバーを卒業し、新運営メンバーとして「やぶなおさん」を迎えることを発表しました。
この記事では第24回岡ブロの様子・感想をレポートします。
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第24回岡山ブログカレッジの様子
今回の参加者は18名で、運営メンバー・講師を合わせると24名での開催でした。
内訳は以下のような感じです。
都道府県 | 人数 |
---|---|
岡山県 | 20名 |
広島県 | 1名 |
三重県 | 1名 |
福岡県 | 2名 |
環境の変化は誰にでも起こる
生川さんのターニングポイントは突然訪れました。
2018年9月末日でお店が閉店
もちろん、話はその数ヶ月前から決まっていましたが、彼は今後を考えて迷いに迷います。
実は僕も相談は受けたんですけど、悩んでましたね。
と言ったくらいです。
最終的には自分で決断し、福岡に移住する道を選択します。
前に進むために「攻める道」を選択
ちなみに僕は、「しばらく岡山でのんびりしてから決めたら」と言ってました。
環境の変化は誰にでも起こります。
- 会社が潰れた
- 家族が急死した
みたいなことは、時期は分からないですが、誰にでも起こりえる話です。
仕事でも、取引が突然停止された、売上げが急減したなんてことはありえますよね。
この時こそ、「自分を見つめ直すチャンス」とも思うので、ゆっくり過ごす時間も大事だと思ってます。
ただ、生川さんはそういう道を選択していません。では、なぜ短期間で立ち直ることができたのか?
「理解者」の存在が重要だったのだと思いました。
生川さんの師匠「長江正勝さん」登場
今回、生川さんに岡山イオンのお店というチャンスを与えた、生川さんの師匠ともいえる「長江正勝さん」が参加してくれました。
生川さんと同じく、福岡在住で会社経営をしている方ですが、普通来ませんよね。
それだけで、生川さんに対する期待と愛情を感じました。
講演の後半は長江さんパートでしたが、
イメージを悪くさせておいて、上げるという「ギャップ」
を利用した、イメージ戦略の話を冒頭にしてくれます。
以降、生川さんが福岡に移住してからのことを、彼の講演を振り返りながら「ネタ開かし」をしつつ、質問に答える形式で話をしてくれました。
詳しい内容は割愛しますが、この2人のやりとりをみて、
と思いました。
きっかけは「人」
岡ブロを開始した当初から、本質的に生川さんは「ブロガー」ではありません。
彼の魅力は、対人関係にあり、それはリアルに交流して初めて伝わると思うからです。
困った時に助けてくれる人がたくさんいる
ヒューマンスキル・ビジネススキルともいえますが、今の時代ある意味一番大事なものだと思うんです。
ネットを通じて簡単にコミュニケーションとれるようになったからこそ、「リアル」の重要度が上がっている
と僕は思っていて、これをもっとも上手く体現しているのが生川さん。
今回18名とたくさんの方が参加してくれましたが、これも証拠の1つでしょう。
そのことを心に刻んで、福岡で引き続き頑張ってくれたらなと思いました。
2年経った岡ブロ「コミュニティも年をとる」という現実と対策
2018年4月で、岡ブロは開始から2年経ちました。
最低でも1年は継続するという決意のもとに始めたので、2年続いたこと自体は驚くことじゃありません。
当初から岡ブロのコンセプトに掲げているのは、
です。2年間で450人の方が参加してくれました。
もちろん450人の居場所になったなんて思ってません。
ただ、なんらかの「価値」を感じてくれた人も、結構な数がいると思ってます。
居場所であり続けるためには、なくなってはならない
そう思ってはいるものの、より長く続けるために必要なことがあります。
それは「新陳代謝」です。
生川さんが運営メンバーから抜けることを、「卒業」と表現しましたが、これってアイドルによくある表現です。
僕、アイドルオタクなんで(笑)
アイドルの卒業の裏にある目的は、世代交代とグループの継続だと思ってます。もう、会社組織と同じなんですよ。
そう、アイドルや会社が年をとるのと同じく、コミュニティも年をとることを無視できません。
これからも続けて行くために必要なのは、この問題を考えないといけないわけで、やぶなおさんという20代のメンバーを迎えられたことは、大きな1歩だと思ってます。
- コミュニティ運営で儲けたい
- 僕の知名度を上げたい
なんてことは思ってません。
3年目の岡ブロは、僕がいなくなっても続けられるようにすることが、内部的な課題になるでしょうね。
終わりに
というわけで、岡ブロは3年目に入ります。
この間、ブログを取り巻く環境は大きく変わりました。
岡ブロを始めた2017年当時、
稼げるツールとしての「ブログ」
が注目されていました。
あれから2年経ち、まだ夢見ている人は多いですが、ほとんどの人は脱落しました。
みていて思うのは「稼ぐ」ことは強い目的になりますが、継続したり異なる魅力を発見する動機には繋がらないんですよね。
次回の岡ブロは、「ブログで稼ぐ」ことを夢見てブログを始めて、一定の成果を上げた若者のストーリーです。
新運営メンバーでもあるやぶなおさんは、世の中でよく聞く、月数百万稼ぐブロガーになったわけじゃなりません。
だからこそ、身近な話として聞けるのではないかと思います。
是非遊びに来てください。
【岡ブロ最新情報】
次回の岡ブロは2021年8月29日に「現役ライターが語る地域メディアの魅力とは」というテーマで、ライターのアサノ・ヨウスケさんをお招きして開催します。
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一度でも参加すれば、岡ブロFacebookグループで無料公開しているので、いつか遊びに来てください!
参加者のレポート記事
参加者のレポート記事を紹介します。